今年の初笑いは5日の浅草演芸ホールでと決めていたのですが、その日長女夫婦が新年の挨拶に来てくれるということで、予定を一日ずらして浅草で笑う門には福来たるの縁起ものをしました。
一月五日 長女夫妻来訪
長女夫妻と四人での食事は、ご贔屓の鰻屋へ。
背開き蒸し焼きの関東風うなぎでは、友人のおすすめだった伊豆榮と同じ、甘めのふわふわで、今まで訪れたことのある都内、神奈川、埼玉、千葉の鰻屋では、一番好きな店です。
長女と家内はうな重を、僕と義理の息子は大串うな重をいただきました。
ご馳走様でした、有難うございます。
家に戻ってからは和栗のモンブランを食べながら四方山話に花が咲きました。
珈琲担当はいうまでもなく僕で、女性陣にはデロンギのエスプレッソマシンで、カッフェラッテを、男性はブラジルをハンドドリップで淹れました。
一月六日 浅草へ
初笑いの候補は新宿末廣亭、上野鈴本、浅草演芸ホールでしたが、浅草寺への初詣も兼ねて浅草にしました。
年始の特別講演は14:30から21:00までの長丁場。
そこでお昼はガッチリ食べようと浅草今半の向かったのですが、あろうことかの内装工事で臨時休業> <
仕方ないので仲見世裏通りにある別館に向かうも、恐ろしいほどの長蛇の列。
ならばと、ハンバーグのモンブランへ向かうも、ここも今半に負けないぐらいの長蛇の列。
年頭の浅草ですから致し方なし。
ということで、背に腹は変えられないので比較的空いていた店で、僕は決して得意ではない鳥の唐揚げ定食を食べました。
お味は。。。物事には訳がある。空いているにはそれなりの理由がありますね。
初詣
六日といこともあり身動きもできない状態ではなかったですが、やはり多くの人たちが初詣に訪れていた浅草寺。
正月を自宅で過ごしながら氏神様以外に初詣は今回が初めてです。
明らかに年齢からくるものでしょう。
還暦を過ぎてからかな?それまでは恵比寿、代官山、青山、六本木辺りに出かけるのが好きでしたが、今は浅草近辺がとても落ち着きます。
新春初席顔見世興行
長丁場の顔見世興行午後の部は三部が林家正蔵、四部が柳家さん喬がとりです。
総勢40を超える出演者は圧巻でした。
落語芸術協会の会長が春風亭昇太なら、落語協会の会長が柳亭市馬。噺の上手さと声の良さは有名で、プロの歌手でもあるとか。
今回も短い時間の中で惹きつけられました。
ご存知林家三平の長男にして、祖父正蔵を襲名した噺家。過去に数回拝見していますが、今回はまた一枚も二枚も上手くなってましたね。
人生経験が噺に深みを持たせるのでしょう、本当いい噺家になったと思います。
TVでは何度か見たことがありますが、生で芸を見たのは今回が初めてです。落語を聞いてテレビに呼ばれるのも伊達じゃないことがよくわかりました。
軽快軽妙でテンポのいい落語は、とても面白かったです。
トリを務めるにはそれなりの実績、名声がないといけまんが、柳家さん喬の落語はお初でしたが、四部のトリにふさわしい、素晴らしい古典落語でした。
今年の年初めは去年の年末の計画がとてもスムーズにいったせいか、年明けもとても順調に予定通りの休みを過ごさせてもらっています。
年明けのテレビで令和5年一番運のいい人は五月生まれで、その次が六月生まれだと報じてました。
家内は五月生まれ、僕は六月生まれです。
大好きな浅草で初笑いをした卯年は、僕たち夫婦にとって最高の年になりそうです。