お墓参り Ⅰ

毎年恒例、ご先祖様のお墓参り奥の細道の旅を、家内と次女と三人で行ってきました。

もう何年前になるのでしょうか、かれこれ40年以上前になると思いますが、ルーツという言葉が流行しました。
それは自分の源流を知る、つまりゴーギャンの名言「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか」の、どこから来たのかを知ると同義です。

あまり深く考える必要はないと思いますが、せめて自分のご先祖様のことを少し深く知ることで、それに比例して自分自身への理解も深くなる気がします。



いつものように丑三つ時に北へ向かう

お墓参りドライブは毎年決まって、午前3時前に自宅を車で出発します。そしてひたすら北へ向かい約6時間でご先祖様のお墓に着きます。

僕はバイクでも車でも、長く運転していてもおおよそ疲労を感じません。途中トイレ休憩のためにパーキングエリアでエンジンを切りますが、それがなければ6時間ぶっ通しでハンドルを握っていても平気なタイプ。

今回もいつものように家内とjijottyは、程よい揺れの中で夢の中でした。



大好きな道を走りたくて

出発から約5時間、盛岡インターで降りました。その後は少し寄り道をして大好きな小岩井農場を経由して目的地に向かうことにしました。

真夏のそれとは違う色の空に、雄々しい姿を見せる岩手山
裾野から山頂まで見渡せる、その果てしない大地で目に飛び込んでくるのは小岩井農場の緑豊かな牧草地で、何度来てもここが日本であることを忘れそうになります。

写真は小岩井農場ブランドの工場と岩手山です。
まだまだ暑い日が続いていますが、北国岩手は気温を忘れさせる爽やかな風景が、体感温度を少し下げてくれる気がしました。

 

豊かな自然の中で眠るご先祖様

年に一度しか来ることがないお墓なので、毎回お墓の掃除にも力が入りますが、今回はより一層キッチリできた気がします。

綺麗になったお墓の前で般若心経をあげて、その後この一年間に起きたことをご報告して、それについて自分が思うことを話して、今後どうするかを伝えて、その考えが正しっかどうかを問うて。。。

でも、いつもご先祖様は真剣に自分で考えて、それが正しいと思うことをしなさいと、穏やかな表情で語ってくれてように感じます。

ご先祖様、どうぞ御霊の安らかんことを。
来年また来ます。



本当に久しぶり!の従兄弟

今はやりとりがだいぶ少なくなてきている年賀状ですが我が家では毎年出してます。
ところが、その年賀状。僕のイズムで毎年クールなデザイン、見方を変えるとあっけない空白だけが目立つものになっていて、一部友人知人から、らしいけど今はどうしてるの?という不満があるのも、それとなく知ってました。

そこで今年の年賀状には近況報代わりの俳句を、各々に書き記して投函したのです。
するとそれまで年賀状のやりとりだけだった数人の知人から連絡があり、その中の一人に父方の従兄弟がいて、お墓参りに来たら絶対に会いたい!との希望を今回実現しました。


父の兄の次女で僕より一歳歳上、そう家内と同い年の従兄弟は、親類の中でもとても明るくジョークも通じる、親しみやすい女性でした。

小学生の頃夏休みに父に連れられて遊びに行った時、近くの川に遊びに連れて行ってくれました。
虫取り網と虫籠と川遊び、冷水に冷やした胡瓜と西瓜、縁側と蚊取り線香と蚊帳。。。
絵に描いたような日本の原風景の中で、一緒に過ごした遠い日の夏は大切な思い出です。

予定が詰まっていたので、十数年ぶりの再会は大好きなラーメン店の三角そば(笑)
で、お昼ご飯のラーメンを一緒に食べながらとしました。
ラーメンを食べながらお互いの近況を話し合い、時々でる昔話に笑い声をあげ、とても素敵な嬉しい時間を過ごしました。


昨年と同じ萬国屋へ

東北なら日本の宿古窯、鬼怒川ならあさやホテル、伊豆なら銀水荘と、特に食事を主体に定宿を決める我が家に、東北で二件目の選択肢をくれた、あつみ温泉の萬国屋。
去年に引き続いて今年も泊まりはこの宿にしました。

 


今回の部屋は昨年と反対側の、温海川を見下ろせる十二畳の和室でした。

実は亡き母も山形ならば古窯か萬国屋がご贔屓でしたが、僕が特にここがお気に入りになた理由の一つに、あつみ温泉自体が、ひなびてなくこじんまりと纏まってるというのがあります。

鬼怒川でも伊豆でも有名どころの温泉には、残念がら廃業してしまったままの、廃墟に近い建物がいくつかあるのですが、ここはそれが皆無です。

萬国屋とたちばな屋という東西の横綱で、あつみ温泉に来るお客様を二分していて、他に宿はないと思えるほどの規模なので、それが現実となっているのかもしれません。


温海川沿いの歩道は、段差をつけた休憩場所があったりいい感じで、浴衣姿で川沿いに散歩を楽しんでいる人もいました。
水音も涼しげで心に沁み、豊かな緑は目に潤いを与えてくれました。


洗面室にトイレ、室内風呂は必要にして十分で、掃除も行き届いていました。
使わないですが備え付けの室内バスが、檜なのは嬉しくなりますね。

 

萬国屋は何かと気の利く痒いところに手が届くようなサービスが多いのですが、チェックインから当日の零時まで、いつでも楽しめるフリードリンクも他では見られないサービスの一つです。

早速浴衣に着替えて、ボンマックのコーヒーメーカーで淹れられる珈琲を楽しみました。

 


お風呂も、いいんです!

萬国屋は男女入れ替えの大浴場と、同じく入れ替えの露天風呂の二箇所で四風呂ありますが、これも掃除が行き届いておて、とてもすっきちしていて大好きです。

しかもこの四箇所のお風呂の全てに、サウナがついていて驚きです。

二十代からサウナ愛好者、今でいうところのサウナーだった僕。
一時の誰でもサウナブームが少し沈静化した感のあるこの頃、じっくりサウナを楽しませてもらいました。

萬国屋のサウナは、その全てにセルフロウリュがあり、アロマ水をかけて室温を上げることができました。
有難いことにサウナは貸切状態。そこで、人の多いサウナでは変な目で見られそうで自粛している「サウナ禅」を敢行^ ^

 

サウナ禅とは僕が勝手につけた名称ですが、100度前後のサウナ室の中で12分間の座禅を組むものです。
あの暑さの中で雑念を払い、何も考えずに呼吸だけに集中するのは結構大変のですが、その後の水風呂の爽快感が、いつもより大きい気がするのです。

心身共々「整った」ところで、お楽しみの晩御飯です。