GWは博物館、映画、寄席 Ⅰ

GWはどの観光地も千客万来状態なので、ゆっくり近場か自宅でが我が家のポリシーです。
そこで今年も遠出はせず博物館と映画と寄席を楽しむことにしました。


銀座でスパニッシュ

GW最初のお楽しみはスパニッシュのフルコース。
どうも僕は地中海に面していて緯度が同じぐらいの国の料理が好きみたいで、その極みはイタリアン。

ただ同様にスパニッシュにも強い関心があって、その代表格のパエリアは、スペイン本国で行われたパエリアの大会で、確か準優勝を勝ち取った店、すぺいん帝に出かけたこともありました。

今回も結構な名店を予約しました^ ^

 

店の名前はアロセリア ラ・パンサ銀座です。

この店はオーブン2年目でビブグルマンに選出され、2026年までの8年間連続で受賞し、202年からスペイン政府が認定する日本初のアロセリア&スペインレストランです。


期待値はレッドゾーン状態ですね☺️

 

飲み物は二人揃って完熟屋のジンジャーエールで、乾杯!
このジンジャエールは、甘味はほとんどなくジンジャーの刺激が際立っていて、とても好みでした。

 

はじめに供されたのは、イベリコ豚の生ハムと腸詰です。

イタリアンでもプロシュートはよく供されるのですが、ここで出されたそれは、熟成時期なのか豚の種類なのか、味の深みが一段強く感じました。

腸詰も種類はわかりませんが、今までに経験したことのないようなハーブを使ってるようで、少しクセのある複雑な味で美味しかったです。

 


スープは新玉ねぎのスープでしたがこれが絶品!

とてもクリーミーになった新玉ねぎ独特の甘味に、微かに感じる酸味がとてもよく、おかわりしたかったです(笑

これは自宅での再現必至ですが、僕のバーチャルレシピの材料では、新玉ねぎに生クリームと牛乳、それとコクのコンソメに、隠し味の酸味は、なぜかキュウリじゃないか?と感じた次第。

まずは是非自宅でトライしたいと思います。

 

魚料理は桜ぶりのタルタルで、エビの頭とアーモンドをローストしたものを粉砕したパウダーがかかっていました。

この魔法のパウダー!?が、なかなかいい仕事をしていて、魚料理を少しエスニックな感じにしてくれてました。

 

肉料理ですが、名前は忘れましたがカタルーニャ地方の料理のようでした。

イベリコ豚のロース肉を、ニンニク、パプリカ、ハーブなどでマリネしてから焼き上げたものが、茹でたキャベツと共に供されました。
これにも謎のパウダーがかかってます。

これも美味しかったですね。
マリネ液のがしっかり染みたイベリコ豚に、豚の食感はなく噛み心地は牛に近かったです。魚料理もそうですが、このイベリコ豚の料理も複雑な深みのある味でした。

 

9種類から選べるパエリアですが、追加料金を払って赤海老とイカ墨のパエリアを選びました。

ブログに記したことはないのですが、実は家内がかなりのパエリア作りの名手で、とても美味しいのです。彼女の作るそれは、鶏肉に魚介の入ったサフランの効いたものなので、ここでは自宅では難しいイカ墨と決めてました。

 

パエリア鍋で出来上がりを見せてもらってから二人分にシェアされたイカ墨のパエリアは本日のNo1で、今まで食べてきたどこのパエリアよりも美味しいもので、感動ものでした!

イカ墨のパスタでもそうですが、ベースにトマトを使ってるは間違いなく、これが最高の仕事をしてくれるのです。
何しろ全てを漆黒に変えるイカ墨なので具材の判定がかなり難しいのですが、ホタテやエビ、イカなどの魚介と、生のトマトも入っていたのは間違いありません。

トマトとイカ墨の濃厚な旨みがお米に染み込んで、少しウエッティーな表面としっかり噛みごたえのある旨味を吸った米の炊き加減が、さすがプロ!と唸らせました。

赤海老も頭がすんなり取れて、身だけを簡単に食べることができるのですが、自家製の酸味を抑えたニンニク入りのマヨネーズをつけて、パエリアと共に食べると濃厚なのにあっさりした旨みが口中に広がり、正に至福。

本当に美味しかったです。

 

デザートはカタルーニャのナッツとカスタードのケーキとコーヒー。

ケーキは甘過ぎずしっとりしていて、添えられた生クリームと、多分マーマレードの甘みで調整ができて美味しかったです。

このスパニッシュも再訪必至ですね。
家内は今度は違う種類のパエリアも食べてみたいと言ってましたが、僕はまたイカ墨がいいですね。

これだけ美味しいのだから、冒険もしてみたいけど、冒険することを躊躇させる美味しさのイカ墨のパエリアでした。

ご馳走様でした、本当に美味しかったです。有難うございます。



やっぱり銀ぶら

もう20年ぐらい前になるのかな?ユニクロが銀座に出店したのは。
今では無印にダイソーやオーケーストアも出店していて、銀座=必ずしも高級にあらずとなりましたが、やはり銀座に求めるのはワンランク上の雰囲気と風。

ただ、ヨーロッパの名だたるブランドショップの路面店は、ふらっと入るには敷居が高過ぎ。
ということで、そんな悩みを解決してくれるのが銀座松屋。

松屋は昔からファッションに強く、居並ぶ百貨店の中でも頭ひとつ抜けていました。

それと銀座シックスでしょう。
ここも新しさにおいては常にトライアルなことをしていて楽しです。

結果銀ぶらは、この二つの百貨店と銀座伊東屋がメインになっちゃいます。

 

有楽町にはセイコーマリオンクロックという大型のからくり時計があるのですが、今までそれが動いているのを一度も見たことがありませんでした。

今回たまたま仕掛けが動く時刻でここを通過。
毎日動きと音で人を惹きつけてきたこの時計は、今でも人々の足を止める素敵な時計のようです。


見応えありすぎ!!江戸東京博物館

銀ブラの後は、前から行きたかった江戸東京博物館へ。
相撲の聖地、両国国技館の隣という、正にその名を冠するに最適の場所にありました。

 

基本GW中は観光地、観光施設に出かけないなのですが、今回それを破ったら予想以上の混雑に驚かさせられました。

入場券の販売機前には幾つも折り返した人の列。。。
途中で諦めて帰る人もいましたが、GW中はどこに行っても同じでしょうと、順番を待ちました。

長蛇の列も比較的順調に流れて、思ったほどの待ち時間でもなく入場することが出来ました。

常設展と特別展があったのですが、その二つの券を購入しましたが、その入場券が浮世絵でお洒落!しかも、発券毎に絵柄が違うという凝りようです。



江戸時代にタイムスリップ 特別展 大江戸礼賛

初めに特別展を楽しみました、テーマは大江戸礼賛。

江戸は江戸元禄という独自文化に、当時としては世界有数の大都市だったという、そのお江戸を深掘りできそうでした。

 

江戸元禄の風俗を垣間見ることができる衣装、小箱、人形です。
呉服屋に生まれた僕にとって、その全てがどこか脳裏の隅に記憶としてあるような、どこか懐かしいいような感覚に陥りました。

 

この特別展はかなりの人気で展示物では人の渋滞でなかなか前に進みません。
浮世絵の展示コーナーでは特に渋滞していました。

相撲の番付の浮世絵は初めて見ました。

 

遊郭の吉原についても詳しい説明と多くの展示品がありました。
太夫や花魁と呼ばれた人々は、世相にも詳しく高い教養を身に付けていたそうです。

 

相撲や歌舞伎のモチーフは凄く江戸っぽいですね。

 

これは江戸時代の人気力士の柏戸です。
何代目だったかはわかりませんが、両親が柏戸の大ファンだったことを思い出しました。

 

これは写楽の描いた市川鰕蔵ですね。

 

最も有名な北斎の作品でしょうね、この二つは。

 

火事と喧嘩は江戸の華といわれるように火事の多かった江戸。
その消防を担った火消しの人々の表情が生き生きと描かれてます。

杉田玄白の解体新書と蘭学事始の現物は初めて見ました。

これは曲亭馬琴の南総里見八犬伝です。

 

平賀源内、曲亭馬琴に酒井抱一と、蘭学、芸術、文学に、それ以外にも多くの天才、奇才を輩出した江戸時代をじっくり深掘りできました。

 

2時間弱かけてじっくり見聞できた江戸時代。
この大江戸礼賛という特別展はとてもよかったです。


見どころ満載の常設展

常設展の会場は六階にありました。構造としては五階、六階の吹き抜けですが、凄く大きかったです。

どうも真ん中に大きく架けられた橋が日本橋で、その橋の左側が江戸で右側が東京の構成になっているようです。

日本橋を渡って白のカーテンの奥は展示場になっていて、立派な甲冑が出迎えてくれました。

これは江戸時代の町人の街並みのジオラマで、大きくそしてとても精巧でした。

江戸時代の創始者の徳川家康と、大名行列のメインの「乗物」です。
乗物は庶民の乗る籠と一線を画すものだったようです。

殿乗る籠ではなかったんですね^ ^;;

面白い資料を見つけました!
現在と江戸時代のいってみればサラリーマンの年間収支の比較です。

予想通り江戸時代は食品関連で46パーセントとエンゲル係数だけで半分近かったんですね。それに対して現代は住居費が約20パーセントで、江戸時代の店賃7.9パーセントの役3倍弱なんですね。

それと江戸時代は慶弔費が6.6パーセントで、義理堅い時代だったと推測されます。

江戸時代の庶民の生活を垣間見ることができました。
上から寺子屋、今でいう家具屋、最後が洗い針屋です。

呉服屋の息子としては洗い針屋に一番興味が沸きました。
僕がまだ中学生ぐらいまでは、洗い針の依頼があったような気がしますが、現代では職業としてあるのかな。。。

前から木版画の浮世絵はどうやってできるのか知りたかったのですが、よく理解できました。
それにしてもすごい技術、まさに職人技ですね。

江戸の本屋です。
扱い品目は錦絵が多いようでした。

 

寿司、天ぷら、蕎麦という和食の代表のような屋台です。

江戸時代の寿司は小腹を満たすようにシャリが大きかったと聞いてはいましたが、確かに大きかったです。
それと天ぷらは注文が入ってから揚げるのではなく、マクドナルと同じスタイルの出来合いだったんですね。

落語好きが一番関心があったのが蕎麦屋の屋台。
ここが時そばの舞台と思うと感慨一入です。ざるが置いてあったので、温かい蕎麦以外に冷たい蕎麦もあったのには少々驚きました。

魚河岸と祭りのジオラマと、実物大の山車です。
これも見応えがありました。

江戸の最後は華やかな歌舞伎の舞台でした。

江戸から東京へ。これは明治時代の珍しい東京の写真です。
当時の下町の浅草、両国、北千住界隈の写真と、同潤会アパートの写真です。


今は表参道ヒルズになっている同潤会表参道アパートも、実は関東大震災後に供給された住宅群の一つだったこと初めて知りました。

表参道や代官山にあった同潤会アパートを懐かしく思い出しました。

 

巨人の星にウルトラセブン、鉄人28号です!懐かしい!懐かしすぎる!


最初にはまったのはウルトラQで、それからウルトラマンになりどハマりし、初期の頃のウルトラセブンにも惹かれました。

多分ウルトラマンの頃、並行して鉄腕アトム、鉄人28号、エイトマン、ジャングル大帝レオにも魅せられたあと行き着いたのが巨人の星です。

当時は本気でエキスパンダーを繋げて、大リーグ養成ギブスを作ろうかと考えたほどです。

このコーナーで暫く動けなくなりました(笑

 

常設展の江戸を見終えてから東京にゾーンに来たばかりなのに、場内アナウンスが。

「本日は江戸東京博物館にご来場誠に有難うございました。
当館の閉館は19時30分となっております」

えっ?!と腕時計に目をやると、もう19時を過ぎてるじゃありませんか!
入館は16時前ですから既に3時間以上経過してたんですか!

全くその意識がありませんでした。
これでは常設の東京を見ることは不可能なので、後日のお楽しみとして退館することにしました。

それにしても凄い見応えのある博物館です。
常設展でも4時間ないと心ゆくまで楽しむことは出来ないでしょう。

必ずまた来ます、凄く楽しかったです。
有難うございました。


下町グルメの晩御飯

東京の下町には、意識低い系単純直球の上手いものが結構あります。
今回の亀戸餃子もその一つで、今回はその両国店で餃子をいただくことにしました。

開店している店はもちろん満席で、さらに先客が4組ほど店外で待っていましたが、20分ほど待って席に案内されました。

 

夫婦揃ってお勧めの餃子2皿小鉢スープ付きライスを注文しました。

名物の餃子はやや小ぶりで食べやすく、具も軽めで幾つでも食べれそうな軽く美味しいものでした。
下町らしい飾らない雰囲気の中、美味しく食べさせてもらいました。

美味しかったです、ご馳走様でした。
有難うございました。