GWは博物館、映画、寄席 Ⅱ

GW後半は映画と寄席を楽しみました。

映画はプラダを着た悪魔2で、寄席は柳家喬太郎が狙いです。
江戸東京博物館の大混雑が脳裏に焼き付いてますが、今回はそこまでじゃないことを祈りながらのお出かけです。


プラダを着た悪魔2

我が家のシアターの指定席は駅前のモールにある、11のスクリーンがあるTOHOシネマコンプレックスで、ここが本日の舞台。
前作から20年経た今を描く、「プラダを着た悪魔2」を楽しみました。

夫婦揃って二十代はファッションアパレル業界に身を置いていたので、その業界の内情を知っている分、一作目では頷くことが多かったのです。

 

主役のアンディとミランダ。
産声を上げた時からプラダを着て育ったようなミランダと、ジャーナリスト志望でファッションのファの字すら無関係だったアンディ。

この二人には共通点が皆無なのですが、仕事に関わる生き方を通じて、その中の人間模様が妙味だった一作目と同じで、二作目も結果「お洒落な表現の人間模様」

 

今回特筆したかったのは、影に日向に何を言われても忍の一文字でミランダを支えてきたスタンリーの人間味です。

一見、ファッション好きのお高い嫌味なオジさんで通っていたのに、人として「へ〜」と思える場面が。
人は思いには思いで返す、響くを感じましたね、よかったです。

そしてあまりに完璧なエンディングだった一作目とは演出は違いましたが、もしかして続編があるかも!と思わせる二作目のエンディングシーンもよかったです。

楽しかったです、どうも有難う。


今半浅草本店でお昼ご飯

GWの締めのお楽しみはやっぱり寄席。
ということで、この日のお昼は浅草今半でご飯をいただくことにしました。

 

今半のランチは11時半からなのですが、11時10分前にはもう長蛇の列で、しかもその大半が外国人です。
焦って並んだ僕たちの前は、ファッションも言葉もフランスの若いカップルでしたが、それ以外で飛び交う言葉はほとんど中国語。

台湾の方々も中国語でしょうから、国籍を知る術はありませんが、冷え込んでる日中関係から中国人観光客が激減と報道されてますが、事実でしょうか?と考えちゃいました。

 

一組づつ丁寧な案内で通された店内は、さすが老舗。六人掛けの大きなテーブルでも相席などありません。

どうぞゆったりと広くお使いくださいとの中居さんのお声かけに、流石今半!と唸っちゃいました。

 

注文は今半のランチと弁当メニューにしかない百年牛丼。

これがまた美味い!当たり前過ぎますが、肉の質が全然違っていて、牛丼というよりもすき焼き丼に近い、それはそれは美味しいものでした。

上品な味付けに、味の染み込んだ豆腐に食感の玉ねぎ。ご飯もことのほかたっぷりで、もう大満足でした。

これからは浅草での寄席のお昼は毎回ここがいい!と最愛の妻が言ってました(笑
とても美味しかったです、ご馳走様でした。
有難うございました。


聖地 浅草演芸ホール

僕たちにとっての聖地、浅草演芸ホールです。
このホールの夢のようなシステムが、昼夜の入れ替えなしという昭和ど真ん中の方式をいまだに頑なに堅持しているところ。

浅草という土地柄らしい、いい意味でのレトロなパラダイスメソッドにいつも喜んでえます。

で、今回の夜の部のトリが柳家喬太郎だった!はず。
しかし、む、む、む? 何故か三遊亭白鳥に。

特別興行と銘打っていつも以上の木戸線を取ってそれはないでしょう!
こっちは喬太郎を楽しみにしきたんだから。

桃月庵白酒

そうは思ったものの、このまま帰るわけにもいかず、まあ、いいか!と入場したら白酒の高座で、初っ端から面白い。

トリが変わる話は、いい加減な落語会では結構あることなのでしょうがないですが、初めから白酒とは嬉しい。

 

柳家さん喬

白酒の次は、なんと柳家喬太郎の師匠のさん喬じゃないですか。
ここでも名人芸を堪能させていただきました。

林家正蔵

政治の世界と違って世襲の少ない落語会にあって、有名な世襲噺家の林家正蔵。父は落語会のお笑い王、林家三平です。
ここのところ、なかなかいい感じに落語も落ち着いてきて、いい噺家になりましたね。

 

三遊亭歌武蔵

「只今の取り組みについて。。。」これが枕の元力士の歌武蔵もご贔屓の一人です。
落語もいいんですが、枕がかなり楽しい。今回も枕で笑わせてもらいました。

 

林家三平

林家正蔵の弟にして林家三平を襲名した二台目三平は、う〜ん、まだまだですね(笑
偉大な親を持つことの大変さはわかりますが、何しろ精進してください。

 

古今亭菊之丞

菊之丞も好きな噺家の一人なんですが、なかなかご縁がなく、今回はとても嬉しかったです。
菊之丞のやる女型の喋りは天下一品!是非独演会に行ってみたいものです。

林家彦いち

昼の部のトリが彦いちは納得。この噺家も面白い。
今回も枕のような創作落語かな?で大笑いさせてもらいました。

 

柳亭こみち

夜の部でのご贔屓はこみち。彼女は創作落語の申し子のようで、何しろ創作落語をやらせたら面白いのなんの。

ゴキブリが主役の今回の創作落語も、きれっきれでした、ハイ。

春風亭一之輔

もう笑点で座布団の枚数には関心なく、ひたすら司会の春風亭昇太をいじりまくるキャラが板についた一之輔。

ここも癖強めの名人の域に入った感がありますね。

 

柳亭市馬

夜の部の正真正銘の名人の市馬。
菊之丞が女型の名手なら、市馬はご隠居の極みで、この手の役の大家さんなどをやらせたら右に出るものはいません。

今回も名人芸を見せてもらいました。

喬太郎を見れなかったのは残念ですが、それでも今回もいつも通り、お腹の底から大笑いさせてもらいました。また少し寿命が伸びた気がします。

有難うございました。


晩御飯は町中華


寄席の夜の部のトリの喬太郎対策で、ちゃんとおにぎりを持っていったのですが、その必要がなくなったので浅草で晩御飯も食べることにしました。

「冥土の土産のレストランリスト」から選んだのは、亀有餃子に続いて町中華です。
天津丼が食べたくなったんです、ハイ^ ^

奇しくも家内も天津丼。エビチリも注文して久々の町中華を楽しみました。
多めの甘酢餡を纏った天津丼には、蟹はおろかカニカマも入っていなかったのは、下町のご愛嬌。

下町独特の飾らない直球な味と量で、店は満席で賑やかでした。
地元の常連に支えられた、浅草に愛された町中華屋さん、ご馳走様でした。
有難うございました。