三人での法事

今年も父の立ち日三月二十七日と、母の立ち日四月二十日の間の四月十二日に、法事を行いました。

 

 

例年は長女夫婦に次女と家内と僕の五人で行うのが常でしたが、今年は長女夫婦に待望の男の子が生まれました。
生後まだ二ヶ月で首が座っていないので、レイ君を連れての移動は無理。

そんな訳で長女夫婦はレイ君の首が座ってから、拝みに来るということで、今回は次女と家内と三人での法事となりました。

 

 

法事

毎朝行っている読経ですが、流石に法要でのそれとなると多少緊張します。

開経偈から始まり六つのお経をあげますが、いつもよりもゆっくり、しっかり読経をして、いつも以上に亡き父母に誠を尽くしました。

 

 

偲ぶ会

それまでずっと贔屓だった料亭がコロナで廃業後、その後を継いでくれてる料亭で偲ぶ会です。
ここは前の贔屓先のようなお座敷はありませんが、個室が数室用意されていて、何かと重宝しています。

 

 

ここはいつもご丁寧にお品書きを用意してくれていて、箸置きの下の添え紙にも季節感あふれる挿絵の入ったものを使ってくれます。

 

この心配りが大切なんです。オーナーの人となりが想像できる気がしますね。

 

 

座附と前菜です。

座附は小松菜と山海月の白和で、前菜はこの料亭の十八番で売りの一つの旬菜盛り合わせです。ホタルイカにフルーツトマトなど、バラエティに富んだものでした。

 

 

お造りは、鮪、鰤、鰆に鯛の四種盛りで、鮮度抜群でとても美味しかったです。
焼き物も鰆の桜葉焼という、なんとも春らしい一品で、桜の香りがとても良かったですね。

 

 

中皿は丸茄子の揚げ出しの和牛味噌そぼろ味噌掛けで、強肴は辛子蓮根と公魚の唐揚げです。

辛子蓮根の唐揚げはとても珍しく、初めて口にしましたが、これがなかなかの美味でした。

 

 

食事は新牛蒡の炊き込みご飯に香のものと留腕。
水菓子には抹茶と共にというのが、この料亭のスタイルです。

とても美味しかったです、ご馳走様でした。

 

我が家では毎年お墓参りと法事を欠かすことがありません。
家族が集い、ご先祖様を想い、そっと今に感謝し、じんわり今があるのはご先祖様あってのこととと思い、しみじみと感謝する。。。

 

座禅会に通っていた頃、和尚様の説法で教えられました。

「供養とは忘れないこと、誠を尽くすこと」

 

弔い上げは三十三回忌です。今回で母は二十九回忌、父は十九回忌です。母はあと四回で弔い上げになりますが、僕の目が黒いうちはずっと両親の法事は続けます。

 

 

 

 

 

お花見

春爛漫。

昨日は全国的に珍しい北海道から沖縄まで、雲ひとつない快晴になった日と天気予報が伝えていました。
そんな平日の一日に、お弁当を作って車でお花見に出かけました。

こんなことが出来るのも、定年退職した今だからこそですね^ ^

 

 

さくら さくら

一昨日の暴風雨で多くの桜が散ったかな?と思いましたが、心配したほどでもなくて良かったです。
平日にも関わらず、この公園の駐車場はかなり混雑していて驚きました。

 

 

青空に桜ってホント合いますね!古すぎるかもしれませんが、快晴のスカイブルーをバックに、薄いピンクの桜の花を見ると、どうにも三波春夫を思い出してしまう、昭和ど真ん中に生まれた高齢者です(笑)

それにしても、なんとも素敵な青空と桜です。

 

 

郊外のとても広い公園、しかも平日なので場所取りなど全く不要で、選び放題でした。
結構な樹齢の綺麗な桜の大木の下で、お花見ランチにしました。

 

 

お弁当は夫婦の分業です。おにぎりは家内が、おかずは僕が担当しました。

先月まで毎晩翌日の弁当を作っていた僕にとって、久々の弁当のおかず作りは、少し懐かしい気持ちになりましたね。

メニューは大好きなメンチカツとハムカツ。今でもほぼ毎日の食卓を飾ってるオクラの出汁漬けと、弁当に必須のミニトマト

あと昨日の晩御飯の残りのカボチャの煮付けと、枝豆の和物。それと家内が作った大学芋です。

時折桜の花びらが舞い散ってくるなかで食べるお弁当、とっても美味しかったです。

 

中目黒に住んでいた頃は、いうまでもなく目黒川の桜を楽しんでいました。
今のマンションに越してきてからは、上野の桜、去年は娘たちと四人で、皇居のお堀の桜を見に行きました。

そして今年は平日に家内と二人で、混み合うこともない広々とした公園で素敵なお花見です。

 

 

素敵な桜のアーチもありました。
リュウマチが再発した?と思われる家内にとっては、運動不足解消の意味もあっての広い公園の散策でしたが、さして疲れた感じもありませんでした。

やはり病は気からかな。
素敵な桜と、澄み切った青空。ゆったりとした公園で気持ちも開放されたのでしょう、リュウマチのことを忘れてる感じでした。

 

 

咲いた咲いた、チューリップの花

素敵な桜の次は素晴らしチューリップです。
車移動20分ほどで、この素晴らしいチューリップ畑に行けることを、事前にネットでチェックしてましたので、優雅なお花見ランチの後に、桜の公園をお散歩してから移動しました。

それにしても絶景ですね。

 

 

よく見てみるとチューリップ畑には、同色のパンジーが植えられていました。そうすることでチューリップの根本も、花と同じ色のパンジーで埋め尽くされて、密集感が増して見栄えがアップします。

素晴らしいアイデアですね!ちょっと感動しました。

 

 

チューリップ畑は隣接する丘の上の見晴らし台から、全景をみることができました。
上からの眺めは、下のそれからとはまた違い、スーラの点描画でも見てるような感覚があり、また楽しみ方が違って良かったですね。

今年の春は平日に、優雅な気持ちで、桜とチューリップのお花見をすることができました。
本当に有難いことです、今に感謝です。

 

 

 

 

 

定年退職

本日、2024年3月31日をもって15年年間の勤めも終わり、定年退職となりました。

長いようで短い15年でした。

この機会に、二十三年間の職歴を振り返りたいと思います。

 

 

社会人一年生 ファッションアパレル

生家が呉服商で、僕はその跡取りとして、幼い頃から育てられました。幼稚園児の頃から、商売人としての家訓を、意味もわからないまま復唱していたけことが思い出されます。
当時は何もわからなかったのですが、今の自分の価値観、生き方に、それが大きく影響していることも自覚してます。

そんな中、社会人一年として選んだのは、両親が熱望した糸へん業界に身をおいたことは間違いないのですが、日本の伝統美の和服ではなく、英国の歴史を継承する洋服でした。

会社は神谷町にあり、そこから毎日銀座、六本木、渋谷、新宿とメンズショップを回り、週に一度は首都高を飛ばして横浜にも出掛けてました。

ここでの入社時の説明での勤務時間は9時出勤の18時退勤だったのですが、その通りだったのは出勤時間だけ。
毎日が終電ギリギリまでの残業で、時には終電がなくなり車で自宅に帰ったり、千葉市の部長宅に車で行き泊めていただいたり、会社に泊まり込んだり。。。

人生で一番働いたのは、24歳の6月。
一ヶ月間タイムカードの退時刻が毎日翌日にずれていて、通算の残業時間が200時間を超えていました。ほぼ毎日会社に泊まり込んでいました。

今であればブラック企業どころじゃない、暗黒企業。

でも時は昭和、何でもありーなの昭和は、それもありのゆるい?!時代だったんです。

ただ僕はこの当時の経験に感謝してます。あの経験があったから、数時間程度の残業なんて残業の意識がない(笑)

 

「働く」ことは「はたを楽にすること」との幼い頃からの母の教えの意味に通じるものを感じました。自分が長時間汗水流した分、誰かが喜ぶ、はた(他)を楽に(たのしく)することが出来てると。

体が元気に動くうちは、まだまだ「はたを楽に」したいんですけどね。

 

 

 家業継承

多分当時としては比較的高齢出産で生を受けた僕。その分自分の成長に反比例して、両親、特に気丈だった母の発言に強さを感じなくなり、父母ともに体も小さくなったと感じた時、アパレルメーカーを退職して家業を継ぐことを決心しました。

そこからは宮使いではなく、一国一城の主人になりました。

 

 

自流対応でブティック開店

着物が日常着だった時代はとっくに過ぎ去り、冠婚葬祭のセレモニーや茶道華道をされている方の趣味の着物になっていた時代に、アパレルメーカー時代の経験と、パリにファッション遊学経験のある家内の経験を活かすべく、ブティックを開店させました。

時代にも合って、かなり繁盛しました。

 

 

時代を読んで外食産業に進出

低空飛行の呉服店、順調なブティック。結果プラマイで増加だった事業を、より拡大させるために新たなジャンルでの企業を求めました。

それが外食産業のサーティワンアイスクリームでした。

 

 

経験の集大成 ITで起業

 

 

家業を家内に任せて、ITで企業を決意し立ち上げたのが、西暦2000年。

Yahooの上場が話題になり、雨後の筍のように楽天市場やZOZOが産声を上げた時期でもあります。
このIT産業で10年間夢を追い続けました。

 

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50歳にして宮使いへ

そして50歳から15年間、社会人一年生の時と同じように宮使い、サラリーマンに戻りました。

ここでは事務、経営企画室、広報で電産化、つまりIT、いやICT、いま一番ホットな呼び方としてはDX、デジタルトランスフォーメーションということになるんでしょうが、ことデジタルに関して知識と認識の足りないトップとの交渉で腐心しました。

 

紆余曲折

呉服屋の跡取りとして生を受け、そのための商いの教えを幼い頃から教わり、経営学部を卒業し、アパレルメーカーに勤めて。。。
そこまでは多分、両親の描いた未来予想図をはみ出すことはなかったと思います。

 

しかし諸行無常 世の中は変わります、変わり続けます。
アパレルメーカー勤務から家業の呉服屋、そしてブティック、さらにサーティワン。満を持してITで企業。

その後社会人一年生当時と同じサラリーマンになり、今日定年退職しました。

 

 

正直仕事は、まだややりたいし、やれるの思いが強くあります。
しかしそこは神のみぞ知る。。。ご縁があれば希望が叶うでしょう。

当面明日からは無職になります。
ただそうなると、それはそれで多趣味な僕なので、やりたいことが一杯。

 

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幸せとは心模様の一つ。
これからも家内と二人、笑って幸せを感じる毎日にしたいです。

 

 

 

 

 

 

家電のニューカマー

家電製品は耐久消費財なので、そうそう簡単には買い替えません。
ただ家を新しくしたり引っ越したりの、生活空間の位置と環境の様変わりの際に、一斉に買い替えたり、買いそろえたりする傾向があります。

ですから使用年数もほぼ同じくなり、結果故障も同じ時期に出やすくなる傾向にありますよね。
これだと金銭的な負担が一挙に重なることがあり、ちょっと苦しい。だから、そろそろ買い替えの時期かな?と感じたら年次ごとに買い換えていくのが賢明といえます。

 

我が家では2018年にテレビを、2021年にエアコンを買い替えました。
そうなると今年は使用期間10年を優に超えている冷蔵庫か、入居14年目になり、同じ年数稼働し続けてきたガス給湯器が買い替え対象となります。

 

 

桐の米櫃でも不備

冷蔵庫、ガス給湯器の前に家電で対応すべき問題が生じてました。
お米は毎年知り合いが秋田こまちを送ってきてくれます。有難いことです。それを桐の米櫃に入れて、シンク下で保管していたのですが、残念なことに虫がつきます。

シンクしたという場所が悪いのかと思い、和室に移動しましたが、そこでも症状は改善されません。場所を変えたり、量を調整したりしても思うようにうまくいかず、困っていた時に見つけたのが、真空米櫃。

保管時にはスイッチ一つで真空状態になるようなのです。
これはいい!とすぐに手に入れました。

 

 

デザインもシンプルで好感が持てます。
1分強で空気を抜いて真空状態にしてくれとても便利です。これで虫ともおさらば。秋田こまちを土鍋で炊いて、美味しいご飯でいただけます。

 

 

暴走マシン?! ルンバ

ルンバを手に入れたのは、かれこれ10年以上前かな。。。

まず僕はハイテクに弱い^ ^;; 何か革新的なもの、特にオートマティックに作動するものに、一方なら魅力を感じてしまうのです。

そこで購入したのですが。。。今のルンバであれば進化して、そんなことはないと思いますが、まだ発展途上の黎明期?だった頃のルンバは、センサーがいまいち。

だから何かにぶつかっても簡単に回避しない、ぶつかった相手のウエイトが軽いとガブリ寄っていく。。。

また悪いことに我が家には、観葉植物にオブジェにと、床にディスプレーされてるものが多い。

この二つの悲劇が重なってルンバは、それ自体がオブジェ化していきました。

 

 

この踊りすぎルンバ状況がしばらく続き、掃除はもっぱらコード有のハンティタイプ。

いうまでもなくこの手の機種の問題点は、一定の距離になったら次なる電源供給先を求めて、コンセント移動をしないといけないこと。

このプチストレスにもそろそろ限界を感じていて、コードレスのクリーナー探しとなりました。

 

真っ先に浮かんだのはダイソンですが、口コミを見ていると有力候補になる要素が少ない。逆に俄然マキタの掃除機が高評判でした。
そこで実際に家電専門店で色々試してみると、シンプルながらそこがいい(逆に機械類はパソコンも含めシンプルなほうがいい)
それだけ構造が簡単、つまり故障となる箇所が少なく直しやすく、しかもウエイトも軽い。

 

そして決定打は充電時間の短さ。他が時間単位なのにマキタは分。なんと20分でフル充電できるのです!
こんな便利なものを今まで手にれてなかったことを、少し後悔しました。本当、掃除が楽(らく)に楽しくなりました^ ^

 

特に問題はなかったのですが。。。

現在使っているシャープの冷蔵庫が元気すぎます。
昨年はjijottyの冷蔵庫が故障し、季節が初夏だったので大惨事。同じ年の春には職場の先輩が冷蔵庫が壊れて、えらい目にあったと言ってました。

給湯器は冬以外なら大惨事にはなりにくいのですが、食材を保管する冷蔵庫はどの季節でも大惨事です。冷蔵庫の耐用年数を調べると10年がめどとのこと。となると、我が家のシャープ両開き冷蔵庫は、一般的に言われる耐用年数を6年も超えているので、いつサドンデスになってもおかしくありません。

そこで冷蔵庫を買い替えることにしました。

 

狭小の我が家のキッチンに置ける冷蔵庫の幅は60cm。ですからフレンチドアは無理で片開しか設置できません。

そこからは僕の真骨頂、徹底的に比較検討しました。

ネットサーフィンにYouTube、家電量販店に出向いて実機を触っての使い勝手調査に、販売員からの情報入手。

その結果、エアコン同じ三菱の製品に決めました。

 

 

 

グレイングレージュといういかにも高級そうな?色物もありましたが、我が家のキッチンの基本は白。

ということでもう一方のクリスタルピュアホワイトを選びました。


また、この機種には中段が冷凍室と野菜室の中から選ぶことが出来たのですが、冷凍室の方が4lほど広い。でも夫婦そろってかなりの野菜食いなので、そこは迷わず中段野菜室の方を選びました。

 

 

唯一困ったのが。。。マグネットの効かないガラス仕様の扉。
冷蔵庫の扉時代にマグネットを両面テープでつけて、マグネットボードなど、いろいろなものを設置させることも考えましたが、冷蔵庫の扉の裏側には、冷蔵庫を制御する基盤類がないとも言えない。

となると磁石がその基盤に障害ももたらす危険大です。

 

 

ここは思案に思案を重ね、熟考の末、今までとは視点を変えた解決方法を見出しました。
マグネットでつけてるものは、ロールキッチンペーパー、ウィークリーボード、マルチボード、カレンダー、敷台置き、珈琲豆ネームプレートなどなど。。。

これらを原則、システムキッチン側に大移動することにしました。
毎日のお弁当のおかずのメニューを書き込むウィークリーボドと、家内の忘備録のボードは透明のアクリルボードを見つけて、それをキチンの上棚の扉にセットして対応しました。

 

ラップケースはマグネット受けの設置で対応できたのですが、一番頭を悩ませたのがキッチンペーパーホルダーです。

大半がマグネットか棚下設置で、一部立て置きがありますが、棚下は実質無理で立て置きもスペースがありません。
選択肢はマグネットしかないのですが、マグネットは磁力の違いでかなり微妙なこを、今までの経験で知ってます。
しかも今度は引き出しに設置予定なので動きが大きい。マグネットではちょっと。。。

 

なので引き出しに引っ掛けるタイプが理想なのですがtowerにも、どこにも見つけられません。

しかし、念ずれば花開く!やっと見つけました!

 

 

新しい冷蔵庫。幅は一緒で高さが150mmぐらい高くなった程度ですが、驚くほど内容量が増えました。日本の家電メーカーのアイデアと技術力には驚きですね。

それと冷蔵庫のガラストップの冷蔵庫だと、マグネットが使えない分少々不便ですが、反面スッキリしていいですね。
イタリアンのプレゼンテSUGIと、今はなき代官山のラボエム。それとジノリカードは前の冷蔵庫から引き継ぎました。

 

 

PS

2021年にエアコンを買い替えました。それまでは、この家に越してきた時に設置した日立の白くまくんだったのですが、これが初めから暖房の効きがいまいちだったのです。

常にマックスの設定温度31度にしていても、家内は「さむ~い」.> <

しかも冬の時期だけは電気代が優に2万円を超えてて、何故?Why?状態でした。

ところが白くまくんから霧ヶ峰に変えたら。。。な、な、なんと暖房の設定温度23度でも温かく、冬場の電気代も半額以下です!

 

三菱がとにかく省エネに優れている話は聞いてましたが、実際に使ってみて電気代の請求書を見てみると驚かされます。しかも今は電気代金が値上げされてるご時世ですから、驚愕としか言いようがないです。

白物家電といえば松下、東芝、日立が御三家の、昭和ど真ん中世代の僕にとって、シャープはアイデア家電で、三菱といえば重工業のイメージ。。。
しかし実機では東芝のテレビの寿命が一番短く、日立のエアコンは性能自体に問題あり?そしてアイデア家電のシャープの冷蔵庫が16年を経過してもバリバリ動き、三菱のエアコンは設定温度を7度も下げても、それまで以上に温かく、しかも電気代が半額以下。

時代変われば企業も変わる、技術も変わる、売り物も変わる、ですね。

 

 

 

 

 

夕日と富士山と落語と Ⅱ

3月14日ホワイトデー、本日も快晴なり。

実は我が家はルーバルからも富士山を拝むことができますが、伊豆から見るそれは迫力が違いますね。


今日は堂ヶ島から沼津に向かいますので、富士山に向かっていきます。この天気ならば素敵な雄大な富士山が拝めそうですね。

 

 

ビュッフェスタイルの朝食

夫婦揃って朝風呂を楽しんでから朝食会場に向かいました。
会場にはたくさんの人と中国語が飛び交っていました。インバウンドなんですね。声は大きいものの、よく言われるような割り込むとかの行動はなかったのでよかったです。

稲取銀水荘は夕食も朝食も有名ですが、ニュー銀水の朝食はなかなかでした。

特に美味しかったのは卵焼きで、これがなかなかのものでした。だし巻きではなく出汁のきいた甘めの卵焼きを、その場で焼いていました。

それとその場で焼いていた鮭と鯖ですが、特に鮭の焼き加減が最高で、小ぶりのものを四切れも頂いちゃいました^ ^

 

最後は西伊豆の郷土料理のまご茶漬け。これは数種の魚の切り身の漬けをごはんにのせて摺り下ろし生姜、三つ葉をトッピングして出汁をかけるお茶漬けですが、これが美味い!鯛茶漬けの鯛じゃない魚バージョンって感じです。

稲取ではないメニューだったので、ここニュー銀水の売りなのかもしれません。

 

中国からの団体さんもひけて窓辺の席が空いたので、途中から移動させてもらいました。

やはり目の前の海を見ながらの食事、コーヒーは格別ですね。景色も味のひとつの意味がわかる気がします。

 

 

客数の多い近代的な和風ホテル、吹き抜けにシースルーエレベーター、最大級の開放感と抜群の景観のフロントとロビー、館内を流れる川と滝、吊るし雛などの季節のディスプレイ。。。

ニュー銀水は、バッチリ僕の好きなタイプの、近代的な和風旅館でした。

 

 

広々とした玄関前で記念写真を撮ってもらいました。そしていつまでもいつまでも車に向かって手を振ってくれてました。

 

とてもお世話になりました、有難うございました。
また来ますね!

 

 

青空に富士山 前途洋々

堂ヶ島から沼津に向かう車中からの富士山です。
青い空を背景に、前には西伊豆の穏やかな海が広がり、そこにまるで絵にでも書いたようなシンメトリーの富士山が雄々しくもまた静かに佇んでいるように感じます。

この晴れやかな清々しい光景を見ると、自分も日本も前途洋々な気がして来ますね。

 

 

数年ぶりの沼津港

コロナ前の伊豆旅行では、帰路にほとんど寄り道していた沼津港。
アフターコロナで来たのは今回が初めてなので、かれこれ五年ぶり?ぐらいでしょうか。

平日にも関わらず沼津港は駐車場に少々困るぐらいの盛況でした。
とはいえシャッターが閉まったまま閉店した店舗も結構目につき、コロナの影響を痛感しましたね。
お気に入りだった寿司屋の高嶋も、コロナが始まって早々に閉店しましたし。

 

 

でも、ここは残ってましたし沼津に来る目的がこの店なのです。
ここカネキン商店の干物が大好きなんです、家族揃って。

あまりに久しぶりなので、もう忘れられてるだろうなと思いつつも、少し話してみたらマスク姿にも関わらず覚えていてくれました。あろうことかの前回来た際の宿泊先の旅館名まで覚えていたのです!感動しましたね。

家内の兄や友人にクール宅急便でおいしい干物を送ってあげ、自宅分とお隣さんにもお土産として手に入れて、店を後にしました。


どうも有難う。また来ますからね!

 

 

エ〜!!そ、そんな。。。

お昼ご飯は熱海の麦とろ童子と決めていました。ここが大好きな家内への、それが僕のホワイトデーのお返しです^ ^
ここのイクラは日本一!なんです。

 

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ラストオーダーが14時なのを確認していて、多分食べ過ぎのニュー銀水での朝ごはんと、麦とろ童子のお昼の混雑回避で、13時半に入店の予定を立ててました。

ところが、ところが、その時刻に店の前に着くと十五人ぐらいの長蛇の列が!!!
な、な、なに〜〜!!!何度も麦とろ童子に来てますが、こんな光景見たことな〜い!

 

で、思い出しました。ほぼ同じ時期に数時間待ちといわれた宇都宮での餃子を。

 

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3月は大学生の春休み。この時期大学生が大活躍するのです。
今回麦とろ童子に列をなしていた人たちの大半も、20歳前後の若い人たちでした。今は「映える」インスタで、美味しいもの美味しそうなものが、すぐに拡散される時代です。

そこでチェックしていたターゲットの店に、春休みを利用しての大移動だったのでしょう。残念無念。。。麦とろ童子は諦めました。

 

 

しかし切り替えが早いのがラテン系の真骨頂^ ^
すぐに、熱海の隣町真鶴にある、これも我が家の定番の店、うに清に車を走らせました。電話で空席の確認をしなくても、麦とろ童子からは車で15分ぐらいのところです。

結構ラテン系の運転をして行ってみると、店舗前の専用駐車場が空になってるのを確認して、またまた嫌な予感。。。
そして見事に的中からの「定休日」> <

 

 

折角真鶴半島の先の方まで来たし、この透き通るような青空と海。
ちょっと海と空の輝きでも楽しもうよと、自動販売機でドリンクを手に入れて絶景の中に身を委ねていました。

 

 

怪我の功名?! いい店みーつけた!

実はうに清に向かうに中、万一に備え、いい感じの店はないか意識しながらラテン系の運転をしていました。

そこで見かけた気になる店に行ってみることにしました。
店の名は魚座(さかなざ)と読むようです。真鶴漁協の経営なのかな?2階が食事のできるスペースで、1階は卸市場のようでした。

 

 

売りはお刺身のようでしたが、昨日のお昼がマグロ丼、夕ご飯で五種のお造りに食べ放題の鮪の握り寿司。朝はまご茶漬けと少々刺身に食傷気味。

うに清が営業していても、焼き魚か煮魚を頼む予定でした。この魚座でそれにあたるのは鯖のみりん干物定食でしたので、それをお願いしました。

 

 

リサーチして見つけた店でもないので、大して期待していなかったのですが、これがいい意味で期待を大きく裏切ってくれました!

食べやすいように鯖を裏返して、身に箸を入れた段階で、じわっと脂が滲んできたのです。一口食べてみると鯖のあっさりながらも新鮮で濃い鯖の脂が口の中に広がり、とっても美味い!!

強過ぎないみりんの味もよく、どんどん食が進み、僕も家内も、まるで漫画で猫が魚を食べた時のように、とっても綺麗に鯖を頂きました。

今まで外で食べた干物の中で、今回の鯖のみりん干しが一番美味しかったですね。
ここはわざわざ来る価値があります。

有難うございました、ご馳走様でした。

 

 

海老名SA下りにも立ち寄り

横浜に向かう途中、人生二度目の海老名下りサービスエリアに立ち寄りました。
上りの海老名SAは定番なので、もう勝手知ったるですが、下りはどんな店があるのかもよくわかりません。

回っていたら小田原かまぼこの八兵衛という店を見つけ、そこでまる天もどきのステックハンペンを見つけました。
僕は飽きもせず、またまた吉匠の鯵の唐揚げを、すでに手に入れていたので、家内がチーズかまぼこを買いました。

まる天と違い玉状になっていたチーズ蒲鉾を一玉もらいましたが、チーズ感は強くおいしいことは美味しいのですが、蒲鉾としての総合力や味は、やはりまる天、ですね。

 

 

みなとみらいランドマークタワー

今日の最後のイベントが神奈川県音楽堂で行われる落語です。
会場まで時間があったので、みなとみらいのランドマークタワーでウインドショッピングを楽しみました。

 

 

ウインドショッピングといえば、家内は洋服専門で飽きない。僕はインテリと雑感の店を回遊。
しかし一番長く滞在していたのはH&Mのベビー&チャイルド売り場。

孫が生まれるとこうも変わっちゃうんですね(笑)

 

柳家喬太郎桂宮治の最強?!ヤンチャコンビ

このヤンチャコンビのチケットは年明け早々に手配してました。


立川志の輔の毎年恒例、渋谷パルコ劇場での新年落語が、ユーミンのライブ以上に予約が難しく取ることができないので、この二人だけは早めに抑えたいとの思いでした。

 

 

会場は結構な広さでしたね。
やはりこの二人だと、これぐらいの規模の会場を埋めるんだろうと、ワクワクしていたのですが、開演間近でも一向に埋まらない。

まあ、一部空席を除いてほぼ満席ということで手打ちです、ハイ(笑)

 

 

前座は三遊亭東村山という、なかなかエッジ聞いた芸名の前座でした。
稽古を続けて今日の真打二人のような、人気の噺家を目指してください。

 

 

今年で笑点三年目ですかね、桂宮治は。
笑点で一番捻りのきいた回答をするのは宮治だと思います。そんな彼なのでぜひ一度落語を聞いてみたいと思ってました。

古典落語を二つやりましたが、一つは義太夫好きの大家が主役の「寝床」
この古典に一部創作解釈を交え、体を張っての大立ち回りは、どこか志の輔にも通じるような笑いを感じ、流石と思いました。

もう一つは「勘定板」
短めの中にも、その表現には吸い込まれました。

機会があれば、是非また楽しみたいと思わせてくれた、桂宮治でした。

 

 

横浜の落語好きの方々は上品なのか、浅草演芸ホールとは空気、雰囲気が違い柳家喬太郎への「いよっ!待ってました!」の掛け声をためらってしまいました。


でも喬太郎部しは健在でした。というか、変える気がないというか、それしかできないというか。まあ、スロースターとからのいつも通りの、お約束のプチ脱線からの、脱線が本線に変わる大胆さは、横浜でも健在でした。

最初の古典は、ちょっと雰囲気に合ってない感じがしましたが、トリでやった3月14日の討ち入りにあやかった、喬太郎の新解釈による創作忠臣蔵は、その大胆すぎる解釈と表現に、抱腹絶倒。

 

笑い過ぎて涙が出ました。


区切り

役職定年が五年前。嘱託定年が今年。
人生には仕事だけに限らず、必ず節があります。

節を重ねるということは、重ねた数の分だけの大きな経験があったということ。
このブログだけで考えただけでも、仕事以外で家内のリュウマチ発病と寛解と再発。自分の膀胱癌発病と寛解。初孫の誕生。。。

 

節は一つの区切りですが、節は他に比べてそこが強くなります。

お釈迦さまは、人は生まれながらにして寿命という名の余生を生きるといってますが、それで考えると、多くの節を重ねながら六十五年もの余生を歩ませていだだいたと感慨深くなります。

 

知恩感恩報恩
積善の家に余慶あり
損得よりも先に善悪を考える
売りてよし買いてよし世間よしの三方よし

父母から、諸先輩から、書籍から、体験から多くのことを教えていただき、今に至ります。
これからも寿命という名の余生を、感謝の心を忘れずに過ごしていきたいですね。

 

 

 

 

 

夕日と富士山と落語と Ⅰ

今から5年前、役職定年になった時に、家内と娘たちから「お疲れ様でした」のメッセージが入ったクリスタルのオブジェクトをプレゼントしてもらいました。

そして誕生日も兼ねて慰労旅行にも行きました。

あれから早5年。とりあえずこの三月で嘱託としての勤務も終わるのを記念して、家内が慰労の旅行をプレゼントしてくれました。

行き先は夫婦で大好きな伊豆。今回はなかなかいく機会の少ない西伊豆で、東伊豆の我が家の定宿、稲取温泉の銀水荘の姉妹旅館、堂ヶ島温泉のニュー銀水が今回の宿です。

グッと春めいた好天の3月13日早朝、自宅を後にしました。

 

 

我が家の立ち寄り定番 海老名SA

首都高を抜けて東名高速に入り立ち寄る場所はずっと一緒、海老名SAです。

それはひとえに鯵の唐揚げを楽しむため。

 

これが好きすぎて、調子がいいと?!一度に三尾ぐらい食べそうになっちゃいます。今回は三島で美味しいランチの予定があったので、一尾で我慢しました。

限定味でバター醤油があったのでそれを頼みましたが、やっぱりペペロンチーノか塩味が一番かな?

でも美味しかったですよ、ご馳走様でした。

 

 

海老名SAには鯵の唐揚げ以上に有名なものがあり、それがメロンパンです。

なんと販売数で世界一の称号をギネスから頂いた、まさに名物中の名物ですね。ただ、残念ながら我が家では一度も口にしたことがないのです。

やはり多くの人から支持されものには訳があるはずです。パンはあまり。。。という我が家ですが、初めて名物メロンパンを購入してみました。

ランチを美味しく食べるために、食べるタイミングは宿の夜食でとしました。

 

 

横浜には多くのラーメンの名店がありますが、お土産ラーメンで僕の知ってる三人が揃い踏みでした。

まずは今から三十年以上前かな?ラーメンブームの頃その名を轟かせた佐野実さんの「支那そばや」

そしてキャラ強めの店主のとんこつラーメンの「なんつッ亭」

最後は常に大行列、元祖家系ラーメンの「吉村家

 

この三つが仲良く並んでいたので記念でパシャ!

 

 

三島で鮪

何度も来ている伊豆ですが、あまりご縁がなかったのが三島。
三島といえば鰻の桜屋が有名ですが、一度伺ったのですが待ちの長蛇の列をみて断念。


観光名所の三嶋大社にも行ったことがなく、唯一三島スカイウオークだけです。

 

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ここ道の駅なのかな?三島にある伊豆村の駅は。
ここに今日のランチを楽しむ店があるのです。

 

 

店の名前は「まぐろ道場」

ここで一番人気の、まぐろ食べ比べ「トロとろとろ丼」をお願いしました。見てみると、本鮪、メバチ、ビンチョウの各々のマグロのトロが乗っているようです。

おすすめの食べ方は、はじめに普通に山葵醬油、半分ぐらい食べ進んだらゴマだれ、最後に鮪出汁をかけて、鯛茶漬けのようにして食べるでした。

 

流石まぐろ漁獲量日本一の静岡県のだけあって、鮪の味が濃い!ゴマだれは好みの分けれるところですが(僕は苦手でした)、最後の鮪出しでの鮪茶漬け?は、また違った美味しさでとても良かったです。

 

ご馳走様でした、有難うございました。

 

 

この村の駅は、海の幸の販売に地場の野菜、果物などたくさんの食材を扱っていて、平日にも関わらず地元の人達で賑わっていました。

いいですね、こういった道の駅。

 

 

川奈ステンドグラス美術館へ

時期が過ぎていたので無理だろうなと思いながら、とりあえず河津役場に電話を入れました。

「今、河津の桜は葉桜ですか?」

「ええ、緑です」

 

ですよね、河津の桜は無理。ということで、初めて訪れたのが川名ステンドグラス美術館です。

 

 

駐車場で迎えてくれたのはベントレーのオープンカー。

ベントレーのオープンカーは初めて見ました。多分ウエディングで使うのでしょう(ここでは結婚式もできるようです)

建物の外観もとても素敵で、よくみるとレンガと自然の石のハイブリットの外壁で、すごく素敵。

まさにここだけイタリア状態でした。

 

 

エントランスもいい感じですね、素敵です。

 

 

入館料を払って中に入る際に、もうすぐ教会でパイプオルガンの演奏会があることを教えていただき、まずはエレベーターで3階の教会に行きました。


 

 

当たり前のことながら、教会の中には宗教画やステンドグラスが配され、荘厳な宗教観が表現される、どこか凛とした空気が漂っていました。

 

 

パイプオルガン演奏会 トッカータとフーガ

パイプオルガンでの演奏は四曲でしたが、最後の「彼方の光」以外は聞いたことがある曲でした。

特にトッカータとフーガは、学生時代に所属していた吹奏楽部で、何度か吹奏楽での演奏を聴いていましたので感慨深いものがありました。

パイプオルガンは鍵盤はありますが、その音はパイプを通る空気で生じるので管楽器です。この独特の音は、雅楽の楽器にも通じる者もがあり、天界とつながるイメージがあります。

 

僕がリスペクトするユーミンの翳りゆく部屋のイントロも、パイプオルガンで始まるんですよね。

 

 

パイプオルガン演奏会の後、館内のステンドグラスを鑑賞しました。

勝手にステンドグラスは宗教的で荘厳なものだけがモチーフと思っていましたが、そうでもないものもあることに少し驚きました。

 

 

アンティークオルゴール演奏会

パイプオルガンの演奏機の後に用意されていたのが、アンティークオルゴールの演奏会でした。これには少々驚きました、このディスクオルゴールというものを初めて見ました。

左右に多少大きさの違う二つのディスクオルゴールが置かれていましたが、共に100年前のドイツ製とのこと。ちなみに動力はゼンマイ式で、しかもコインを入れてスタートする、今で言えばジュークボックス。それにも驚きました。

オルゴールの音のイメージはメルヘンチックなものでしたが、このディスクオルゴール、特に右に置かれた少し大きなものは、中に鉄琴が置かれていて、それも伴奏されたこともあり、メルヘンを超えた独特の暖かくもまた少しダイナミズムすら感じました。

 

とても素敵な経験をさせていただきました、有難うございました。

 

 

ここのカフェが海に面していて、とても素敵。ここでティータイムにすることにしました。ところが人気の海に面してる席は満席 > <

 

致し方ないので諦めたのですが、これが幸いしました。

 

 

初めての宿 ニュー銀水

ステンドグラス美術館のある川奈は東伊豆、本日のお宿堂ヶ島のニュー銀水は西伊豆。この間結構な距離があるのです。そのことは知ってましたが、ステンドグラス美術館が素敵過ぎて、ちょっと長居をし過ぎたのです。

 

あそこでもし、海を眺めながらティータイムなんて洒落込んでいたら、ホテルに着いて何もできないまま、即夕ご飯タイムだったかもしれません。

ついてます、ラッキー!

 

 

僕たちの伊豆定宿は東伊豆の稲取温泉にある稲取銀水荘です。
理由は「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」で、常に10位以内に選ばれてるからです。

2024年でも総合6位、おもてなしと料理で5位です

 

その姉妹旅館なので一度は行ってみたいと思っていました。

 

 

全室オーシャンビューの部屋は12畳の和室に、広縁とバルコニーのついた落ち着いた感じで好感がもてました。

少し驚いたのはテレビの大きさ。55インチ以上じゃないかな。これほど大きなテレビを設置した宿の記憶がないですね。

 

 

洗面所、部屋風呂、トイレも古さも感じず、清掃も行き届いていました。

 

日本一の夕日の堂ヶ島

日本の夕日百選にも選ばれた堂ヶ島の夕日。ニュー銀水では「日本一の夕陽宣言」をしているようです。
この日の日没は17:50分頃で丁度食事中。

この夕日は17:20分頃の部屋からのものですが、十分に素敵ですね。

 

 

お楽しみの夕飯

食事部門で全国5位の稲取銀水荘の姉妹旅館。いやでも期待が高まります。

稲取よりもカジュアルなので予想の範囲内でしたが、先付け八寸以外に、お造りもすでに配膳済みでしたね。

 

熱いものは熱いうちに、冷たいものは冷たいうちにの稲取のようにはいきませんね。

 

 

稲取と同じで、金目鯛の煮付けが配されていました。

 

ビーフシチューも稲取と同じです。

ただ。。。金目鯛の煮付けもビーフシチューも稲取のそれよりもミニサイズですね。

 

ビーフシチューはほぼ稲取と同じ味でしたが、金目鯛の煮付けは。。。もう一つ、いや二つかな?(笑)

 

ちっと驚いたのは鮑の踊り。この鮑が結構大きいのです。

そして焼き上がりの頃合いを見てウエイターが捌いてくれました。若干レアな焼き加減で、とても柔らかい鮑を楽しむことができました。

 

身も肝も美味しかったですよ。

 

 

特別企画の蟹の食べ放題!えっ!鮪の握りも?!

今回の特別企画が蟹の食べ放題。
あさやホテルようなズワイガニではなく、ベニズワイガニなのが残念なのですが、それでも美味しくカニを楽しました。

 

鮪の握り寿司も食べ放題ですとアナウンスがあったのですが、???この鮪祭りは来月からの企画なはず。
なんとも大盤振る舞いのサービスに、鮪の握りもいただきました。

 

夕ご飯の会場から撮った、「日本一の夕陽」です。

天気のも恵まれたこともあり、確かに日本一を公言してもいいほどの、素晴らしい夕焼け日没でした。

 

デザートは桜プリン。これが桜の香りが広がる、とても美味しいものでした。


食後のコーヒーはロビーのフリードリンクでいただきました。コーヒーメーカーはボンマック製でした。確か熱海温泉の萬国屋も同じだった気がします。
ボンマックはホテル、旅館でシェアを伸ばしているのかもしれませんね。

 

ひな祭りで彩られた館内

食後のコーヒーを楽しんだ後、館内ツアーをしました。

3月ということもあり、吹き抜けのシースルーエレベーターからは吊るし雛が、フロントロビーのショーウインドーのディスプレーも吊るし雛でした。

 

館内のオブジェや花、季節の飾り付けに細やかな気配りを感じます。

 

 

夜の露天風呂でオリオン座を臨む

夕食前に入った大浴場は、眼科に海を臨む素晴らしいロケーションでした。透明無臭の温泉は、温度が最適で長湯必至のいい温泉でした。

 

夕食後、寝る前の一風呂でサウナで「整えた」あと、夜空の露天風呂に行きました。

遠くの潮騒を聞きながら見上げた空に、オリオン座を見つけました。

露天風呂に入りながら星座を確認できたのは、初めてのことのような気がします。

オリオン座の星言葉は「信念を持ち我が道をゆく」
今の、いや今までの自分の生き方を代弁したような星言葉に、思うことが一つ深まった気がします。

 

 

 

 

 

初孫との幸せな日々 

出産で里帰りしていたchojplyとレイ君が自宅に戻りました。いや、戻ってしまいました。
ちょうどレイ君が生まれたと時を同じぐらいにして、家内の友人のところも出産里帰りの娘さんがいたらしいのですが、その友人は娘にこき使われていると愚痴がポロリ。
その話を横で聞いていたchojolyは「私はこき使ってないから。。。」

 

確かに正解です、あなたはこき使ってません。

ノンノとナーナ、特にノンノが平日でもお昼ご飯の豪華なおかずと、和洋中を織り交ぜたカラフル晩御飯、休日ともなれば三食とも自主的自動巻きで作ってるわけですから、ハイ。

孫が可愛過ぎてノンノかナーナがいつもあやしてあげ、泣きだすと抱っこしてあげ、夜はノンノが抱っこして寝付くように抱きながらゆーらゆらしてあげて。。。

そんな幸せな日々ももう終わりです。
chojolyがレイ君と共に2月6日に自宅に帰ったのです。

 

 

レイ君極端?

寝てる泣いてるミルクを飲んでるは、どのあかちゃんも一緒でしょうが、泣いてる時とミルクを飲んでる時の落差が半端ありません。

 

レイ君はぐずることを知らず、突然前触れもなく顔を真っ赤にして、ぎゃー!!!と泣き出し、それが止まりません。しかもその声量が日々の成長に正比例して大音量になってて、まさに「この世の終わり」状態なのです。

 

でもミルクを与えた瞬間、すごい勢いでミルクを飲み出し至福の表情で、今度は「人生の楽園

この「この世の終わり」からの「人生の楽園」への切り替えの速さが凄い、凄すぎる。結構お調子ものなのかな?(笑)

 

 

1ヶ月検診で訪れた病院でのレイ君とナーナです。
車に乗ってると熟睡のレイ君。車での移動には1/fゆらぎが起きるのかな、本当熟睡状態なのです。

 

 

 ノンノとレイ君。
今日からしばらく会えなくなるの?レイ君。ノンノはとても淋しい。。。

 

 

娘の里帰り中は外食ができなかったので、娘とレイ君を無事に届けた後は、ラーメンを食べて帰りました。
前から気になっていた店で、仕事の丁寧さが好評の店でした。

噂通りとても丁寧な仕事で、その仕事ぶりが味に反映されているような上品でマイルドな味で、家内はとても気に入ったようでしたが、僕は少しパンチが足りなかった気がします。

 

でも美味しいラーメンであったことは確かです。
ご馳走様でした。

 

 

chojolyの体調回復を願っての手作りメニュー

この日の晩御飯は豚の生姜焼きとトマトのマリネです。
生姜焼きはお気に入りのYouTuberの黄金レシピの酒4:醬油2:砂糖1のうち、砂糖を2に変更したもの。

このレシピ、お気に入りです。

 

 

人気のパール金属製の蒸篭を手に入れて初の蒸し野菜です。つけダレは摩り下ろした生姜に我が家の定番出汁まろ酢を加え、蜂蜜と塩で味を整えたものです。

 

鱈の西京焼きの味噌は、僕の手による自作です。
どちらも好評でした^ ^

 

 

何年振りかな?ナポリタンを作ったのは。
パスタでトマトといえばシンプルなポモドーロやアマトリチャーナ、トマトとナスのパスタが頭に浮かび、日本発のナポリタンは縁遠いメニューでした。

ただ、過去に自分の空想一期一会レシピで作った記憶があり、再現してみました。

barragan.hateblo.jp

 

カプレーゼと、chojoly大のお気に入りになったジャムベースドレッシングのサラダを添えました。
ナポリタン、予想通り好評でした。

 

 

休日のお昼ご飯はつけ麺です。
生麺タイプ、逆にそれ以外があるのかな?のつけ麺で一番美味しいのは、松戸の名店 中華蕎麦とみたのそれですが、残念ながら今回は違うものです。

 

 

娘が来て二回目のすき焼きで、今回は松坂牛を用意しました。

関東ではお肉を焼いたらすぐに割下ですが、僕は関西風なのかな?本場松坂で食べた砂糖と醬油でお肉を焼く食べ方の方が好きなのですが、今回は割下関東風にしました。

 

今回の〆はうどんです。上質な松阪牛の脂が染み込んだ割下で煮込んだうどんは、本当に美味しいです。

 

 

近頃のスーパーのお寿司の実力の高さについては、過去のブログにも記しましたが、今回はお寿司が美味しい、お気に入りのスーパーの江戸前握りです。

きっちり一人前づつお皿に盛り付けるだけで、一段味がよくなったと感じるのは僕だけかな?

 

 

パスタを作る機会が多い僕ですが、滅多に、いやほとんどやらないのが日本発のパスタ。先日作ったナポリタンも日本発ですが、今回作った納豆パスタは生涯で初めてじゃないかな?

それもこれもchojolyが好きだから(笑)

 

初めてなので複数のサイトでレシピを調べて、自作のレシピでトライしました。
使った食材はパスタに納豆以外、焼き海苔、醬油、卵黄、バター、砂糖、出汁まろ酢、ワサビです。
少し塩味が足りなかった気がしますが、まずは及第点の出来だったと思います。

 

 

いよいよ自宅に戻る前日の晩御飯。
この日は韓国と中国のハイブリッドスタイルで、プルコギとトマト玉子にしました。

僕と家内は肉と魚なら共に魚派ですが、肉好きのchojplyということもあり、娘里帰り中のメニューは肉料理が目立ちましたね。


僕たち夫婦揃ってトマトが好きなので、トマトマリネ、サラダのトッピング、トマトソース、トマト玉子と副菜にはトマトメニューのオンパレードでしたが、生のトマトがあまり好きではなかったchojplyも、トマトも好物の一つに変わったようです。

 

すくすくと育ちますように。

両親から聞いたことです。

僕が生まれて嬉しくて、端午の節句に大きな鯉のぼりを揚げたらしいのですが、突風で一日で飛ばされてしまったとか> <

レイ君の場合都内のマンション住まいで鯉のぼりを揚げることはできませんし、兜を飾れるだけのスペースもなさそうです。

女の子の桃の節句雛人形、男の子の端午の節句に鯉のぼり。とても大切な日本の伝統文化ですが、重要なのは継続すること。でも、時代は変わり続け生活も変わります。

大切なのは「思いの継承」
どちらの節句も、子供がすくすくと育つことを願い、その願いのシンボルとしての雛人形や鯉のぼりだったと思います。
本質は幼い命がすくすくと育って欲しいという純粋な思い、願いです。

レイ君、あなたがすくすくと育つように、ノンノは毎朝仏壇の前でご先祖様にお願いしますからね。きっとご先祖様もあなたを見守ってくれます。