みなかみの旅 Ⅱ

 

8月28日月曜日、お願い晴れてください!

今日は谷川ロープウエイで天神平山頂まで上る予定。もう天気が気になって気になって。。。

 

朝食は晩御飯と同じように赤谷湖が見える食事処でのビュッフェ。

このホテルは何かと気が利いていて、小鉢が一般的なビュッフェスタイルのそれよりもワンサイズ小さいく、そのお陰で色々なものを取ることができる、味わうことができるのです。

お客様心理に寄り添うナイスアイデアです。美味しければリピすればいいですし、ホテル側も量の調整がしやすはずです。

 

 

いつものように二人揃って「いただきまーす!」
朝で特筆すべきは自家製の寄席豆腐。売りだけあって、さすがに豆腐は美味しいですね。
それと驚いたのは玉コンニャク。僕にとってTop of 玉コンニャクはダントツで山形の丹野こんにゃくのそれなのですが、ここの玉コンはそれに肉薄、いや味のしみ具合はこちらに軍配が上がるほどの逸品でした。

 

 

チェックアウトの時間です。
ここのスタッフは皆笑顔で声をかけてくれ、館内も清掃が行き届いていて、豆腐懐石も美味しく、温泉もいい湯でした。本当にお世話になりました。

 

 

いい思い出になりました、有難うございます。

 

 

谷川岳さん、お顔を見せてください


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ホテルから谷川ロープウエイまで一時間弱のドライブ。その間空は青空が雲の間から溢れる程度。

でもMr晴れ男の運気を信じて車を走らせ駐車場のおじさんに

「山頂は晴れてますか?」

「うーん、大丈夫かな。。。」

ここまできたんだから、自分の運を信じます!でゴンドラに乗り込みました。

 

ゴンドラを降りて天神平山頂まではペアリフトで行きます。

 

 

だんだん青空の比率が雲に近づいてきてハーフ&ハーフぐらいまでになってきました。

これは谷川岳を拝めるかも!

 

 

っていうか、あなた誰?!

 

 


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ああ、あなた広報マン、いや広報ベアかな?
お店がお休みですよー!ってお知らせしてたんですね。ナイス広報。

 

 

谷川岳がほぼ見えました!いやいや壮観!

 

 

すごいパノラマでしょう!
夏山でこの感動。紅葉の時期に来たらどうなるかを想像しただけで、心が動き出しそになります。

来て良かったー!

 

 

 

雲がなければ右手に富士山も見えるようです。

 

快晴とはいきませんでしたが、谷川岳をしっかり拝むことができました。

天神平山頂は涼やかな風がとても気持ちよく、秋の静かな足音を感じました。

 

 

皆さんの登山の安全を祈願して鐘を鳴らしました。

 

 


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下のペアリフトからの景色は、登りのそれとまた違い素敵でした。

 

ロープウエイのゲートステーションには谷川の水の自動販売機がありました。

期待して飲んでみたら。。。期待が大きすぎたのかな?それとも東京都水道局が広報しているように東京の水道水が美味しくなったのかな?

 

 

昨日に続いて再訪の川場田園プラザ

今日は月曜ウイークデイ。日曜日のような混雑はないでしょう、と思ったののが素人の浅はかさか。なんとプラザ常設の駐車場は満車で、昨日と同じように臨時駐車場へのパーキングでした。

 

予定通りに田園プラザでランチとしました。

 

 

これが川場田園プラザで一番人気らしい山賊焼。

手作りウインナーとハムをその場で焼いたもので、焼き担当のおじさんは目を三角にして焼きの作業に集中しました。

 

 

注文を受けてから握るおにぎりがこれ。中身はシャケです。

それと何故かメンチカツ。僕はメンチカツと鯵フライという響きには、条件反射で買っちゃう習性があるのです ^ ^;;

 

 

川場田園プラザが東日本のベスト道の駅に選ばれた理由がわかります、昨日のピッツアにチーズ、ヨーグルト。そして今日の山賊焼と全部美味しいいんです。しかも安い。
これならウイークデイでも満車になります。

 

 

食後には昨日のモギレートでの戦利品の残りのブドウを食べました。

 

 

チーズは土日だけでもヨーグルトはウイークデイでも手に入れることができたので、あまりの美味しさにリピしました、ハイ。

 

 

昨日の日曜日には長蛇の列を作っていたソフトクリームの店。今日はスムーズだったので食べてみました。

ちょっと珍しいフローズンソフトのようでしたが、ソフトクリーム大好きの家内の口には残念ながら合わなかったみたいです。

 

 

プラザで最後に立ち寄ったのはファーマーズマーケット

ここは地場の野菜の直売所で、鮮度、種類、価格がその辺のスーパーと比較にならず、ここを目的にくる人達も多いとか。

確かに凄い。毎週日曜日に家内と一週間分の食材を買い出ししている僕がみても、驚きのプライスで、野菜の肌ツヤの輝き方がスーパーのそれとは全然違います。

 

思わずトマト、ピーマン、ジャガイモ、キュウリをはじめ沢山の野菜を、車に折りたたみのクーラーボックスがあることに安心して買って帰りました。

 

 

日本一旨いモツ煮込みの店

川場でのランチを山賊焼きとおにぎり一個に抑えたのは、このためです、永井食堂。

山の中の民家すらない山道を走っていると突然現れるこの激渋、昭和の匂い充満の永井食堂は、見ての通りの総サッシュ張り、どこでもドアならぬ、どこだって入口の横一列カウンターだけの店でした。

 

 

 

大胆にも店の看板に「モツ煮は日本一」と表示。

実は僕はフォアグラを除く、レバー、モツ系がかなり苦手 > < でも、最愛の妻は大好物♡

そんな事情から家内のために選んだ店でしたが、噂に聞いていた日本一のモツ煮込みなら経験してみるのも悪くないかも、という好奇心が働いたことも事実です。

 

で、実食!

うん?モツ独特の臭み?が全くない。そしてこの味噌だれが異常に美味い!家内は満腹に近いということでモツ煮込みだけにしましたが、僕たちの横でパクついている若く綺麗なお嬢さんたちは、揃ってご飯にその味噌だれをかけて口に運び、モツ煮込みの器に箸を伸ばしてモツを食べるを繰り返しているじゃないですか。

 

このパターンが定番なのでしょう、ご飯を分ける小鉢をやりましょうか?とモツ煮込みを持ってきたときに言われた訳がわかりました。

遅ればせながら小鉢をお願いして、ご飯を分けて家内渡し、この店の定番スタイルで日本一のモツ煮込みを最後まで楽しみました。

いやはや、モツ煮込みへの考えが少しだけ変わりました。臭みゼロのモツ煮込みが、世の中には存在するんだと。

 

 

 

娘から昨年のクリスマスプレゼントされた旅行券をこの夏に使わせてもらいました。

最愛の娘からのプレゼント、思い出深い旅行にしたいと、いつも以上にリサーチをかけて選んだ猿ヶ京ホテルは、名物の豆腐懐石も、日本庭園のような露天風呂も、常に笑顔で声掛けをしてくれるスタッフも、選択に間違いなしを確信した素敵な宿でした。

 

そしてダブルメインの一つ、川場田園プラザは聞きしに勝る素敵な道の駅で、食べるものの大半が記憶に残る美味しさでした。

そして谷川岳台風10号が太平洋沖を通過する不安定な天候の中、Mr晴れ男の念力もあってか、山頂を拝ませてくれました。

家内の大好物の日本一のモツ煮込み、有名な永井食堂を訪れることもできました。

 

本当にありがとう。

僕譲りのラテン系ながら心優しいchojplyからのプレゼント旅行だったので、彼女から今年のバースディプレゼントしてもらった、永井博のクールなTシャツを着て二日間を過ごしました。

いくつになっても仲のいい親子関係、親思いの娘に、ただただ感謝です。