二日目は西伊豆の帰りの定番の沼津で干物を買い求め、遅めのお昼をさわやかでハンバーグを楽しんでから家路に着く予定です。
今日は晴天なり
西伊豆の穏やかな海が好きです。
地形でしょうか、稲取の銀水荘の目の前の海のように、激しく波が打ち寄せることはなく、いつも凪いでます。
そしてその静かな海に、まるで正座でもしてるような島々が風情を醸し出してくれます。
朝、部屋のカーテンを開けると、この景色が目に染み渡ってくる幸せを感じてました。
爽快な朝 美味しい朝食
朝食はビュッフェスタイル。案内されたのは風光明媚な景色が目の前に広がる窓際の席でした。
ここニュー銀水は日本一の夕日を売りにしていますが、昨日は残念ながらの曇り空に早めの日没でしたが、今朝は爽快で絶景の堂ヶ島の景色を楽しみながらの贅沢な朝食です。
朝食は焼魚や揚げ物に、かなり美味しい揚げ出し豆腐はライブキッチンで作られます。それと注文を受けてから作るおにぎりも人気でした。
それに前回はまった地元飯のまご茶漬けも定番でありました。
僕も家内も、いつも通り和食の朝食です^ ^ 美味しかったです、ご馳走様でした。
館内ツアー
西館から大浴場へは長いエスカレーターを使って行きます。そのエスカレーターがいい感じなのです。
長めのエスカレーターは、なぜかワクワク感がありますね。
東館の吹き抜けも素敵ですね、僕は吹き抜けが好き人かも(笑)
生家に吹き抜けがありましたから、その影響かもしれません。
大浴場に向かう休屋のスペースも和の趣満点のディスプレイで、元呉服屋さんは直様反応します^ ^
三つ子の魂百まででしょう、和的なものには惹かれますね。
珍しい上下に分かれる男湯と女湯。暖簾がいい感じですね。
ニュー銀水の大浴場は、今の主流の入れ替えはなく固定です。
ロビーは広々としていて、西伊豆堂ヶ島の絶景を十分に堪能することができます。
チェックインしたら、まずこのロビーのソファーに座り、フリードリンクのコーヒーを飲みながら景色を楽しんで、ゆったりした時間を過ごしてから部屋に向かいます。
帰りも別れを惜しむようにロビーのソファーに体を埋めて、堂ヶ島の絶景を見てからチェックアウトします。
この全面ガラス張りの絶景とスペースリッチ感は貴重ですね。
記念写真を撮ってもらいニュー銀水を後にしました。
お世話になりました、有難うございました。
今まで見逃してたの?ガラス館
ニュー銀水を後にして沼津に向かうその途中、ホテルから5分も走ったかな?という場所の左手に「。。。ガラス」の看板を発見。
えっ!ガラス?と、通り過ぎてから即Uターンして、その場所へ。
なんとそこはガラスミュージアム 黄金崎クリスタルパークという施設じゃないですか!
何度もこの道は通っていますが知らなかった。見落としていました> <
ここはガラスミュージアムというガラスと万華鏡の美術館と、ガラス工芸の体験工房、ギャラリーにショップ、それにカフェまである大きな複合施設でした。
ショップに行ってみると、感じのいいスタッフさんの「いらっしゃいませ」の挨拶が^ ^
実用的なものからオブジェまで比較的お手頃な価格で販売されていましたし、奥には作家ものも置いていてました。
特に目を引いたのが日本のイベント毎に必要なガラス製のオブジェで、我が家に似たものがある正月の鏡餅や、お雛様がありました。
クリスタルの兜もあったので、来年の端午の節句には、きんじゃえもんに買ってあげようかな。
とても素敵な旅の記念を二つ手に入れました。
一つはリビングのテーブルに置いた、イルカの振り子です。
店内にあったので動かしてみたら、とてもバランスが良く長い時間動いていたので、我が家のオブジェに仲間入りです。
もう一つは家内の目に止まったクリスタルのフクロウです。
フクロウは「不苦労」で、苦労なしという縁起物として重宝されるオブジェで、我が家の玄関にも一つありますが、二つ目として玄関に置きました。
これで「不苦労の二乗」で万全ですね^ ^
この施設からすぐの所にある、馬ロックという観光名所の背景画の前で記念写真を撮ってくれたスタッフさんが激推しだったのが、本物の馬ロック。
恋人岬のような体力勝負は必要なしで、目前まで車でいけますとの説明に納得。
あとで行ってみることにしました。
ガラスと万華鏡の美術館に行きました。
不勉強で知らなかったのですが、日本の硝子芸術家の第一人者 藤田喬平という人の特別展示がされていました。
藤田喬平さんは、まるで玉手箱のような美しい箱モノを、ガラスで作るのが特徴とのこと。とてもガラスとは思えない作品に驚きました。
またイタリアに渡ったこともあり、ベネチアングラスの影響を強く受けた、全く作風の違うものも展示されていました。
万華鏡の部屋は、回しながら片目で見る一般的な万華鏡とは違い、両眼で見たり、万華鏡の中に自分自身が入って見るものなど、なかなか見れないものがありました。
でも万華鏡のコーナーはサブ的かな?
激推しなだけあり、馬ロック
馬ロックは、その今いちなネーミング(失礼)に反して、予想以上に良かったです。
馬の背なのかな?確かにそう言われるとそう見える岩と、浜のエメラルドグリーンから、すぐ沖のネイビーブルーまでの海のグラデーションがとても美しく、快晴だと富士山まで臨める景色は絶景でしたね。
恋人岬の鍵のような物語が、この馬ロックにもあれば、もっと有名な観光地になるでしょうね。
例えば自分が賭ける競馬レースの必勝祈願を、絵馬に書いたもので願掛けをすれば成就するとか(笑)
素敵な隠れた名所を教えてくれた、黄金崎クリスタルパークのスタッフさんに感謝しながら記念写真です。
有難う馬ロック、西伊豆。
ここでしか買いません、干物のカネキン
伊豆、特に西伊豆に行ったら必ず沼津に行って手にいれる干物。
それも沼津港のカネキン露長商店の一択、ここでしか買いません。
僕が手に入れるのは、一般的な鯵の開き、それと鯵の開きの味醂醤油漬け。この醤油漬けが絶品なのです。
家内の兄夫婦と娘にもこの美味しさをクール宅急便で届けました。
初めての三嶋大社
実は三嶋大社を訪れる予定はありませんでした。
ここに足を運ぶことになった訳は、ランチで訪れたハンバーグのさわやか。
さわやかは静岡県内のチェーン店ですが、どこも激混みなのは知ってます。前回も小一時間ほど待たされた記憶があります。
ところが今回は、な、な、なんと待ち時間120分!
都内の激混み有名店でも、あまり聞いたことのない待ち時間です。
たださわやかの凄いところはDX化が完璧で、発券された番号券のQRコードから待ち時間状況が確認でき、順番が近くなるとLINEで教えてくれます。
そこで、この待ち時間を使って三嶋大社を訪れたのです。
広大な敷地の鬱蒼とした樹木の中に、お社はありました。
裏門から入ってきたので正門まで行き、そこから正門を通りお社の敷地に足を踏み入れました。
手前の建物、多分拝殿が改修中のようでしたが、本殿は厳かな佇まいで鎮座してました。
二人で二礼に拍手一礼で参拝しました。
天然記念物の金木犀が、とてもいい香りを纏っていて、近づくとその香りで心が落ち着いていく感じがありました。
やっぱり美味しいハンバーグ
約二時間の待ったからという訳じゃなく、美味しいさわやかのハンバーグ。
他でもよく見る俵形のハンバーグは、席のその場で半分に切り分けられ焼かれます。
その後に、さわやかのさわやかたる所以、爆旨のオリジナルオニオンソーズをかけてもらいます。
結構な量のご飯なのですが、この醤油ベースのオニオンスープが白米にベストマッチで、普段ならこの量の半分でも残してしまう家内もご飯完食です。
多分スチームコンベクションオーブンを使うミート矢澤のハンバーグとは、一線を画すさわやかのハンバーグですが、ソースのお陰でしょうか、まるで永福町大勝軒のラーメンのような中毒性があります。
ご馳走様でした、有難うございました。
退職記念旅行を有難う。家内には感謝してます。
共に喜怒哀楽のある人生を歩み続けて、もう四捨五入すると七十代になってしまいました。
でも、これからも振り返るのはまだ早いで、楽し事、嬉しいことを考えて、企画して、思慮あるラテン系な人生を、一緒に歩んでいきましょう。
最愛の妻へ^ ^