毎年年頭のブログでは大掃除後の自宅インテリアの紹介をしてきました。
しかし気づいたのです、毎年ほぼ同じであることを^ ^;;;;
なので全体紹介は隔年か数年おきでいいかなと。
全体紹介以外の年は、昨年の変化、そうニューカマーの紹介にしようかと思います。
僕のインテリア考
何度かブログにも記していますが、多数の著名な建築家の中で、僕はメキシコ人のルイス・バラガンが好きです。
いうまでもなく現代建築の三大巨匠といえば、ㇽ・コルビジュ、ミース・ファンデルローエ、フラン・クロイド・ライト。みな、素晴らしい建造物を残しています。
僕も過去に一度自宅の設計を手掛けたことがあり、仕事で三度ビル建設に携わったことがあります。世間一般でいえば、自由設計で自宅を建てることが出来る人はとても恵まれた人であり、多くは建売やマンションといった設計に自分の意思を反映させることができない選択をします。
モードの世界でいえばオートクチュールとプレタポルテの違いと一緒ですね。
三大巨匠は皆、建築物そのものに特徴があり、各々建造物や住まうということに対する明確なポリシーと主張があります。
ただバラガンは彼らとは少し違うように感じます。
外観や間取りでこれといった先進的、革新的な手法はおおよそ見当たらず、光の取り入れ方、光の使い方に真骨頂があるように感じるのです。
もうかれこれ20年以上前かな?ルイス・バラガンという建築家の知ったのは、吉永小百合出演のシャープ・アクオスのCMででした。
興味はあり自宅建築の図面も手がけたことはあるものの、建築に関しては素人。ましてや建築家の名前などおおよそ知らなかった僕が、強烈な衝撃を受けたのが、そのCMの舞台となったバラガン作のヒラルディ邸でした。
息をのむような、そのシュールな空間がセットではなく実在し、なんとそこはバラガン以外に思いつく人がいるだろうかという、プール付きのリビングルームでした。
この衝撃は、姉がくれた「VAN」のロゴの入ったトレーナーを見たとき、荒井由実の「翳りゆく部屋」を初めて耳にしたとき、MacintoshのGUIでゴミ箱にフロッピーをD&Dすると、実物のフロッピーがイジェクトされる体験をした時以来のものでした。
それ以来かもしれません、僕が特に光、照明が一段と好きになったのは。
メキシコの一年中さんさんと降り注ぐ太陽とは違い、日本には四季があり季節ごとの太陽の輝きも違って見えます。
そこで人工的にいつでも好きなタイミングで「光を作ること」ができる照明なわけです。この作った光でなら、造形間取りに関係なく好きな空間演出が出来る。そんな理由でインテリアにのめり込んで?いきました。
と、少し意気込んでアーキテクチャーやインテリアについて語ってしまいましたが、これは音楽、映画、服飾、旅の宿選びにも云えそうですが、僕は自分の理想形がある程度決まっていて、その完成形に向けて進むタイプなのです。
ですから雰囲気を変えるためにインテリア一新というフレーズとは無縁の僕です。
バラガンの光のマジックとクールな雰囲気をベースに、もう少しポップで遊び心のある感じですね。
その感性の具現、完成が僕のインテリアの終着地です。
これらがニューカマー!
小さめのハウスバードレプリカ
前からイームズのハウスバードのレプリカは持ってましたが、1羽だとどうにもバランスが良くない。と思ってネットを歩き回っていたら、1/2の大きさのオブジェを発見し、即ゲットしました。
白黒のインテリアは多すぎるとストイック過ぎて、ちょっと方向性が違うのですがTVはブラックなので、その周りのみブラック&ホワイトコーナーとしています。
石調のオブジェ
我が家の動的インテリアのシンボルのファウンテン。
そこに、いい感じの石材っぽいテクスチャーのオブジェを見つけたのでセットしてみました。
ワイヤーアートのオブジェと大谷石のオブジェ
リモコンボックス置き場だったブックシェルフ。
サイドテーブルにリモコンをクールに収めるように工夫したので、ブックシェルフが小さなギャラリーステージになりました。
そこで旅の思い出の大谷石のオブジェと、ワイヤーアートの女性を飾りました。
推しの峰不二子 part1
元来フィギュアのマニアでも収集家でもなかったのですが、振り返ると峰不二子のフィギュアが結構な数になってました。
この薄いスカイブルーのボディコンのワンピースンに脚を組んで身を包む不二子ちゃんは、エアコンのホースカバーの上に腰を掛け、ダイニングを見下ろすようなポジションにいます。
推しの峰不二子 part2
メルカリで見つけた何とも色っぽい不二子ちゃん。こちらの定位置はリビングボードの上。
ちょうどガラス玉が水圧で回る二つ目のファウンテンの真横です。
推しの峰不二子 part3
こちらのガーター姿が艶っぽい不二子ちゃんは、ヤフオクでの戦利品です。同じくリビングボードの上から、いたずらっぽい瞳で見つめています。
「(馬)うまくいく」の馬のオブジェ
玄関ドアの内側にも馬のウォールステッカーを貼っていますが、寝室への廊下の床材と同じ色調の、馬のオブジェを見つけたので置いてみました。
風水で大切な場所にはクリスタル
結構な風水通?の僕は、インテリアのベースは風水です。
実は家の真ん中はとても大切な位置で、この家を買った時も引越し前に、部屋の真ん中に盛り塩をして家内と二人で二礼二拍手一例で、きっちり参拝しました。
昨年からはその家の中心に、ヒマラヤ産の水晶が置かれています。
THINKING ROOM
一昨年かな?シャワートイレを変えたのですが、カバーの裏にはTOTOの仕様説明が貼られていました。
その決してクールとはいえないメーカーのフィルムを剥がして、THINKING ROOMのステッカーに張り替えました。予想通りのいい感じです。
良い一日を!
"(Have a)nice day" いい言葉、いい響きですよね、「良い一日を!」
こんなフレーズが、毎朝一番でお世話になる洗面所の鏡に貼られていて、一番最初に目に入ってくると、その日一日ベストスタートできそうですよね!
こんなウィットのある、インテリア好きです。