二十歳の記念にと云えばやはり女の子ならお振袖の晴れ姿でしょう^ ^
親として子供が二十歳になるのは一区切りのような気がします。
一緒に振袖を選びながら幼い頃から二十歳になるまでの想い出が走馬灯のように頭の中を駆け巡った事を覚えています。
彼女達の長い人生からすれば二十歳というのは、それまでの多くの人に見守られ待つ、許すという環境から一歩前に出て「大人」としての自覚と責任を求められる、人生本番に足を踏み入れたようなもの…
それでも親としては感慨深いものがありました>_<
次にこのお振袖の袖を切って訪問着に仕立て直しするのは…いつのことでしょう。
あまり速すぎるのも遅すぎるのもしっくりこないのは…親の欲目なのでしょうね(笑)
長女二十歳の時の晴れ姿です。
着物見立てはすべて彼女の希望…当初はピンク系の地のもを希望していましたが合わせてみるとあまり似合わない(笑)
本人のイメージとは裏腹に濃い目の地色が似合ってました。
これは当時ブームになっていたファッションモデルの押切もえをイメージして作られたお着物のよう(笑)
本人が気に入るのが一番です。
実家が呉服屋。
いうまでもなく長女のお振袖も日本橋堀留の問屋で数百反の中から選んだものです。
年子の次女の振袖は辻が花に部分絞りを使った、こちらは伝統と格式の高いもの。
濃いめの緑の地色のこの振袖は次女にとても似合ってました。
これは京都の呉服問屋で選んだもの。
和室での写真は二人とも自宅の床の間で撮影したものです。
さてさてこのお振袖の袖を切って訪問着に作り替えるのはいつの事になるのやら(笑)