下町の粋な桜

四季折々の風物詩や洋の東西を問わずイベントごとが好きです。

 

この季節になるとなんと云っても桜でしょう。

但し今年の桜は見頃と休日のお天気の折り合いが悪く雨だったり突風だったり…

満開に咲き誇るのが一週間とない桜の儚い命からすると、せめて休日の一日ぐらいは穏やかな花見日和をと願ってしまいます。

 

そんな事もあり十年以上続けている目黒川の桜を楽しむ事が出来なかった今年、少し時期はずれましたが浅草界隈を楽しんでみる事にしました。

隅田公園の桜の満開時期は過ぎてましたから浅草寺やその界隈の種類違いの桜を楽しめたらという桜よりも下町の散策がメインかな?

 

 

 

お昼は浅草むぎとろでご飯にしようと向かった先で、浅草むぎとろの前にある駒形堂の前に咲き誇っていた雪洞のような桜。

 

春の柔らかな青空に少し強めの薄紅桜色がとても美しく、見るものの心持ちを晴れやかにしてくれます。

 

 

 

少し早かったのかまだ誰も並んでいないようです。

店舗前におかれている順番表に名前を書いてから深紅の毛氈が敷かれた長椅子で開店を待ちます。

 

ランチの様子はGourmetのコーナーで書いています。

 

 

 

食後は浅草寺の境内にある桜を観に仲店をお散歩。

 

こちらは正しく見本のような薄紅色で建物の珠赤とのコントラストが印象的です。

 

薄紅桜色と春の透明感のある澄んだ青空の色はいかにも日本の春を象徴しているようでどこかほっとしますね。

 

 

 

桜を楽しんだあとは凄く自然に揚げ饅頭の九重へ。

僕はかなり揚げ饅頭が好きなんです(笑)

 

家内は桜あん、僕がこしあんの揚げ饅頭をほうばりながら仲見世を散策しました。

 

 

 

お土産は亀十のどら焼きと思ったのですが、長蛇の待ちの列に閉口して雷門脇のてんぷら三定で注文んしてから揚げてくれる揚げ饅頭にしました。

 

揚げたてごま油の香ばしい香りにお土産のはずが思わずパーキングにつく前に数個食べちゃってました(笑)

 

 

 

本来お土産のはずの三定の揚げ饅頭を食べちゃったからと云う訳ではないのですが、北海道物産館でお土産の仕切り直しをしました(笑)

 

ここで外せないのは六花亭マルセイバターサンド…僕も家内も大好きです。

代官山小川軒のレーズンウィッチと東京駅でも手に入る鎌倉小川軒のレーズンウィッチも美味しいのですが、心理的作用でしょうか、「北海道」と銘打たれると何でも美味しく感じます。

 

実のところは代官山小川軒が頭一つ抜け出しているように感じますが…

他にも欲しいものだらけでしたが妙な大人買いは控えて帰路につきました。