焼肉の美味しさの秘訣は？
肉派？それとも魚派？と尋ねられたら魚派と即答する我が家。
焼肉とお寿司なら断然お寿司だし、イタリアンでもフレンチでもメインを一つ選ぶならまず魚。
ただ先日テレビで肉食は長寿に良いとのこと。
ともすれば海の幸に走りたがる我が家では意識的に肉を食べることも必要だな‥と。
なんでもそうですが要はバランスなんですしょうね、肉も魚も野菜も果物も満遍なく食べて体に必要なものを取り入れましょうということ。
そこでともすればすみに置かれがちなお肉を忘れないようにするために焼肉デーを作ろうかと^ ^
肉料理もたくさんありますが簡単で美味しく楽しく食べることができるのはやっぱり焼肉。
でも煙と臭いとの戦いでもあります。
そこで見つけたのがこのやきまる！
焼肉の煙の原因は肉から落ちた油が燃えること。それをなくす構造の焼肉専用のカセットガスコンロなのです。
肉から焼け落ちた油は火に触れることなくグリルの下にセットされた水を張った受け皿に落ちる仕組み。皿にはグリルの表面温度が肉の焼ける煙が出にくい２２０度に保たれ、この二つの効果によって煙が出ない仕様になってるとの説明。
これならダイニングで焼肉をやっても平気！
僕の持ってる煙の出にくいにグリルは炭を使う本格的なものなので、さすがに室内で使うには危険ですし、なによりも炭を熾すという手間が大変>_<
じゃあ、やきまるを購入！と思った時にふと疑問が‥
煙はいいけど臭いはどうなの？？？
そもそも煙と臭いは別物。
焼肉は煙と臭いが同時に発生しますから勘違いしますが煙はなくても臭いはします。
論より証拠、三十年来の我が友、アラミスのオードトワレ。自他共に認める一部体臭化した、まさしく僕の「香り」^ ^;;
このトワレを毎朝のシャワー後にスプレーするのですが煙なんか出ません（笑）
焼肉に煙と臭いはつきものです。
もっとも美味しい焼肉を提供するお店として肉食の頂点に立つダチョウ倶楽部の寺門ジモンもおすすめの鹿浜スタミナ苑でもご覧のように煙ボーボー^ ^
間違いなくあの甘ったるい焼肉の香りも室内に充満しているはずです。
食は視覚、嗅覚、味覚、時に聴覚を使って感じるもの。
ことの後先を考えずに最高の焼肉を食べたいなら、焼肉の煙まみれで臭いに纏まれてジュージューという音を楽しみながら食べることでしょう。
食べ物で香りの大切さは落語のしわい屋、鰻屋の香りだけでご飯を食べるシーンでも納得です^ ^
そこで割り切りました。
美味しい焼肉を楽しむために、我が家の焼肉パーティはバルコニーでやろう！と^ ^
こうなると所詮一家族分の焼肉、お店を始めるわけじゃありません。煙も臭いもたかがしれてます。
何度かルーバルで作ったことのある燻製で煙や臭いの苦情を受けたことがありません。
そこで見つけたのが焼肉専用のグリルパン。
丁度我が家のイワタニのカセットガスコンロにセットできる代物です。
ホットプレートもありますがやはり焼き肉をするには温度が大切。ガスにはかないません>_<
そんなことで初夏から秋まではルーバルで焼肉を、晩秋から早春までは室内で鍋を^_<
前日にjijotty
焼肉グリルのお披露目パーティはファミリーでと娘たちにもお声掛け。
ところが残念なことにchojolyはペットの猫の金右衛門（笑）の去勢手術で夫婦共々参加できにとのこと>_<
でもjijottyは福岡出張のお土産を持って参加とのことで、ならば前の日から来てよ！美味しいイタリアン作るからと子離れできない僕^ ^;;
メニューはjijottyの好物三昧。
まずはゴルゴンゾーラのペンネ、しかもチーズの量がレッドゾーンの濃厚タイプ。jijottyの大好物です。
メインはアクアパッツア。
このレシピはシェフごはんのプロ仕様で結構いけます。使った魚は真鯛一匹で美味しくいただきました^ ^
残るお皿はアンティパスト、我が家で大好評の桃のインボルチーニ。
そろそろ並びだした美味し桃にクラッシュアーモンドを混ぜたマスカルポーネを塗りプロシュートで巻き上げた一品。
生ハムメロンが究極の甘辛さならこちらは甘さとからさのハーモニーで一体感で楽しめる味です。
マスカルポーネがまとめ役なのかな、なにしろ皆大好きです。
このチーズケーキは僕が日本で一番美味しいと思ってる岩手県北上市にあるロシア料理の店トロイカのもので、父の日のプレゼントとしてchojolyが通販で取り寄せてくれたものです。
久々に口にしたトロイカのチーズケーキ。
少しレモンを使っているのでしょうか、とても濃厚なチーズの味に少し爽やかさが漂う口では言い表せない美味しさです。
このケーキにはやはり濃いめのマンデリンが合いますね^ ^
雨もなく天気に恵まれた焼肉パーティ日和
昨日は雨交じりの空模様、でも今日は雲はあっても雨はなさそうでルーフバルコニーでの焼肉パーティにはうってつけのお天気です。
ここ数年出番もなく書斎で留守番ばかりしていたメラミンの食器類も久々の出番に嬉しそう^ ^
食材手配も下準備もセッテイングも基本は僕^ ^
これがMr一手間主義の僕には苦にならない。肉の部位はどこにしよう？野菜は何を選んだらより美味しいかな？楽しい感じの盛り付けは？などなど考えてる段階から楽しくなるマメタイプなのです^ ^
焼肉グリルのデビューなので少々奮発して普段ではそうそう簡単に買い物できないお肉屋さんで黒毛和牛と国産の牛タン、分厚い自家製ベーコンを手に入れました^ ^
野菜は玉ねぎ、キャベツ、人参、それとサンチュが手配できなかったので代用のロメインレタス。
あと我が家の焼肉に必須のコンニャクです。
僕だけノンアルコールのスーパードライでみんなと乾杯！のあと鍋奉行ならぬ焼肉奉行の僕がトングでどんどん焼いてきました。
予定どうりガスの火力で焼くと電気の鉄板焼きとは明らかに違います。
ジュ〜ッ！という音と煙に牛肉を焼いた時独特の甘い香りが湧き上がりいい感じ！
しかもそれが青天井の下なのでこもることも衣服に匂いが移ることもなくとても快適にプチアウトドアを楽しむことができました^ ^
風邪気味のbabarinaは大事をとって途中退席で休みましたが、その後僕とjijottyは一時間以上焼肉を食べ終わった後も三度目の転職を考えてるjijottyと仕事のこと社会のことと父と娘の会話が続きました。
いつもなら夕方には帰るjijotty。
今回はとてもゆっくりできたらしく晩御飯まで付き合ってくれました。
前夜のイタリアン、お昼の焼肉と少々重いものが続いたので晩御飯は軽めの和食。
そして僕が選んだメニューが鴨汁そば。
というのも蕎麦好きの僕が結構いける鴨汁蕎麦の汁を見つけたから^ ^
それが銀座 長寿庵の「鴨せいろつゆ」。これかなりいい線いってます。珍しい食材を扱う店で見つけたこのつゆ、試しに購入して深大寺蕎麦と合わせて鴨汁そばで食したら僕もbabarinaもちょっと驚き。
店で隣に並んでいた竹やぶのつゆよりもお手軽値段なのにもしかしたら竹やぶよりも美味しいかも。
この汁のストックがあったのでした^ ^
今回蕎麦は深大寺よりも一番粉感の強い少しお上品で切りも細い更科を選びました。
jijottyも風邪気味のbabarinaも美味しい〜^ ^
機械工学部出身でエンジニア志望だったjijotty。
ところが彼女が就職活動に勤しんでいた時期は就職氷河期>_<
自由に育てた割には？だからこそ？生活力の強い我が家の子供達は就職浪人や親のスネかじりでその場をしのぐという発想がありません。
確か十数社目だったと思いますが上場を予定してるIT企業に採用に^ ^
ここで念願のエンジニアにはなれたのですがシステムエンジニア>_<
これは似て非なるもの、東大と灯台、お食事券と汚職事件ぐらいの違いがあります。
エンジニアになりたい！そんな思いを持ちながらもとても大きな誰でも知ってる通販サイトのシステムを構築したりと順調なSE生活を送っていた彼女が、夢の実現でロボットを作る会社に転職したのが数年前。
jijottyは女性なのに現実的な思考が少し薄く、夢る乙女のようなロマンを追い続ける少年のようなところがあり、待遇が落ちるのを覚悟で一度目の転職。
でも夢と現実の深くて遠いギャップを身をもって知るまでにそんなは必要としませんでした。
自己研究という名の実質的な強制残業の日々に体も心にも支障をきたす予兆を感じて退社。
そして現在のとある分野に特化した通販サイトの管理に二度目の転職で職を得たのですが、ここでは社の方針と人事政策に極度の不満を感じながら数年我慢したのち三度目の転職を考えているようです。
女性差別と言われそうですが父親的には女の子なんだから社の方針や人事戦略なんかに関心を持たずに与えられたポジションで難なく仕事してくれればいいのにと思っちゃいます。
でもやっぱり親子ですね、娘達に直接的に話しかけたことはないですがjijottyの仕事に対する姿勢や意見を見聞きしていると、日々の会話の中での僕の仕事論に影響された感を否めません。
僕にできることは彼女の思いをちゃんと受け止めて聞いてあげること。
そして人生の先輩として出来る適切なアドバイスをしてあげること。
最後に
「〇〇はしっかりしてるから、必ず良縁の仕事とめぐり合うことができるよ」と微笑んで言ってあげること。
