女神たちの華麗なる音楽会
8月末に大好きだった姉が永眠したので、それまで計画していた劇団四季のCatsや歌舞伎を四十九日法要が終わるまで自粛しました。
自粛解禁後の初のライブが11月11日、サントリーホールで行われた高嶋ちさ子と12人のヴァイオリニストのコンサートでした。
ところが。。。これにはちょっとした裏話があります。
我が家のイベントごとはほぼ発想、リサーチ、企画立案と僕が担っているのですが、今年の春頃に、このコンサートを打診してみるとbabarina大喜び!ですぐにチケット手配を済ませました。
しかし。。。夏の初めかな?今年後半のライブ予定の確認をすると11月11日は同窓会だった!とのこと。
その同窓会はいる決まったの?との問いに、一年以上前とのお返事0_o
babarinaの、このお見事!天晴れ!としかいいようのない忘れっぷりに、二の句が継げませんでした(笑)
でも、そのお陰でjijottyと二人っきりのコンサートデートができることに♡♡♡
jijottyも大喜びだったし、結果オーライだったかも^ ^
今から38年前かな?社会人1年生としてアパレル業界に勤めた頃の勤務先がアークヒルズから歩いていける場所。
懐かしく感じました^ ^
それと。。。流石都心一等地ど真ん中、アークヒルズ内で車の展示をしていたのですが、その展示車があろうことかのベントレー>_<
僕の住む街のモールで展示されるのBMWとは、格も価格も違いますね^ ^;;
娘の解説では、一刻も会場入りしてパンフレットやグッズを買いたい、世に言う追っかけという人種も多いのよ、とのこと。
パイプオルガンが象徴的なサントリーホール。
一部はクラッッシックが中心で、トイレ休憩後の二部はポピュラーがメインでした。
学生時代、吹奏楽をやっていた関係でクラッシックに触れる機会も多かったのですが、このコンサートでつ特に感じたのはヴァイオリンの音色の素晴らしさと、奏法の多さ。
生でヴァイオリン演奏を聴いたのは学生時代のN響のコンサートで、その後かなりのインタバルがあり、数年前に行った旅先の美術館で行われたいた弦楽四重奏のミニコンサート。
そういった意味では意識的に、積極的に生のヴァイオリンの音を耳にするのは三度目かもしれません。
曲と奏法によっては表情を一変させるヴァイオリン。
モーツアルトの曲では、評を「まるで天界に元からあったのごとき自然な調べ」とアインシュタインに言わしめたのような、「まるで天界に元からあったのごとき自然な音色」を奏でました。
ピッチカートを用いいる曲では、同じ弦楽器とは思えないような荒々しい表現もやってのけました。
この表現での多面性、多様性は弓を用いる弦楽器、特にヴァイオリンの特徴のように感じました。
毒舌が売りで、そのキャラを活かした芸能活動でも有名な高嶋ちさ子ですが、元はとても優秀なヴァイオリニストであることを再認識した次第。
そしてとかく敷居が高くなりがちなクラッシックという分野を、下駄履きでも聞けるような環境を作った功績は大きいと思います^ ^
本当に素晴らしい、コンサートでした。
ディナーは俺のイタリアンYaesu
今年のお気に入りでほぼ月一で通ってるトラットリアのアッサリ系も大好きですが、たまにはややフレンチ寄りのちょっと濃い目のイタリアンもいい。
そこでjojottyがまだいったことのないという俺のシリーズから、今回は俺のイタリアンYaesuを選びました。
アミューズはパルミジャーノレッジャーノの塊が一人当たり2個。
本日のカルパッチョ、魚の種類を尋ねると真鯛ということなので、であればということでオーダー^ ^
鮮度のいい真鯛は酸味抑え気味で味付けがなされていて、ミニトマトとルッコラと共にどうぞ、という感じでした。
真鯛、トマト、ルッコラ全て大好き食材だったので、口の中はご機嫌^ ^
実は俺のイタリアンYaesuにはウニのクリームパスタや、ワタリガニのトマトクリームのパスタなど、是非トライしたいメニューがあったのですが、彼女とのシェアが前提だと無理。
というこでトリュフ、フォアグラ、お肉が主体のメニューを選びました。
画像左はトリュフたっぷりのボロネーゼ。ラグーは少しだけ酸味が強いかな?という感じでしたが、たっぷりの黒トリュフを見ただけでご機嫌になります^ ^
右の画像はトリュフのリゾット フォアグラ添え。
まあ、そもそもトリュフは風味を楽しむもので味はほぼ感じません。だからリゾット自体はチーズリゾットとでしたね、そこに風味付けでトリュフが加わった感じです。
そしてリゾットの上に結構身厚なフォアグラが^ ^
で、このソース。イタリアンなのでデミグラスということはないと思いますが、赤ワインのソースとも思えない独特の軽い苦味がありました。
多くの歌劇を残したイタリアの作曲家ロッシーニは三十代で、未練もなく音楽会を去りその後はパリで美食家として名を馳せました。
フランス料理でロッシーニ風とあるのは、このかつての偉大な作曲家が好んだ調理法を指します。
そしてその特徴はトリュフやフォアグラなどの高級食材をふんだんに使用する事。
御多分に洩れず、このフィレも濃厚すぎるほど濃厚でした^ ^;;
で、失敗したと思ったのが、この濃厚なトリュフソース>_<
デミグラス?赤ワインソース?と判別できなかったリゾットに添えられていたのは、正しくこのトリュフソースでした。
トリュフたっぷりのボロネーゼも似た味で結果カルパッチョ以外の三皿は全て似たような味>_<
これだと食べ進むうちに飽きてきます。。。というか、実際飽きてました(笑)
共通定番メニューのない「俺の」シリーズの売りは、各店のシェフが作り出す独自メニュー。
僕のメニュー選びのミスを認めた上で、同じ俺のイタリアンなら銀座の方が美味しい^ ^;;
jijotty、少しだけごめんね^ ^;;