GWの楽しみを前倒し
人混みと渋滞が苦手な僕は、毎年のGWは特に遠出することもなく、家でできること、近場で楽しめることをするのが常です。
ただ、今年はインスタだったか、TVだったか忘れましたが、信じがたいほど美しい画像を見たのです。
それは雲ひとつない青空との境界がディゾブルでもしているような、一面に広がる青い可憐なお花畑。
そこは前に燃え上がるに赤く染まったコキアを見るために出かけた、ひたち海浜公園でした。
これは是非見てみたいと、凄い人混みになるだろうGWを避けるように一週間前に出かけてきました。
せっかく水戸方面に向かうわけですから、大好きなサザコーヒーにも立ち寄りたい。
となると、近頃自分から親と出歩こうといわなくいなった、珈琲好きなjijottyも誘いに乗るかも^ ^;;
お花畑+サザコーヒーのジョイント企画の娘連れ出し大作戦は成功でした(笑)
ランチは初めてのスリランカ料理
確か前に偕楽園の梅を楽しみに行こうとした時もjijottyが一緒で、ヌルヌル食材嫌いのjijottyを考えて、鰻の名店ぬりやをパスした記憶があります。
そこで水戸周辺でのランチをwebで探したら、安直ですが食べログのランチ評価で、そのぬめりやを抜く高評価、堂々一位の店、スリランカ料理のCojiCojiに興味を持ちました。
僕もbabarinaも未体験のスリランカ料理。
しかも、口コミ投稿数1333のスリランカ料理通のレビュアーの口コミのタイトルが「日本最高峰のスリランカ料理」
「全国の旅や出張の先々で美味しいスリランカ料理を探していますが、未だコジコジさんレベルのお店にはなかなか出会えません。訪問時点で、食べログスリランカ料理のランキングで、大阪のロッダグループに次いで第2位、水戸市全ジャンルの食べログ1位の人気店です。」
この口コミを読んで看過はできません、ということでこの日のランチはスリランカ料理でした。
少し甘くみてて電話で前々日予約をしたら、満席ですと、とても穏やかな口調で一蹴されました>_<
でも当日フリー席があることも教えてくれたので、開店30分前からの待ちでは遅いですかと尋ねると、そんなに早くからなら、ほぼ大丈夫だと思いますとのお返事^ ^
ということで、11時45分の開店の30分前、11時15分到着予定で車を走らせました。
いつもならナビの到着予想時刻より結構早く目的地に到着する、僕の少しだけラテンモードドライブ^ ^;;
でも、今回はひたちなか海浜公園方面に向かう友部ジャンクションあたりが大渋滞>_<
そんなこともあり、少しヒヤヒヤしましたが、なんとあろうことか予想到着時刻丁度に店の前に到着。
都内の行列のできる店に並ぶが如く、jijottyがダッシュしてくれて無事一番乗り^ ^
ところが。。。
11時30分になっても並んでるお客は僕たち三人だけ。。。何も焦らなくても良かったかも。。。
と、思ってたら開店10分前ぐらいからガンガン集まり出し、店のある二階への階段は全て行列でその先にも並んでます。
フリーの席で三、四人席はひとつしかありません、と教えられていたので、結果早めに来たのは正解でした。
面白かったし勉強になったのは、どうもお隣の国なのに同じカレーでもスリランカのそれはインドのそれと決定的に違うということ。
スリランカ料理にはナンはないようです。
で、このCojiCojjiさん、過去にかなりこの「ナン問題」で苦い経験があるのでしょう、1階に置いてある看板にナンがない旨を伝えて、いやいや訴えています。
さらにはナンでカレーを食べたい人のために、他の店の紹介までしています^ ^;;
かなりの「難問題」だったようです(笑)
開店を待っている間に看板のメニューを見ながら、スリランカ料理をイメージしてました。
イタリアンでいうとワンプレートにアンティパストとプリモピアットが乗ってる感じなのはわかったのですが、辛さの違いはなんなんだろう?と思案していたら開店^ ^
オーナー?の女性は「お電話をしていただいた方ですね」といいながら、ひとつだけある四人席に通してくれました。
並んでいた人、全ては入れずに、丁寧にお断りをいれていました。
オーダーを取りに来た際のこの店の違いは、「お客様ご注文は?」とは進みません。
まずは丁寧にスリランカ料理の説明でした。
簡単にいうと、辛さの違う様々なトピングが皿の上に乗っていて、その品数の多さが辛さのレベルとなり、カレー自体の辛さが変わるといことではないということでした。
これらのトッピングの掛け合わせをライスに混ぜて楽しむ、時にそこにカレーをかけたり、別オーダーのアッサムヨーグルトやトマトスープを足したりして、好みの味を作っていくのがスリランカ料理のようでした。
ここは食べログでCojiCojiを絶賛しているレビュアーおすすめのスペシャルスリランカプレートをオーダー。
本日のカレーは三種類、タコのカレーとたらの芽のフライ、鯵のフライ(フライがカレー?とは思いましたが、全ては流れで^ ^;;)
この三種類を頼んで三人でシェすることにしました。
それにトッピングで半熟卵とアッサムヨーグルトを追加しました。
香辛料系や癖のある?ありそうなものが好きなjijotty。
サーブされたプレートに乗ってるトッピングを全て暗記した様で、彼女説明によると3枚の画像のほぼ上辺にある黄色い豆のようなものから反時計回りに
レンズ豆
インゲン
竹の子
ケール
ココナッツ
茄子
人参
ゴーヤ
とのこと。そして三皿に共通のカレーはチキン。
実際にサーブされたプレートを見て、いってみればこれは混ぜご飯、韓国料理のビビンバみたいなモノとの僕の判断。
であれば、先ずはトッピングの味を一つづつ確かめないと。。。
ということで食べてみたら、ほんのり辛い、辛い、辛っっ!!から甘いかも、酸っぱいかも、甘酸っぱ~い!と色々、おまけに食感も様々。
ライスはサバランライス?とかいうタイ米に一手間かけたもの。その上に乗ってる薄塩味のおせんべい?をひとまず寄せて、混ぜご飯作り^ ^
説明にはなかったのですが、この塩せんべい、僕の直感で口直しにいいかもと思ったわけです。
味覚的に、はじめはよくわからなかったのですが、馴染んでくるとインドカレーにもタイのカレーにも、ましてや日本のカレーライスにはない、まぜ合わせの妙で実に複雑な味になってくのです。
少し辛すぎた!そんな時は追加したアッサムヨーグルトをかけるとマイルドになりますし、タラノメや鯵のフライもほぐして、トッピングやカレーと一緒にライスに混ぜて食べると、揚げ物の香ばしさや食材の食感が複雑に絡み合って美味しい。
かなりの多種多様な香辛料を使っているのでしょう、香りも一筋縄ではいかなく、でも決して嫌な香りではなく食欲を刺激するような不思議な香り。
スリランカの混ぜご飯風カレーは、インドカリーのような一種類、ないしは二種類の味をナンで楽しむのではなく、自分好みに自分で作り上げていくのが、お好み焼きやもんじゃ焼きの感じにも似ていて、そのオリジナル感も満足に一役買ってる感じがしました。
食後は僕とbabarinaが定番のラッシー、jijottyはスリランカ料理専門店ということで紅茶にイメージがいったのでしょう、キリテというスリランカの濃厚ミルクティーを選びました。
ここのラッシーは濃厚さと甘みが程よく、とても美味しかったですし、味見させてもらったキリテも、濃厚なミルクの中に、かなりしっかりした紅茶感が感じられて少し驚きました。
初めてのスリランカ料理なので比較のしようがなく、この店がスリランカ料理のイメージの元で、今後経験した際のスリランカ料理の基準になります。
素直な意見としては、トッピングの味見をしたり、はじめに混ぜカレーにして口にした際は、さほど驚きはありませんでした。そしてこれが全国2位の味なの?とやや不思議にも思いました。
しかし食べ進んでいくうちに、慣れたのかコツをつかんだのか、インドカレーでも日本のカレーでも感じたことのない、複雑な旨辛さを感じてきたのです。
個人的には特にアッサムヨーグルトとトマトスープが良かったですね、複雑な辛さはそのままにマイルドになる感じが口にあいました。
なるほど駐車場には、品川ナンバーはじめ都内ナンバーや、所沢ナンバーもありましたから、スリランカ料理を食べ慣れてる人には、違いがはっきりわかり、常磐道を飛ばしてでも食べに行く価値ありの店なことを証明してくれています。
ご馳走様でした、有難うございました^ ^
いつきても落ち着くSAZA CAFFEE
予定ではランチの後は、青の絨毯ネモフィラを楽しみに、ひたち海浜公園に向かう予定でした。
駐車場でナビに行き先を告げようとしたその時、jijottyがひたち海浜公園をググってみたところ、全ての駐車場が満車で順番待ち>_<
来るときの常磐道友部ジャンクションでの大渋滞を経験しているので、ある程度想定はしていましたが、あの広大な駐車場で順番待ちとは。。。
そこでラッシーとキリテで食後のお茶を楽しんだばかりですが、僕とjijotty、「珈琲は別腹」(笑)
ということで予定を変えて、サザ珈琲本店を先にしました。
いつもなのですがサザ珈琲専用駐車場は混んでいました。そして店内も順番待ち。
ただ、ここは喫茶店に珈琲のカップ&ソーサーや珈琲にまつわる品を扱う店舗も併設していますから、席が空くまではそこで楽しい時間を過ごせます。
ほどなく呼ばれて席へ。
サザコーヒー本店、その喫茶スペースはRC造の建物が中庭を囲むように三つのテイストでステージ分けされています。
物販店舗から続いているのが、カウンターもありコンクリートと木をうまく配して、オープンテラス繋がるシックなスペース。
その先がコーヒーベルト地帯の一つ、母なるアフリカを感じさせるようなユニークなスペース。
一番奥がナチュラルウッドを多用して、どこか北欧を感じさせるようなワームな空間。
一番席数の少ないアフリカステージ以外、席に通されたことがありますが、今回用意されたこの席は、かれこれ3、4回目ぐらいで、多数あるテーブルセットの中にも目に見えないご縁があるのかな?と感じました。
ストレートで珈琲が飲めないbabarinaはカフェ・ラッテを、jijottyはサザ・スペシャルブレンドをオーダー。
僕はせっかくなのでゲイシャを注文しました^ ^;;
というのも先月だったかな?それとも今月のはじめ?ローソンでゲイシャが飲めるとのキャンペーン!して、そのお値段が500円!それが本当なら。。。安っ!!
ということで結構ゲイシャ熱が上がっていあのですが、どうにも職場周りや自宅近辺のローソンで扱い店舗を見つけることができず。。。
そんなんことでゲイシャモードにあったこと、それと。。。値段が大幅に下がっていたこと^ ^
確か前回来た時にパナマ・ゲイシャ、ストレートのお値段は一杯2000円以上だったはず。。。
それが今回は1200円と射程距離に^ ^
世界一のコピ・ルアックだってリッツカールトンでは一杯5000円から10000円の間で提供されるようですから^ ^;;
ローソンでも販売するぐらいだから、そもそもパナマ・ゲイシャの当たり年、豊作だたのかもしれませんね。
何といってもこの香り、ゲイシャ特有の紅茶をイメージさせる、いや紅茶かと思わせる独特の強いコーヒーアロマ。
これにやられます。
一口すすると、ブルーマウンテン、コピルアックなど高級豆の共通点である、苦味、酸味、甘味、コクのバランスがいい。特徴もさることながら、とにかくバランスがいいいのです。
ブルーマウンテンが特徴がないのが特徴と思えるほどのバランスの良さなら、パナマ・ゲイシャはレモンティーの香りと味を珈琲の色とコクで、といったところでしょうか。
なんと違いがわかるようにと、パナマ・ゲイシャを頼むと比較用に普通のブレンドコーヒーも付いてくるというサービス。これなら嫌でも違いがわかるというもの。
またまた、素敵な時間を過ごさせていただきました。
どうも有難う。
珈琲が来るまでの間、テーブルの上に置けれているパンフレトを何気なくみていて、ハッ!としました。
そこにあったのはコントロールストッカーという名前のパウダーコントローラー。
実は今、おいしい珈琲の淹れ方フェイズ3?(笑)で、今一番関心があるのは微粒の取り除き。
微粒は雑味であり、苦味でもあるもの。
これをコントロールすることで珈琲がより美味しく、スッキリとなるわけです。
そこで必要なのがザル(笑)
今使ってるのはステンレスのザルですが、サザコーヒーでは微粉を取り除く専用の、こんなものを発売していたんですね!
ということで即刻ゲット^ ^
これを使って珈琲を淹れるのが楽しみ^_<
ひたち海浜公園でネモフィラを楽しむ
15時近くになっていたにもかかわらず、駐車場渋滞に緩和の感じはなく、結構な時間待たされるノロノロ運転が続きました>_<
やっと駐車場に入れたのは、15時半頃。17時には閉館となる公園に急ぎました。
途中の新緑が綺麗!新緑の緑、大好きです。
ということで無事に入館できたので、ネモフィラの咲く見晴らしの丘に向かうところで、babarinaとjijottyの記念写真^ ^
入り口から大勢の人の流れと共に向かった先には、澄み切った青空をバックに、可憐に青く広がる一面のお花畑!
その光景を初めて見にすると、誰しもため息。
想像を超える壮観に、ちょっと息を飲みましたね。
天気も幸いして、空との一体感が際立ていました。
丘の山頂へ向かう道は、まさに人で溢れかえっていましたが、それを意識させなくするぐらいの自然の美しさ、優しい力に圧倒されました。
山頂からは太平洋も見え、遠くに日立の工業地帯が霞んで見えるのも、自然と人間の調和を示しているようにも見えて、なかなかの構図。
パノラマでは遠くに観覧車も見えます。
ネモフィラが一面に咲き乱れるみはらしの丘では、外国人観光客もそこそこ見かけました。
皆、花をバックにポーズを決めて笑顔で写真取り。そう、大半が自撮りです。
インスタ映えの一枚を狙っているのでしょう。もう、日本は一億総カメラマン状態かも。。。ですね。
かくゆう自分たちも、インスタ映えならぬブログ映えの一枚を狙ってる点では、全くの同類項ですが^ ^;;
約1時間かけて、見晴らしの丘のあるゾーンを散策しました。
見所は勿論ネモフィラでしたが、ここにはそれ以外にも多くの種類の花が咲いていて、時期を逸していましたが数週間前まではチューリップも綺麗だったことでしょう。
そして右の画像はヤマツツジ。
先週末だったかな?我が家のあるマンションが面している道の、両側の歩道脇に植えられたツツジが一斉に咲きました。
緑の葉を覆い隠すように赤、白、ピンクの花が何分咲きもなく、示し合わせたように一晩で一斉に開花するのは、この時期の楽しみの一つです。
そんな見慣れたツツジは好きな花の一つなのですが、この公園で見つけたヤマツツジ。
なんとも、その優しいピンク色に魅了されました。
渋滞介護は。。。ジョイフル本田(笑)
ちょうど閉館時間の17時頃に帰路につけたのですが、たぶん高速のインターまでが大渋滞。。。
その先、高速に乗ったところでまたまた大渋滞。。。
たやすく想像できました。
そこで。。。ここはいっそ2時間ぐらい、この辺で時間を潰して、渋滞がひと段落してから帰ったほうが賢明。
ということで、あまりにも大きすぎるホームセンター、ジョイフル本田で時間を潰すことに。
といっても、僕も機械工出身のjijottyもホームセンターが大好き^ ^
歩き疲れるほど広すぎる店内だからこそ、興味をそそるものが随所にあって、2時間はさもなく過ぎていきました。
2時間以上遅らせて帰路についても、時折渋滞箇所もありスイスイとはいきませんでしたが、その分、転職したてのjijottyの近況報告を聞けて、かえって良かったかも^ ^
GWのイベントを前倒しした今回の遠出。
初めてのスリランカ料理と、美味しい珈琲、そして感動的だった一面ネモフィラのお花畑に、感謝感謝です。