6月9日

 

 

誕生日

69日は僕の誕生日。

ジョニー・ディップ、マイケル・J・フォックスと一緒で、日本では薬師丸ひろ子が一緒のようです。

 

誕生日にはbabarinaが記念でランチをご馳走してくれるとか。

そこで前日の晩からまだひとり者のjijotyもお祝いに駆けつけてくれることになりました。

 

ならばお返しのバンスで誕生日前日土曜の夜は僕のイタリアンとしました。

 

 

 

アミューズはズッキーニのマリネ。

これは土曜の朝に放映される「旅サラダ」の中で流れていた、」ですねイタリア旅行中のワンシーンを即コピーしたもの(笑)

 

特にレシピなどは紹介されてませんでしたが、僕が気になったのはミントを使うというフレーズ。エアレシピでイメージすると、結構いい感じ。ということでその日の午前中に作ってみました。

アップルミントとディルを入れてみましたが、香りがとてもいい感じでした。

 

アンティパストはカプレーゼ。

ペコリというお料理SNSが盛んな頃は、よくこれと同じものを作っていましたし投稿もしてました。

食べる直前に岩塩、ブラックペッパー、EXオリーブオイルをかけるのが肝の料理ですが、これはまだその前の状態ですね。

 

ひっさびさに食べた気がしますが美味しいです。なぜこんなシンプルなものが美味しいのかずっと疑問でしたが、何故かいつ食べても美味しんです。

 

 

 

プリモピアットは海老のスパゲッティ。

海老を使ったパスタを久しくやっていなかったことと、甲殻類が苦手なjijottyにあって海老だけは好き!ということもありのメニューです。

 

海老は掃除をしたあと頭と殻を180度の油で10分弱揚げて頭はディスプレイに、殻はフープロで粉砕してソースに入れます。

ソースはトマトソースに揚げたエビの殻を入れて生クリームでマイルドにしたもの。

 

海老の身とブロッコリーは塩ゆでしておいて、ソースにパスタを絡めた最後の差後に入れて軽く温めて完成です。

そうすることで海老のみが硬くならず、ブロッコリーも食感が活きます。

 

セカンドピアットはjijottyの好物のサーモン。

今回もマリネですがマリネしたサーモンにアボカドを挟んで生ハムで巻いています。

 

ソースはド定番のイタリアンマヨネーズ。

塩味は生ハムだけで十分と思いましたが、アボカドもある分少し足りなかったですね。

次回からの注意点です。

 

でも、ありがたく皆美味しいと完食してくれました。

 

 

 

娘達、いつもホントありがとう

毎年二人の娘たちは必ずバースデープレゼントを忘れません。

今年も各々から素敵なプレゼントを頂きました。

 

Chojolyは大好きなトロイカのチーズケーキを誕生日の二日目前に宅配で届けてくれました。

岩手県花巻市にあるロシア料理の店トロイカのチーズケーキは、僕が今まで食べたチーズケーキの中で一番美味しいと思うものです。

 

JijottyからはGodivaのチョコレート。

特にスイーツに目がないタイプではありませんが、チーズケーキ、ティラミス、チョコレートだけは別枠です。

 

娘達はホントよく僕の好みを知っています、食べ物も、洋服も、インテリアも、音楽も、アートも。

 

 

 

純粋正当、王道のフレンチ

僕がbabarinaの誕生日プレゼントで選んだのは、お気に入りのイタリアン。

二人の誕生日で行った箱根ホテルのディナーはヌーベルキュイジーヌ

 

そして僕のバースディでbabrinaリザーブしてくれたのは、純粋正当なフレンチでした。

 

心からありがとう。

 

 

 

アミューズは人参とほうれん草だったような、、、(笑)何しろムースと鶏肉のコンフィ。

個人的な意見としてフレンチはイタリアンに比べると、ソースがベースなのか複雑な味が多いように思います。

 

このアミューズも何か隠し味がきっとあるだろうなと感じさせるような深みのある味。

鶏肉をあまり好まない僕でも素直に美味しいと感じる風味と味でした。

 

それにしても、アミューズから驚かせてくれますね。

 

 

 

前菜は本鮪のカルパッチョ

 

生シラス、帆立、海老が添えられています。そして2,3mmほどのどうやって切ったの?と思えるような細かい色とりどりのパプリカとキャビア

手の込みようはさすが正当フレンチと唸らせますね。

 

そしてうっすくそぎ造りされた本鮪の味の濃さ、美味さに吃驚。

鮪の旨味をワインビネガー、オリーブオイル、少しフォンドボーも使ったのでは?と思えるマリネ液が十分に引き出していました。

 

生シラス、帆立、海老は味の変化、細かいパプリカは食感の変化、キャビアはその双方を担っていましたね。

 

 

 

スープは季節に合わせてビシソワーズ、冷たいジャガイモのスープです。

何度か食したことのあるビシソワーズ。僕は好きなスープの部類ですが、ここのは少し、いやかなり変わってました、実に美味。

 

口に入れるとまずは軽い塩味が、その後ジャガイモの甘みが来て追うように濃厚な旨味が来て、飲み込みとすっと消える。。。

まあ感心します。

 

 

 

メインは魚、鶏、豚から選べましたが、我が家はシェアが基本(笑)

Jijottyが魚、babarinaが鶏、僕が豚としました。

 

先ずは僕の豚ですが三元豚エストラゴンのソース。

焼き目を付けた後、オーブンでじっくり火を通したのでしょう、きっちり焦げ目はついてるのに中はジューシーで柔らか。

 

Babarinaの鶏にも驚き。

カチャトーラ風かな?と思ていたのですがフォンドボーと生クリームとかで煮込んだような濃厚な味。少々くどいかな?と思いましたが、くどくても美味しいものは進む進む(笑)

 

でもこの日のメインの大当たり、ど真ん中はjijottyの魚、ほうぼうでしょう。

 

イタリアンのそれとは明らかに一線を画す酸味が抑えられて旨味すら感じるバルサミコソースで食したほうぼうは、まるでウナギの白焼き?と思えるようなふわっふわの食感で目が点に!

 

どれも各々の食材の美味しさを引き出してくれてはいましたが、ほうぼうの食感とマイルドなバルサミコソースの味は忘れられません。

ソースは自宅での再現実験必至ですね。

 

 

 

実はbabarinaが用意してくれたこのフレンチ、シェフは伝説の名番組「料理の鉄人」にも出演した業界では名の知れた方。

そんなことも関係してでしょう、僕たちの隣のテーブルに娘と二人で座っている方はどこかで見かけた顔。

ジャンルはわかりませんが多分テレビにも出てる料理人です。シェフもわざわざテーブルまで来て挨拶をしていましたから。

 

僕たちより先にデザートが運ばれたお隣さん。どうも娘さんが誕生日のようで、デザート以外に小さなオルゴールが。

サービスがそれを回すと「Happy birthday to you」の曲が綺麗なオルゴールの音で流れ出しました。

 

しばらく時間をおいてから僕たちのテーブルでも同じ光景が。

誕生日を祝ってくれて心からありがとう。