遅ればせながら‥新年のご挨拶?!

 

 

今年初めて義理の息子とご対面

今年の正月は年末年始の旅の後、想定外の異常事態が発生し娘夫婦の年頭の挨拶に対応できなくなっていました。

 

でも2月になり大分落ち着いてきたので若い二人をお招きすることにしました。

思えばこうして正式に新年の挨拶に来るなんて初めての事‥

我が家はフランクなので形式ばらずにゆっくり食事でも楽しみながらと計画しました。

 

外で食事会とも考えましたが年明けの挨拶を自宅以外で受けるというのもこれいかに‥

 

 

 

じゃあということでひっさびさにコックコートの袖に腕を通してのイタリアンシェフになり、娘夫婦のためにイタリアンのフルコースを作りました^ ^

 

本格的なイタリアンを作るのは急遽やりだしたクリスマスイブでのこと依頼。

しかも今回はちゃんとメニューを考えながらのお料理でしたので味にはかなりこだわったつもり^ ^

 

早速メニューの紹介です。

 

 

 

アミューズ

 

今回は義理の息子が飲みますのでサーブする皿の順番を変えました。

プリモピアットを最後にして飲み会の「〆の一皿」にしたのです。

 

で、アミューズはいかにもビールにアイスなものとの考えから、プロシュートにマスカルポーネを塗りそこに蜂蜜をたらしたものをグリッシーニに巻きつけた一品。

 

義理の息子の口にあったららしく30本はいける!という嬉しいやら悲しいやらわからない大食漢の発言がありました^ ^;;

 

 

 

アンティパストは力の入った一皿です^ ^

 

というのも二度訪れたろくやで供されたディップで食べる地野菜の、そのディップの美味しさに感動!

二回とも多少違う風味ではありまましたがチーズとバーニャカウダベースのこのディップは、食べログ4以上の評価のイタリアン フィオッキで供されたバーニャカウダよりも美味と感じました。

 

そこでその味にトライしたのです^ ^

で完成品の評価は‥

なかなか味に厳しいchojolyもろくやとは違うけど美味しい!!義理の息子もこれはいける!!babarinaも美味しい♡

 

考えまくった甲斐がありました^_<

ただまだマイルド感に欠けます、これは今後の課題でしょう。

 

野菜は以下です。

二色の焦がしパプリカ甘味Max

南瓜のグルル

茹で上げオクラ

ペーパー人参とズッキーニの輪切りのサンドイッチ

スティックセロリ

 

基本インスピレーション第一の一期一会レシピの僕のお料理ですが、このディップだけは進化させたいので大雑把なレシピを記しておきます。

 

1)バーニャカウダを作る

  *この時にアンチョビの量を抑えるのがコツ

2)1)に同量のクリームチーズを加える

3)塩と蜂蜜で味を整える

4)生クリームでマイルド感を出す

 

次作のための変更ポイントはクリームチーズマスカルポーネに変更したらどうか?ということかな。

 

 

 

カルネ(肉料理)は二種類用意しました、牛と鶏です。

最初に供したのは鶏のもも肉のロースト^ ^

 

実は僕が好きな肉の種類は牛、一馬身離れて羊、さらに一、二馬身離れて豚、それから十馬身離れて鳥という感じ^ ^;;

よほどのことがない限り鶏だろうが鴨だろうがウズラだろうが自らすすんでオーダーすることはありません。

 

ちなみに鳥が苦手な理由はどこか恐竜のような味がするから(笑)

というと必ず「どこかで恐竜の肉を食べたことがあるの?!」と云われそうですが、まあそこは深く追求しないで、あくまでイメージの問題と大人的に解釈してください、ハイ。

 

その鶏が苦手な僕でも美味しいと感じるがこの大山鶏^ ^

しかもこのやり方だと皮はパリッパリ!身はジューシー♡になるので、そこに鶏には最強のハニーマスタードを絡めると絶品!となるわけです。

 

忘備録を兼ねて鶏肉の焼き方を記します。

 

1)鶏肉(モモ)は焼く30分前には冷蔵庫から出して常温で温度を戻す。

2)皮面を下にして切り分け身を均等な厚みになるように包丁を入れる。

3)皮面にフォークで穴を開ける焼け縮みを防ぐ

4)熱したフライパンにオイルを入れて生ローズマリーを5秒ほどくぐらせてオイルに香を移す

5)塩コショウした鶏肉の皮面を下にしてフライパンにのせその上からアルミホイールを被せて、さらにその上にフラ

  イパンと同じサイズの水の入った大鍋を置いて鶏肉をフライパンに押し付ける

6)このまま強火で7分焼く

7)皮面がこんがり焼けたら一旦フライパンのオイルをすべて捨てる

8)フライパンにバターを溶かして裏返し身を焼く

9)フライパンに蓋をして3分間中火で焼いて完成。

 

 

 

ペッシェ(魚料理)は我が家のド定番にして大好評の殻付きホタテのイタリアンマヨネーズのオーブン焼き^ ^

 

このメニューはレシピなんかなくても即作れちゃうぐらい何度も作ってますが、仮にポイントがあるとすればイタリアンマヨネーズの作り方とパン粉かな?

 

イタリアンマヨネーズはマヨネーズ、オリーブオイル、白ワインビネガー、摩り下ろしニンニク、蜂蜜、砂糖、塩で作りますが、ここに生クリームを加えるとより洗練された風味になります。

 

またオーブン焼きした後にグリルしますが、その際のパン粉に香草、ベストはイタリアンハーブミックス、なければ乾燥バジルでも結構、オレガノならば少なめに混ぜることと、さらに摩り下ろしたパルミジャーノレッジャーノを加えることです。

 

これでリストランテで供されるようなペッシェの完成です^ ^

 

 

 

二皿目のカルネはチーズ入り牛のミートボールのトマトソース煮込み。

 

牛100%の挽肉に塩と胡椒を振って良く練ります、ちょうどハンバーグを作る要領^ ^

粘り気がでてきたら3、4cm大のボールを作りその中にピッツアチーズを入れます。そして170度のオイルで素揚げしていきミートボールを完成させます。

 

これをsalvatoreの十八番のトマトソースに煮込んだのがこの一皿^ ^

牛肉であることとトマトソースで煮込むことを考えて素揚げはこんがり色が変わった変わった程度で十分です。

 

 

 

〆は(笑)ローズマリンーの香り漂うパルミジャーノレッジャーノのリゾット。

 

お料理は熱いものは熱いうちに、冷たいものは冷たいうちにが基本中の基本ですが、ピッツアとリゾットほど時間経過での味の劣化が著しいメニューも珍しいのでは?と思います。

 

とにかくリゾットは出来立てをなるべく早く食すのが作ってくれた人へのマナーのように感じることさえあるぐらい、出来立てを早く食べないと味も風味も食感も損なわれます。

 

そんな過酷な?環境で試されるリゾット。

chojolybabarinaもそれまでのコース料理で満腹状態で、二人からは四、五口分ぐらいで十分と云われました。

 

サーブした皿のリゾットの量を見れば誰がどこに座ったのかがわかりそうです(笑)

しかし‥

出来立てを食べてね!を守ってくれたこともあるでしょうが、まずchojplyが完食で「まだある?」のおかわりコール。

babarinaももう無理と言いながら、一へら分どう?と進めると拒否もなし(笑)

 

最初のサーブで多分リストランテの2.5人前で出した義理の息子の皿もほとんど完食で、その後鍋が空になる1.5人分を追加^ ^;;

 

これぐらい綺麗におかわりされると作り手としても至福です、ハイ^ ^

 

 

 

12時半から始まったイタリアンなランチタイムは、chojply夫妻がお土産に持ってきてくれたプリンを食べながら僕の淹れた二人へのイルガチェフィのカフェ・ラテと、僕とbabarinaがブルーマウンテンを楽しんで終了となりました。

この時すでに時計の針は16時を回っていたのですが、娘夫婦と過ごす時間はとても短く感じました。

 

それに男の声で「お父さん」と呼ばれることにもまだ少し違和感を感じている僕です^ ^;;

 

若い二人の自然な会話を聞いていて、仲の良さを確認できた嬉しさとちょっぴり寂しさを感じてしまうのは致し方ないのかな‥

何はともあれ素敵な時間を過ごすことができたのは嬉しい限り^ ^

 

 

 

一足お先にとchojplyからバレンタインのチョコレートをもらいました。

 

車で送って行った帰りがけに風邪で今回参加できなかったjijottyにお見舞いがてら立ち寄りました。

だいぶ良くなっていて一安心したのですが、jijottyからもチョコレートのプレゼントがありました。

 

思えば娘たちは多分バレンタインは中学生の頃から、バースディプレゼントは社会人になってから欠かしたことがありません。

しかも僕の趣味嗜好をよく知っていて、時には姉妹ら揃っての時もあれば、金額が張る時にはbabarinaの助けも借りて三人からという時もありました。

 

嬉しいしありがた限りです。

家族愛は、いってみれば家の基礎みたいなもの。基礎がしっかりしていれば上物はいかようにでもできます。

 

これからも家族の信頼、愛情を一番大切にしていきたいものです。