観梅とミート矢澤と姉のお見舞い

 

 

家族で観梅

chojoly夫妻にjijottyと今年初めて家族全員が揃った日曜日。

chojolyのマンションのそばにある羽根木公園で開催されているせたがや梅まつりで梅を観に行ってきました。

 

桜は毎年恒例の目黒川沿いでの観桜が定番ですが、梅を観に出かけたのは初めてです。

 

 

 

 

梅ヶ丘の駅からすぐの羽根木公園。

せたがや梅まつりで公園はとても賑わっていました。露店も出ててお祭り気分を盛り上げてくれてます。

 

 

 

桜の儚くもまた優雅に咲き誇る姿に対して、梅の咲く姿は淑やかに可憐。

澄み渡る青空に映えます。

 

今の自分の心境は‥ 梅でしょうね。

 

 

 

義理の息子が大喜びのミート矢澤

 

品川在住時はちょこちょこ出かけていた五反田のミート矢澤。

当時から行れるの出来る店でしたが、今ほどの全国区?メジャーではありませんでした。

 

ミート矢澤ではA5ランクのステーキも食したことがありますが、なんといってもここの店の売りはハンバーグでしょう。

 

義理の息子は東京駅大丸の中で1万円のステーキ弁当を販売する店として存在を知り、一度は行きたかったと大喜びでした。

行列は必至だったので早めの夕食として開店早々に並んだのですがそれでも30分待ち>_<

で、それより困るのが駐車場の確保。

 

何しろミート矢澤の店の前は路上パーキングになっていますが全て満車。

で、他にあるコインパーキングは示し合わせたように15分300円。一時間で1200円?!

青山、銀座よりも五反田の方が高いというのにどうしても納得のいかない僕。

 

 

 

ここのハンバーグは肉自体が美味しいので塩だけで食べるのが僕のスタイル。

ソースは付け合せの野菜専用です。

 

そのことを義理の息子に伝えると、彼も塩とタレを食べ比べて僕の意見に納得したようで、300gのハンバーグとchojolyのご飯の半分とbabarinaのご飯の80%をもらって完食していました^ ^

 

未体験ですがチェダーチーズトッピングだとチーズの塩気でちょうどいい味になるかも‥

次回はそうしてみよう^ ^

 

 

 

姉のお見舞い

 

2014年の年末に倒れてからずっと闘病生活を続けている姉。

今回家族で揃ったのはその姉のお見舞いに行くためでした。

 

姉は闘病生活中に病状が悪化していき、方南町にあるリハビリ病院から自宅の側にあるベネッセが経営する介護施設に移りました。

 

既に両足は自分の意思で動かすことが出来なくなり車椅子での生活を余儀なくされていましたが、昨年ぐらいから手の痺れも併発し昨年末には食事も人の力を借りないと無理な状態にまでなっていました。

 

そして体の自由がきかなくなるのに比例するように痴呆症の症状も出てきました。

 

そんな中で介護施設で口から泡を吹いて救急車でかかりつけ医の国際医療センターに運び込まれたのが先週の金曜日のことでした。

土曜日に義理の兄と甥達と共に主治医から説明を受けました。

 

乳癌、食道癌、脳腫瘍という大病をなんとか乗り越えてきた姉。

しかしその大病との戦いと加齢による体力の減退に、原因不明の身体障害の中での今回の異常から精密検査では複数の病名の疑いを伝えられました。

 

ただその中でも最も疑われたのが肺炎ということで、癌の再発やもっと深刻な病の疑いがかすんだのが不幸中の幸かもしれません。

 

ベットに横たわる姉は昨年ぐらいから瞳に覇気がなく、自らの意思で自分の体をコントロールできる状態でもなくなっていました。

合わせて痴呆症の症状で会話もかみ合わないことが多くなっていましたが、僕の顔を見るととても安心した表情になりました。

 

最近のことではかみ合わない話も、昔話になるととても良く覚えているようです。

姉に手を繋いで連れて行ってもらった映画のこと、ビートルズを教えてくれたこと、僕にファッションのいろはを教えてくれたことなどを話すたびに、瞳に輝きが戻りそれまで見せたことのない笑顔になりました。

 

「元気になれるかな」蚊の鳴くような声で言った姉。

「必ずなれるよ」と僕。

「元気になったら僕が車椅子を引いてお姉ちゃんを外に連れて行ってあげる」

溢れてくる涙を堪えるのが精一杯でした。

 

 

 

癌に打ち勝ってまだ元気な頃の姉とbabarinachojolyの思い出の写真です。

これは母の十七回忌と父の七回忌を茗荷谷で執り行った際の播磨坂の桜並木をバックに撮った一枚。

 

もう父母の法要に列席することはできない姉。

そういった意味でもとても大切な写真です。