バレンタインとイタリアンとお墓参り

 

 

ありがとう♡バレンタイン

去年から虚礼禁止の御達しがあり、バレンタインデーでは世にいう義理チョコもなりを潜めるようになりましたが、今年はより浸透した様子の我が職場。

 

しかし、義理と呼ばれようが少なくとも想いがなければ義理もないでしょう。

勤務地が変わった今年、前部署のあった本部から僕宛の荷物が着荷。開けてみると、なんと前部署の部下からのバレンタインチョコレートが。

 

虚礼禁止のお達しの関係から、送り状に記されてたのは「書類」

それにしても分厚い書類だこと(笑)

わざわざ送ってくれるなんて、本当にありがとう♡

 

それとbabarinaが旦那様へということで貰ってきた先は、いつもご贔屓にさせてもらってるロースターの女主人。

絶妙な深入りマンデリンを焼くマスターの店を継ぐ、ロングストレートの髪がお似合いの二代目お嬢さんです。

GODIVAのハート型のチョコをありがとう♡

 

それと今年初だったのは、babarinaの親友からのバレンタインティラミス。

自分の主人にさえ送ったことがないのに何故に僕に?という野暮な疑問はやめときます。

美味しいティラミスをありがとう♡

 

そしてbabarinachojolyjijotty^ ^

毎年忘れずに心温まるバレンタイチョコレートをありがとう♡

 

 

 

ホワイトデーとは別枠、イタリアン

ということで可愛い娘達とbabarinaに、ホワイトデーとは別枠で美味しいお返しでイタリアン。

もう去年からお外でイタリアンといえばここ、そう一番のお気に入りのトラットリアです。

 

この店は今回で三度目かな?娘たちも。

このプランを伝えた時の笑顔が、彼女たちのこの店への評価^ ^

 

よく美味しいものを知ってますね、娘達も。

 

 

 

四人揃って大好きなブラッドオレンジジュースで乾杯!

独特の甘味と酸味が口の中に広がります。やっぱりだ~い好き、ブラッドオレンジジュース^ ^

 

ストゥッツィキーノは毎回定番のグリッシーニ、フォカッチャ、全粒粉パンの3種類。

 

 

 

本日一皿めのプリモピアットはニジマスとクレソンのリゾット。

 

リゾットはほどよい食感、軽い噛みごたえのあるベストなアルデンテ。

淡水魚独特の軽いくさみをクレソンが完全に消してくれて、良い感じの風味だけが残る美味しい一皿でした^ ^

 

 

 

二皿目は、先月と似てたポルチーニ茸と黒トリュフのペーストを詰めたアニョロッティ ダル プリン。

これがこれがまたまた絶品!

 

先月はブロードと共に頂きましたが、今回はバターでソテーされた感じ。

なにしろポルチーニ茸と黒トリュフのペーストの風味が凄すぎて、美味し過ぎて>_<

 

ポルチーニ×トリュフは、ここまで風味を最大化させるの?というほどの代物でした。

本日のベストプレートです^ ^

 

 

 

ラストのプリモピアットはジビエ鳥取県産イノシシとクルミのラグー パッパルデッレ

 

全く臭みのないジビエに、今は無きお料理投稿アプリで知り合ったぴょんちゃんに教えてもらったパッパルデッレのパスタは、ジビエのラグーがいい感じ。

 

幅広パスタの使い方の参考にもなりましたね。

 

 

 

本日のセカンド・ペッシェはキハダ。

これをこんがりローストしたものをカリフラワーソースという、お初のもので食べさせてくれました。

 

このカリフラワーソースがまた絶妙^ ^

なめらかなソースの中に食感のアレンジでオクラが入っていましたが、これがいいアクセントに。

 

毎回のことながら今回も脱帽です。

 

 

 

カルネは羊、たぶんこの店では初めての仔羊です。

しかも嬉しい事に仔羊の藁焼き^ ^

 

この藁焼きはフィオッキで隣の人が食べてるのを見て、一度は体験しようと思っていたものでしたので、奇しくもお気入りのこの店で出してもらえるとは感激です^ ^

 

chojolyも開口一番声にしたように、そのスモーキーな香りにまずやられました。

藁の香りを纏った子羊は柔らかくもまたジューシーなものでした^ ^

 

 

 

ドルチェはパンナコッタに焼きマシュマロ、そしてラズベリージェラート

ここでもちゃんと手をかけたものが供されます。

 

食後のコーヒーまでしっかり楽しませていただきました。

 

ご馳走様でした、本当に美味しかったです。

素敵な時間を有難うございました^ ^

 

 

 

姉貴、みんなで来たよ

トラットリアの帰りがけに家族四人揃って姉貴のお墓参りに行きました。

娘達は今回が初めてのお墓参りです。

 

四人揃って墓前で手を合わせました。

 

僕は癌の手術が無事に終わったこと。術後も通院はあるものの順調な経過であること。そして今年もまた家族揃って年末年始旅行ができたことを報告しながら、姉貴の御霊の安らかならんことを祈りました。

 

思えばこの歳まで一度も行ったことのなかった人間ドックに行き、そこで尿に混じった血液から精密検査で膀胱癌が見つかり、最も権威のある医者の一つで順調に手術をすることができた一連の流れは、姉貴の見えざる想い、力のお陰だとつくづく思います。

 

この世で会って話をすることはないけれど、毎朝仏前で想いを感じることは出来てるから、会えなくなっても前ほどの寂寥感は薄らいでいます。

 

諸行無常

 

「姉貴、また来るからね。皆んなで、また会いに来るからね」