法事

 

 

亡き父母の命日が三月と四月で一ヶ月以内

 

しかも丁度十年違いです

 

 

 

我が家では三と七のつく年忌法事だけでなく毎年行います

 

だだし三と七以外の法事は家族だけの簡素なものです

 

 

 

今年も四月二十六日に行いました

 

 

 

父の七回忌、母は十七回忌を数年前に終えてますので

次に和尚様から読経してもらい親族で行うのは十三回忌と二十三回忌

 

それ以外の年忌法事は法要のあと父母を偲びながらの

家族の食事会の色合いが強いです

 

仲良のいい家族の姿を見ると

亡き両親も草葉の陰で喜んでるはず

 

 

 

自宅法要のあと

ご贔屓にさせて頂いてる料亭で会席料理を頂きました

 

どれもこれも繊細で美味しいく その細やかな味覚は流石日本料理

さらにお料理を引き立てる器も素敵です

 

西瓜は初物でした

 

 

 

 

法事とは

お経をあげてもらう法要と

その後の食事も含めた行事を云います

 

法要とは仏教用語

「故人を供養する」という意味で

「故人を偲び冥福を祈るために営む」こと

 

つまり

「この人がいたから今ここに自分がいる」

ということを改めて振り返り

自分自身を見つめ直す機会です

 

結果として

故人への感謝心が生じてきます

 

 

 

「冥福を祈る」

 

ところでその意味は?

 

 

 

冥福とは「冥土の幸福」ということで

 

それは「冥土の旅を無事終えて良い世界に転生できること」

 

 

 

そして転生できる来世は

 

地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天

 

の六道です

 

 

 

冥土とは「死後の世界」

 

「冥」という文字には

「光が少なくて物がよく見えない」という意味があります

 

それは簾のように片方からはよく見えるけれど

反対側からはよく見えない状態

 

「死後の世界から我々の世界はよく見えるけれど

生きてる僕たちからは死後の世界はわからない」

という状況を表してます

 

 

 

いつも亡き父母に見守られてるのですね。。。

 

 

 

しかしいくら追善供養をしても

風樹之嘆

 

となれば自分ができる孝行先は子供達

親ができる最高の子供孝行は

 

夫婦健康で円満な家庭であること

 

 

 

目指すは身体堅固所縁吉祥で偕老同穴^_<