2016、7 年末年始家族の旅

 

 

jijottyが大学を卒業してから毎年続けてきた年末年始の家族旅行。

最初はバリでした。その翌年がプーケットで次にセブ島を訪れてアジアの三大リゾートを制覇する予定だったのですが、旅行手配に出遅れてセブが沖縄に>_<

 

そしてその翌年は仕事が多忙の極みで年末年始恒例になった家族旅行も断念か、となったのですがなんとか滑り込みで伊豆の旅を実行。

 

問題はその翌年。

あろうことかのbabarinaが重度のリュウマチになり流石に家族旅行も無理>_<

のハズだったのですが、娘達が介護してくれるとのことで車で行ける箱根伊豆に旅行を敢行。

 

そして昨年は奇跡的にリュウマチが回復したbabarina。

とはいってもまだまだ長時間の旅行は無理、とのことで二年続きの定番伊豆は少々マンネリ。そこで初めて房総を旅先にしました。

 

そして今年。chojolyが嫁ぎ苗字も変わったのでついに家族三人での年末年始旅行‥と思いきや、chojolyも参加表明!なんと寛容な旦那様(笑)

 

chojolyの挙式で沖縄まででかけても問題のなかったbabarinaの体調から、三人での台湾旅行を計画してました。

そこへ突然のchojolyのエントリー宣言、ということで急遽国内旅行へ急ハンドル(笑)

 

 

 

国内旅行に切り替えたことで俄然頑張ったのが我が妻。

 

普段でも予約はかなり難しい一度訪れた内房のろくや。あの心もとろける日本料理を食べながら年を越したい‥

この難関をbabarinaが必殺電話攻撃で年末の一部屋をGet!!!!

奇跡としかいいようのない予約を受けて今回の年末年始家族の旅も房総半島に決定^ ^

 

 

 

 

2016年12月30日 娘達が集結

chojolyはお昼頃に帰ってきたので一緒にランチに。

彼女の好物の鰻、ハンバーグ、ピッツアの中から選んだのはピッツア。

 

そこで近頃見つけたなかなか美味しいピッツアリアへ出かけて、マルゲリータ、マリナーラと彩り野菜とチーズのピッツアを^ ^

アンティパストのコンキリエのトマトズッパを食した後、三枚のピッツアを三人でシェア。

美味しかった、ご馳走様^ ^

 

 

 

2016年12月31日 快晴の大晦日

知り合いが送ってきてくれた出雲そばを年越し蕎麦として朝食に^ ^

これが美味い!噛めば噛むほど蕎麦の香りと甘みが口の中に広がり至福のひと時でした。

 

去年と同じで首都高からアクアラインを通って内房へ。

途中立ち寄る予定の海ほたるはあまりの渋滞で思わずパス>_<

 

 

 

昨年と同じ房総半島の旅なので観光名所はだいたい去年に体験済み。

そこで今回はネットを使ってレア情報を仕入れ観光ルートに組み込みました。

 

その中の一つがブラジル屋というロースター^ ^

ネット情報ではここの喫茶でいただけるコーヒーの美味しさは千葉県で1、2とか。ただ残念ながら喫茶はもう年末休み>_<

 

でも豆ならまだ購入可能とのことで僕とjijottyの趣味に付き合ってもらいました。

 

僕が購入した豆は、イエメン モカマタリNo9、インドネシア トラジャカロシ、ブラジル ブルボンアマレロ、エチオピア イルガチェフの四種類。

 

味は追ってブログでお知らせしますね。

 

 

 

もしかしたら二十代の頃一度訪れたことがあったかも‥のマザー牧場

去年の旅行では来ていなかったので立ち寄りました。

 

 

 

 

もしかしたら二十代の頃一度訪れたことがあったかも‥のマザー牧場

去年の旅行では来ていなかったので立ち寄りました。

 

 

 

 

娘達とbabarinaは羊やカピバラの写真撮りで大忙し。

さらに動物に乗るのが趣味?のjijottyだけ馬に乗ってご満悦^ ^

 

そういえばタイに行った時もjijottyの要望で象に乗ったっけな^ ^;;

 

 

 

 

千葉県には人気の道の駅が多いみたいですが、ここ保田小学校道の駅もその一つのようです。

どうも元小学校の校舎をそのまま道の駅にしたみたいでした。

 

結構レストランが充実していて少しびっくり>_<

 

 

 

 

ろくやへ到着です。

 

娘達はロビーでお気に入りの浴衣を選んでましたが、実際に着たのはchojolyだけ。

jijottyはchojolyの着付けを見てる間に面倒くさくなったらしく作務衣でいいとのこと>_<

 

ここが理系と文系、ネット系とファッション系のお仕事の違いからなのかな^ ^;;

 

 

 

 

 

二度目のろくや。

駐車場に止まってる車のナンバーは1台の袖ヶ浦ナンバー以外すべて他県ナンバー。

 

海からも離れていて景色がいいわけでも、施設が豪華なわけでもないのに予約が3ヶ月先までほぼ埋まってしまうこの宿の魅力は、鮮度抜群の食材と有名料亭並みの手仕事によるお食事と、心底心温まる心配りでしょう。

 

この大好きな宿に娘達と宿泊できることに感謝^ ^

 

 

 

食事は全て個室で区切られたお食事処でいただきます。

天井がとても高くて4mぐらいあるんじゃないかな‥ 何しろ雰囲気もいい感じ^ ^

 

 

 

今回の先付けは海老真薯の沢煮仕立てと雲子ちり酢に株のすり流し。

この宿の食事で驚くのは既製品を一切使わない手の込んだメニューとお出汁の美味しさ。

個人的には毎年法要の後の偲ぶ会でご贔屓にさせていただいている料亭と同等か、それ以上のものを感じます。

 

そして主菜は地魚大魚舟盛り。

ここのお刺身のいきの良さと種類の豊富さは特筆モノ。

今回いただけたのは鮃(ヒラメ)、金目鯛、眼鯛(メダイ)、間八、鰆(サワラ)、太刀魚、薄葉剝(ウスバハギ)、鱸(スズキ)、カマス、縞鰺、鯵、アオリイカ、栄螺(サザエ)の13種類。

 

お品書きの裏面に供された魚が記されるというサービスにも唸ります。

 

 

 

我が家にあって一人だけ食の嗜好が違うjijotty。

何しろ他の三人が大好きな甲殻類やオクラ、納豆などのネバネバ食材に拒否反応>_<

 

ということで焼物はjijottyだけ和牛の鉄板焼き、他の三人は何の迷いもなく鮑の踊り焼きでした^ ^

この鮑もとても柔らかく味わいのある一皿でしたね。

 

jijotty曰く和牛も絶品!

 

 

 

晦日のサービスでしょう、しのぎで年越し蕎麦が供されました。

何しろお出汁が美味しいのでこの蕎麦もとても美味しかったですよ。

 

八寸も言うことなし。

地野菜とディップの感動的な美味しさは前回経験済みでしたが今回も期待通り。

 

鴨も火の通りが絶妙でしたし、鮮度の違いか栄螺のつぼ焼きも肝のほろ苦さも含めて絶品でした。

生ハムはどこ産なのでしょうか、とても味わいのあるもの。

 

娘達とbabarinaが驚いていたのが林檎と安納芋の白和え。

これは女子なら全員間違いなく絶賛するrとの評価で、僕に味をよく覚えて帰ったら再現してほしいとの要望まで入りました>_<

 

別途オーダーしたなめろうにも感動しました。

正直、昨年なめろうの本場千葉でいただいたそれは??? な味。これなら僕が作ったほうが美味しいんじゃない、と思っていました。

 

ところが‥

驚きました、ろくやのなめろう。何しろ上品、とにかく上品で鯵の味がちゃんと活かされています。

そのままと、お酢を付けてと、ごま油の風味での三種類で楽しめるようになっていましたが、そんままとお酢がおいしかったですね。

 

ろくやのお料理のレシピが欲しい(笑)

 

 

 

煮物替わりは丸六石焼鍋。

渡蟹や鱈などの魚介に野菜の入った鍋に熱せられた石を入れて沸騰させる鍋料理です。

この手の鍋は秋田県男鹿半島で経験があります。味噌仕立てのこの鍋の汁は魚介から十分な出汁が出て美味しい。

 

鉢肴は鰤大根でした。

実のところ僕は鰤がそんなに好きな部類じゃない>_< というのも本当に美味しい鰤に出会って経験が少ないく、わざわざ寒鰤を堪能するために富山県の寒鰤の聖地氷見まで出かけて食したこともあるのですが、それほど強い印象は残ってないのです。

 

でも‥

驚きました、ろくやの鰤大根。上品な脂が乗った程よい味付けの鰤と、そのお汁を吸った大根の美味しいこと!

タレの味ではなくちゃんと鰤の味がして身もしっとり。

 

余談ですが娘達にろくやの夕食で一番美味しかったものを尋ねたら、二人とも口を揃えて鰤大根と云いました。

恐るべしろくやの鰤大根^ ^

 

 

 

お食事はとろろご飯でした。

もう食べきれない状態でしたが美味しい香の物もあって結局完食。

 

デザートまで都合2時間をかけて至福の時間を家族四人で過ごすことができました。

美味しものを食べてる時は思想、宗教、肌の色の違いを超えて全ての人が幸福を感じるんだな‥

そんなことを思った次第。

 

ご馳走様でした、そして有難うございました。

 

 

 

女性三人で行っておいでとしておいた貸切露天風呂。

ところが食べ過ぎの娘達にお風呂まで出かける根性も気力もなし>_<

 

ならばということで前回同様babarinaと二人でゆったりと一年の垢流しをしてきました^ ^

 

 

 

 

 

 

2017年 元日 雲ひとつない快晴の一日

2017年の元旦の朝ごはん。

前の晩に朝食用の干物を選ぶことができるのですが、ここでもjijotty以外は迷わず金目鯛^ ^

jijottyはえぼ鯛の選択。

 

ただえぼ鯛もなかなか脂が乗って美味しい干物であるのを知ってる僕は少しグラつきました^ ^;;

 

お正月らしく雑煮が付いていたのはうれしい限り^ ^

 

 

 

昨夜は食べ過ぎで何も食べれない!と云っておきながら美味しい朝ごはんもきっちり完食(笑)

 

前回お世話になった時の若く可愛い中居さんが僕達夫婦のことを覚えていてくれて最後はお見送りまでしてくれました^ ^

 

「また来ますね!」

いつもなら若い女の子だから云ったんでしょう、とbabarinaはじめ娘達にもいわれるパターンでしたが今回はなし(笑)

彼女達も是非また来たいと思った表れですね!

 

本当にお世話になりました、有難う^ ^

 

 

 

去年も初詣にいった安房神社に向かう途中での光景。

 

青く澄み渡る快晴の空と同じ青の大海原。

東京湾越しに見える霊峰富士。

どうぞ酉年の今年がこの海と空、そして富士山のように穏やかで済んだ年でありますように。

 

 

 

 

二年連続で安房神社に初詣。

家内安全、健康長寿を祈願してきました。

 

 

 

かつうら海中公園に向かう途中有名な棚田があるとのことで立ち寄りました。

大山千枚田というこの棚田はライトアップもあるようでしたが時間帯が合わず断念>_<

 

 

 

 

かつうら海中公園の海中展望塔へ行きました。

この展望塔は沖合60mの場所にあり海底を覗ける施設です。

 

 

 

 

長い螺旋階段を降りるとそこは海底。

窓から見える海の中の景色はダイビングやシュノーケリングのそれとはまた違った感覚でした。

 

潜水艦の中にでもいるような感じを受けましたね。

 

 

 

 

元旦の宿は千倉温泉

 

この宿を選んだ理由は離れが松本清張が執筆のために投宿していたとのことから。

いうまでもなくその離れを予約しました。

 

部屋は十二畳の和室と三畳ほどの前室、それに檜風呂の浴室のある純和風。

眼下には川が流れカルガモの群れが水面をゆっくりと泳いでいく中、時折カモメも飛来する素敵なロケーション。

 

ここで松本清張は何を書いていたのだろう、あの名作「砂の器」かな、それとも「点と線」、「ゼロの焦点」、待てよ「黒革の手帳」かも‥

 

などと貸切露天風呂を楽しんでいる家内と娘達の留守をしていて一人物思いにふけっていました。

 

 

 

ここも晩御飯は食事処で供されました。

担当してくれた実にユニーク?な年配の中居さんが配膳してくれましたが、何しろお品書きがない(笑)

 

でこの中居さん、フレンドリーなのにどこか自信がなくて蛭子さんに顔も雰囲気も似てる。

そこで命名したのが「人のいい蛭子さんの女性バージョン」(笑)

これが家族に大受け^ ^

 

お料理は八寸に酢の物、椀物として供されただろうあん肝です。

 

 

 

 

鍋物は魚介と野菜のそれ、そして何故かビーフシチュー^ ^;;

お造りが売りのようでここでも舟盛りです。

 

全てにおいてハイパーお宿ろくやと比較すると可哀想ですが、嬉しかったのはお造りに伊勢海老のお刺身が付いていたこと。

伊勢海老は鬼殻焼きよりも刺身で食べるのが一番と思ってる僕にとっては嬉しい限り^ ^

 

 

 

揚物は河豚でなかなか美味。

食事とデザートは一般的でしたが、食事の香の物はいただけなかったな‥

浅漬けと云うよりは今漬けというのが似合う、ほとんど生野菜状態(笑)

 

でも一番ウケたのが焼物として供された魚のソースに関して。

ちょっと変わった味だったのですが、このソースについてbabarinaが中居蛭子さんに尋ねたら、な、な、なんとドラゴンフルーツのソースとのお答え!

 

はいっ?!

いや〜、多分、いや間違いなくそれは、それだけはないと思うんですけど‥(笑)

 

その後中居蛭子さんから訂正が入り、板場で聞いてきたら白ワインのソースでした!とのこと‥

う~~ん‥ まっ、いいか(笑)

 

 

 

2017年 1月 2日 本日も快晴なり

ここでの朝食で特筆すべきことはご飯。

この各自に一つづつ付いてる土鍋で炊いてくれたご飯、これが実に美味!

 

おかずも一般的ながらも海に近いだけあって海の幸が多いのと美味しいい。鯵の干物に伊勢海老のお味噌汁、それに海の珍味だけで普段はありえないおかわり連発でした^ ^

 

ご馳走様でした、そして有難うございました。

 

 

 

 

帰路に着く前にお土産探しで幾つか道の駅へ。

 

ここ道の駅鴨川オーシャンパークは昨年立ち寄っていなかったのでワンストップ。

心太が美味しかった。

 

昨年も立ち寄った道の駅ローズマリー公園ではお土産に買った美味しいしじみ醤油なるものと、同じく昨年手に入れたパンプキントランペットという瓜科の野菜をゲット。

この野菜で作ったズッパの美味しさは感動ものでした^ ^

 

友人に送るお年賀としての干物は去年と同様道の港まるたけで手配しました。

ここの干物はなかなかいけます^ ^

 

 

 

 

地産地消

旅先ではたとえ多少回り道してでもそこでしか食べることのできないものを食べる主義です^ ^;;

 

ということで最終日のランチに予定していたのが自家製ドイツソーセージの専門店。

多分魚介三昧でさすがに最終日は魚介以外のジャンルがいいのでは?との思いからの選択。

 

 

 

SAINT SCHWEINは田んぼの中のこんもりとした丘にあるお店でした。

 

営業していることを確認してから伺ったのですが、13時頃なのに僕たち以外にお客様はいません‥

一瞬やな予感‥

 

食べ過ぎ感の強い娘たちはハムとウインナーを使ったサンドとホットドックの単品を。

babarinaは旅行前日の晩ご飯が僕の手作りのポトフだったにもかかわらずポトフ単品をオーダー。

僕は予定通りのウインナーのグリルのランチを頼みました。

 

ランチにはサラダとパンか玄米ご飯とドリンクがつきますが、僕は玄米ご飯と珈琲を選択。で供されたサラダがかなりいける!

 

ドレッシングも美味しかったのですが野菜の味が力強い。そしてグリルしたウインナーも塩加減と歯ごたえが実にいい。

同様のことはポトフやバーガー、サンドにも云えたようで一個は持ち帰りにしてもらうと云っていたchojolyもその場で完食^ ^

 

そしてこれもよくあることなのですが、僕達が入店してしばらくすると一組のカップルが来店。その後ライダーの四人組が来て、今度は女子会四人組、帰り際には家族四人が来店でした。

我が家は千客万来の福の神かな(笑)

 

機会があったらまた来たいですね^ ^

 

 

 

 

当初計画にななかったのですがchojolyが急遽主人の実家に行くことになり、東京駅まで電車の方が確実ということで木更津の駅まで送って彼女だけ電車で帰路につきました。

 

時刻も15時を過ぎていたので木更津の三井アウトレットパークに行き買い物をしてから晩御飯をそこで食べて帰ることに。

 

jijottyは色々欲しいものがあったらしく靴や洋服を買っていました。

僕は気に入ったニットを見つけたのでそれを、babarinaは珍しくお気に入りが見つからなかったようでした。

 

晩ご飯は日本橋まで行かなくても食べれる金子半之助の天丼を僕が。

babarinajijotty名古屋コーチンの親子丼と唐揚げを選んでいました。

 

 

 

chojolyは結婚して苗字が変わっています。

本来ならば我が家の年末年始旅行には参加できない立場です。

 

でも理解のある旦那さんに恵まれて今年も四人で旅に出かけることができました。

本当に有難いことだと思います。

 

車での旅の良さの一つに気心の知れたものだけの移動空間という一面があります。

周りを気にせずに色々な話ができます。

 

そんな中で、前から聞いていたことなのですがどうもchojolyの主人が今年はいよいよ仕事でアメリカに行きそうです。

まだ決定はしていないようですが子供でも授からない限りchojolyも一緒についていく雰囲気‥

 

そうなると七年続いてきた家族四人での年末年始の旅もおしまい。

来年からは三人でのそれになりそうです。

 

寂しさを禁じえませんがものは考えよう。

chojolyの入籍は一昨年の11月22日でしたから、昨年に引き続き今年も参加してもらえたことに感謝するべきでしょう。

それにjijottyがいつ苗字が変わるかもわかりません、確率はかなり低いとは思いますが(笑)

 

これからも可能な限り年末年始の家族旅行と毎年の法要と偲ぶ会は継続したいと思います。