2015年5月31日 及第点のピッツエリア
五十代までの間に何度か居を変える、つまり引越しを経験しました。
その度に新しい街でやることは外食の各ジャンルで定番の店を見つけ出すこと。
これが時に結構時間を要することがあります。
僕のジャンルはまずは僕の中の十八番のイタリアン、そしてフレンチ。それにこれも外せないラーメン(笑)。それからお寿司に焼肉、中華料理に懐石料理を供する和食と蕎麦の美味しい店、となるわけです。
品川から今の住まいに引っ越してきて一番最初に見つかったのは実はラーメン屋さん。
引き続いてフレンチに焼肉と和食。蕎麦も比較的早く見つかりました。
中華は三年ほど前に連続で三店舗の定番店が見つかりました。各々が四川、北京、ヌーベルシノワと方向性もバラバラでラッキーでした。
評価が辛口になるイタリアンで納得の店を見つけるまでには、多分二、三年かかったと思います。
ところが‥美味しイタリアンの名店でピッツアは食べない、というよりもメニューにないケースが多いという方がただしいいのかも。
ピッツアはやはりピッツアリアでが正解です。
とは言ってもことピッツアは中目黒の聖林館、旧名のサヴォイが定番店だったので、それと同等かマイナス2レンジまでの店はなかなかない>_<
しかし偶然この街界隈に関するブログを読んでいたらひっそりと見つけたのです、良さげなピッツアリアを!
ということですぐに出かけてみたのが二年前かな?
まさに聖林館のマイナス2レンジ(笑)、ギチギリ及第点です。
何故か、娘達は聖林館よりもこちらがお好みのようなのですが^ ^;;
僕的にはピッツアの良し悪しはマルゲリータでわかる!の持論があります。
ちなみにイタリアンのそれはペペロンチーノ。
食材が少ない分、ニンニク、オリーブオイル、赤唐辛子とパスタの質にごまかしがききません。そして茹で湯の塩加減と乳化のさせ方がわかっちゃうんですね^ ^
で、二番目の画像が聖林館のマルゲリータ。
供される時はグツグツとモッツアレラが煮立ってるときさえあります。
ここのピッツアにそれを求めるのは酷というもの。
第一に聖林館は石窯で約500度の熱で焼き上げますが、ここは400度のガスオーブンです。この100度の差は大きいい。
それと使ってるチーズが違います、チーズが。多分聖林館のそれはイタリア直輸入品、ここのは産地はわかりませんが2ランク落ちぐらいのもの。
じゃあ皆ダメじゃない、となりそうですが、ここは生地とトマトソースが聖林館のそれに肉薄なのです。
かなりリーズナブルな価格でこの味なら十分に合格です。
とても美味しかったサルシッチャのジャのベーゼ。
何しろサルシッチャが美味かった!でジェノベーゼでのピッツアは初体験でしたが、これがサルシッチャの塩加減と程よくあって実に美味。
お隣はザクロとゴルゴンゾーラという珍しい取り合わせ。
これもいけました、というょり我が家は揃ってゴルゴンゾーラ好き^ ^;;
写真のデートから追う限り、どうもこの店は2015年の早春に見つけた模様。
その後も娘たちが来ると伺っていたので、もうオーナーとは顔見知りになりました。
で左の星型のピッツアは本場イタリアでお祝い事なんかで供されるサービスとか。
もう常連状態になったのでそのサービスでしてくれたみたい^ ^
ただ個人的にはカットハウス以外はあまり常連になるのは苦手なんだけど^ ^;;
この店で驚いたのはカルッツオーネ。
日本でこのメニューを食べたのは代官山カノビアーノのオーナーが山梨においしい学校というオーベルジュとオープンささて際に食しただけです。
で、ここのカルッツオーネは実に美味しい!
この店での僕のオーダーはこれとマルゲリータで決まりです^ ^