よく気が利いて心遣いが出来、勿論大事な仕事を任せることができるスタッフから、是非僕のイタリアンを楽しんでみたいですと言われていて、いつか実現しな いとと思いつつも休日は僕も含めて各々プランがあるだろうし、その中でうまくブッキング出来る日を探すのは結構大変でした>_<
そこでたまたま招待したいと思っていた二人のウィークデイのアフター5が空いていいて、僕も予定もなく定時に帰宅出来そうな日が先週あったのでお招きしました。
一人は男性、もう一人は女性のスタッフだったのですがとても喜んで受けてくれました^ ^
でも、あまり喜ばれるとそれもな〜んちゃってイタリアンシェフにとってはプレッシャー>_<
嬉しいことなのですがお客様が自宅に足を踏み入れると、まずは「これは何ですか!?」「どこで買い求めたんですか!?」「奥様のご趣味ですか!?」と立て続けにインテリアに関する質問攻めにあいます>_<
特に今回の女性のスタッフはなかなかセンスも良く、趣味の一つにインテリアもありそうだったので結構ヒートアップ気味>_<
楽しい会話は食事と共に^_<と伝えて、僕はコックコートに着替えてキッチンに立ちました^ ^;;
まずはantipasto misto
左からサルシッチャのプロシュート巻
鴨のレバーパテのブルスケッタ
オイルサーディンのアーリオオーリオ
スタッフの中にそこそこのビールラブがいまして、ワインよりもビールに合いそうな前菜の盛り合わせにしてみました^ ^
個人的にフォアグラを除いてレバーはやや苦手でして、あの独特の臭みを取るために摩り下ろしのニンニクと少量のマヨネーズ、そしてEXオリーブオイルで練り上げて口当たりのレバーパテに仕上げました^ ^;;
サルシッチャはピュアオリーブオイルで焼くときにイタリアンハーブをオイルに入れて香り付けをして焼いたものに、プロシュートを巻きつけたものです。
塩分はプロシュートが十分に担ってくれているので、サルシッチャに味付けは不要です^ ^
オイルサーディンはアーリオオーリオに1分ぐらい入れて温めてみたのですが型崩れを起こしましたので、お皿にディスプレーした上から、熱々のアーリオオーリオをかけたほうがいいみたいです。
イメージレシピではガーリックチップの穴にピンクペッパーを配する予定でしたが、しっかり忘れちゃいました^ ^;;
Primo Piatto
ゴルゴンゾーラソースのニョッキです^ ^
一般的にゴルゴンゾーラのソースにはペンネが最適!とされていますが、僕はニョッキのほうがお似合いと感じます。
仕上げに摩り下ろしたパルミジャーノレッジャーノを回し掛けています。
画像にはありませんが最後の最後までソースを楽しめるようにバゲットを用意しているのは云うまでもありません^ ^
この日のSecond PiattoはPesce^ ^そう、僕の定番のお魚料理です。
今回はマグロとトロサーモンのカルパッチョ サラダ仕立てです^ ^
この一品、なかなかのお味なので開設予定のSRS、Salvatore Recipe Siteでも具体的な作り方をご紹介したいと思っています^ ^
このお料理の肝はソースとマリネ液?です。
知り合いの和食職人から教わった通り鮪の柵の筋目に沿って刺身包丁で引いた切り身とトロサーモンを、自家製燻製オリーブオイルに絡めます。
マリネ液とはいえないかもしれませんが、これがマリネ液の代用です。
これでトロサーモンはスモークトロサーモンに変わり、鮪も味に深みが出ます^ ^
そしてソースはバルサミコに、これまた自家製の燻製醤油と味醂、そしてバターを使います。
このソースはオールマイティーですが特に魚介には最適です^ ^
レシピはいずれSRSで^_<
頭の中でストックしている食材と冷蔵庫の在庫状況を思い出しながら、美味しいイカスミがあったことを思い出して作った、あろうことかのPeimo Piatto part2のイカスミのスパゲッティーニ 生イカ添えです^ ^
まあ、この一品は美味しいイカスミソースさえあれば致命的なミスでもない限り誰が作っても美味しくなります^ ^;;
僕のオリジナルなのは、そこに生イカを添えること(笑)
女性をお招きしたので、スイーツは別腹の法則に沿ってDolceはは必須だったと思いましたが、いかんせん急いで自宅に帰る必要があったので今回は見送らせてもらいました^ ^;;
ただ彼女も男性スタッフも珈琲が好きだったので、僕が淹れる珈琲もかなり楽しみだったようです。
そこで珈琲はアール・マッカちゃんから教えてもらい僕もはまったイルガチェフィを用意しておきました^ ^
少し肌寒さはありましたがルーフバルコニーから夜景を見ながら楽しんだ珈琲がとても印象的だったようで、翌日メールと口頭でイタリアンの美味しさと共にリッチなコーヒータイムへの謝意が伝えられました。
楽しんでもらえてよかった^_<