Appleが大好きです。
正確にはスティーブ・ジョブズの思想が具現化されていた頃のAppleが大好きでした。
ジョブズ亡き後は、Apple製品がリリースされたら何でも発売初日にそれを手に入れるということはなくなりましたが、1980年代のMacとその後ジョブズがAppleに復帰して1998年にリリースされたiMacからはほとんどのMacを所有していました。
しかしリーマンショック後の転職から今まで、社業でのツールとしてはMacを3台買い替えながら今に至りますが、プライベートではかれこれ7、8年新型のMacを購入することなく来ています。
理由は幾つかありますが、最大の理由はOS、そうオペレーティングシステムの問題です。
AppleはMacのOSを現在自宅で使っているMacOS10.6、通称Snow Leopard以降を64ビット対応としたため、それまでのアプリケーションの大半が動かなくなる事態が生じることになるのです。
わかりやすく言えば、新しく車を買い換えてしまうと、すごくお気に入りのとても高価な車のアルミホイールがインチ数が合わなくなり全く使えないと同じようなことです。
Apple創業時からしばらくの間は「パーソナルコンピュータのフェラーリ」といわれて、その高額な販売価格のためになかなか個人では手を出しにくかったMacも、現在では10万円台から購入可能でリーズナブルになりました。
しかし実のところMac本体よりも、そこで動かすアプリケーションへの投資の方がずっと高価です。
僕の場合、それを職業にしてきたこともありソフト(アプリケーション)資産は、通期でみると高級車一台を簡単に買えるぐらいの金額で、それらがほぼ全て使えなくなるというのは致命的でした。
そうはいってもMacOS10.6 Snow Leopardから五世代も進化した今のMacOS10.11 El Capitan。
細かいインターフェイスの進化にセキュリティの深化、そして何よりも64ビットネイティブになってCPUの力をより活かせる環境になった今、もうレガシーシステムといってもいい10.6ともお別れの時期のようです。
プライベートであればそこそこの映像、画像、音声対応のアプリがあればなんとかなりますし、近頃は優秀なWebアプリも多くなってきてますので久々にMac、いやApple製品を購入することにしました。
購入リストは
1 MacBookPro or iMac
2 Apple TV
3 外付SupperDrive
4 外付HDD
5 25インチ以上のモニタ or TV(これだけ未定^ ^;;)
でとうとう購入しました^ ^
MacBookPro Retinaディスプレイ13インチモデルです^ ^
iMacとMacBookProは悩ましい選択でした>_<
MacBookProなら移動が可能、書斎だけでなくリビングでも、旅行でも持ち運びが出来ます。
持ち運びを考えると13インチが最適でしたから15インチは初めから選択肢にありませんでした。
でもスペックと画面の大きさを考慮するとiMac
進行性老眼?の僕にとって13インチは目に厳しすぎます>_<
でもデイスプレイなら既に自宅に一台ありますし、HDMI端子もあるのでテレビに接続も可能。
それらを総合判断してのMacBookPro^_<
Appleらしいジョブズイズムのパケージングで箱を開けることさえためらいがち>_<
ちなみにジョブズは若い頃に禅の思想を色濃く受けています。
彼の美意識の根幹には禅が、つまり東洋思想があるように感じます^ ^
現在のAppleで最もジョブズの美意識を理解し継承しているのはジョナサン・アイブでしょう。
イギリス生まれの彼は、僕の記憶が確かであれば初代iMacのデザインに携わり、そこでジョブズの信頼を勝ち得て現在でもプロダクトデザインの総指揮を取っているはずです。
ですからこの最新のMacBookProも彼の指揮の下作り上げられたものでしょう。
Windowsマシンは使い勝手を優先してトラックパッドの位置が左にオフセットしてるものが多いですが、Appleは決してそれをしません。
使い勝手も重要ですが工業製品としての美しさの追求が一義にあるのがAppleであり、そのぶれない美意識、思想がApple evangelistを排出するのでしょう^ ^
AppleTVも新しくしました。
今年はVOD(Video on demand)元年といわれています。
Huluは昨年かな?一昨年かな?どちらにしても先行してサービスを開始していますが、今年はVODの雄、NetFlixが日本でのサービスを開始したことを受け、同業他社や新規参入も含めて選択肢が多くなっています。
そこでこれらのサービス、特にNetFlixとHuluがメインのようですが、それを観ることが出来るテレビというのも発売されているようです。
しかしその為に新たにテレビを購入といのでは余りにも情報に疎いということになります>_<
自宅にインターネット接続環境があって、且つ既にあるテレビにHDMI端子があればAppleTVのようなセットトップボックスや、それに類するAmazonのFireTV Stick、GoogleのChromecastで同じサービスを享受出来ます。
では数あるセットトップボックス機能を有するデバイスの中でAppleTVはどんなアドバンテージがあるのかということですが、二つあります。
その一つ目がコントローラーが限りなくiOS、つまりiPhoneに近づき指のアクションで操作が可能になったこと。
そしてSiriに対応して音声入力に対応したことです^ ^
この使い勝手はの良さは体験しないとわからないでしょうが、実に便利です。
AppleTVを立ち上げてる時に、コントローラーに向かって「YouTubeを立ち上げて」といえば、ユーチューブがスタートしますし、「明日の天気は?」と尋ねるとTV画面に指定された地域の天気予報を映し出してくれます。
一部、NetFlixを観ている最中に「ジェイソンステーサムでお勧めの映画は?」と尋ねると、NetFlixではなくAppleのMovieでのお勧め を知らせるという、不具合?未対応?それともApple Movieの売上増を狙った意図的な仕様?(笑)ということはありますが、概ね快適に対応します^ ^
今まで全てリモコンの操作だったものが、音声入力に変わるというのは二層式と乾燥機を使っていた洗濯が全自動洗濯機に変わったぐらいの感覚を思えました^ ^
そして次なるアドバンテージはAppleTVがApp Storeに対応したこと。
つまりiPhoneやiPadのようにAppleTVでもアプリやゲームが楽しめるようになったことです。
現在はまだ種類も少ないですが、いずれゲームでは任天堂 Wiiのようなことが出来るようです。
そう遠くない将来テレビでiPhoneのアプリのようなことが出来ることはなかなか画期的なことです^ ^
その中で今僕とbabarinaがはまっているのがNetFlix^ ^
なしにろ月650円(税抜き)で映画に映画からテレビドラマまで見放題という大盤振る舞い^ ^
Huluを見ていた際は途中でよく止まってしまい使い物にならないというので止めましたが、新しいAppleTVのA8チップのお陰でしょうか、全く止まることもなくノンストレスで楽しんでいます。
今更ながらはまっているのがあの懐かしのアメリカの連続テレビドラマ「24」^ ^;;
これが見直すと面白い!特にseason1と2は深夜までbabarinaと食い入るように観入ってしまいました>_<
それとよく見逃していた「孤高のグルメ」(笑)
やっぱり食べ物ネタには弱いんですね、僕は^ ^;;
それとAppleTVでの嬉しい機能がAirPlay^ ^
これはAppleTVを接続したテレビの画面に、Mac、iPhone、iPadなどの画面をミラーリングできること。
つまり映し出せるのです^ ^
我が家は全員iPhoneユーザーですしchojolyのフィアンセも同じ^ ^
ですから各々のiPhoneに入っているコンテンツ(画像、映像、音声、テキスト)なら、簡単な設定でワイヤレスでなんでもテレビの大画面に映し出せます。
chojoly,jijottyが各々で行った旅の思い出の写真をスライドさせたり、彼女たちのお気に入りの音楽も流すことが出来ます。
またzozotownでの気になってる商品などをテレビの大画面に映し出して、母と娘であたかもテレビショッピングでも楽むようにしてもいました^ ^;;
そんなこともあり古いAppleTVの次の嫁ぎ先はchojolyの家です>_<
MacよりもAppleTVについて多く語ってしまいましたが、まあAppleという会社は創業以来、つい先ごろまで世界で唯一ハードからソフトまでを作 り供給してきた企業ですから、ユーザのニーズを形にするのが実にスムーズに出来るカンパニーということです^ ^
ジョブズイズムよ、永遠なれ^_<