ハドソン川の奇跡

 

 

クリント・イーストウッド監督、トム・ハンスク主演の実話に基づいた映画「ハドソン川の奇跡」を観てきました。

 

実は一番好きなアクション物ではなかったので大好きなジェイソン・ステーサム主演の「メカニック ワールドミッション」と選択を悩みましたが評価を見て決めました。

 

155名の命を救ったヒーローが真逆の多くの人命を危機に晒した容疑者として嫌疑をかけられ身の潔白を証明するという物語です。

 

コンンピュータを駆使したシミュレーションと現実での対応に潜む「落とし穴」が鍵になりますが、トム・ハンスク扮する機長の判断が正しかったことのが証明された後のやりとりが印象的でした。

 

国家運輸安全委員会の一人が言いました。

「この奇跡はXという要素抜きに考えられない。それは機長、あなたです」

 

「そんなことはない。私、副操縦士キャビンアテンダント、それに全ての乗客。管制塔にすぐに駆けつけてくれた海上保安の船にヘリから飛び降りた潜水士‥その全員のチームプレイなのです」

 

 

 

映画を観た前日の夜送別会がありました。

総務部当時僕の元で数年アシスタントをしてくれたなかなか優秀な女性でしたが、僕が経営企画室に異動になってからは部署が違い直接一緒に仕事をすることはありませんでした。

 

彼女は結局転職することになったのっですがその相談も前から受けていました。

僕の抜けた部署の中で向上心を持って仕事に臨むことが難しく、僕と同じ部署への配属希望をしていたらしいのですが無理と分かり出した結論とのこと。

 

チーム内で高い意識を維持し続けるのは難しいことです。

 

 

 

モチベーション‥

様々な勉強会でその維持の仕方、方法を教えられてきました。

 

その結果僕の行きついた結論は個人のモチベーションは自らあげるもの。

人は今の仕事、作業に意味を見いだせなくなった時にとかくモチベーションが下がります。

 

ですから時に鷹の目で高所大所から物事を俯瞰する視点を持つことが大切だと感じています。

ここのモチベーションの上がっている組織は自ずとチーム内の意識自体が高くなり困難に立ち向かうことができるように思います。

 

さてと‥

人生時間の夕方時を迎える自分にとって自分の人生を高所大所から見つめる目も持ち合わせなければいけない歳になりましたね。