姉のお墓参り

2018年8月30日 その日も今年の酷暑のような暑い暑い夏の日でした。

あの日姉は星になりました。

あれからもう五年。一周忌の法要は執り行われましたが、その後は個人個人でという義の兄のからの耳を疑う発言があり、毎年の法要をすることなく、世の中はコロナになり行動が規制される世の中になりました。

 

そして今年。やっと行動規制のない夏を迎え、四年ぶりにお墓参りに出かけることが出来るようになりました。

 

 

 

銀座でお昼

妊娠中の長女以外の三人で出かけた姉のお墓参り。
墓地が白金にあるので、お昼ご飯は銀座でとることにしました。暑さもあってか、麺類のあっさりしたものが多かった夏休みの食事。

たまにはお肉でもということで、ステーキ&ハンバーグを選びました。

 

 

 

何とも一人でまったりが好きな次女。

先週はお盆で実家に、今週は姉のお墓参りで二週連続で会う次女は、とても珍しいショートインタバルでの再開です。

 

 

 

 

 

彼女たちはハンバーグとステーキのセットを注文。

ご飯の量の多さに少し驚いていました。

 

 

 

 

僕はステーキをオーダー。

一時凝ってた自宅でステーキも忘れがちのこの頃、肉料理を口にするのは久しぶりです。ご馳走様でした、有難うございました。

 

 

 

 

永眠の地

嫁ぎ先の宗派が浄土真宗で、その真宗の寺院の墓地で眠る姉。

品川区にありながら、まるで日本庭園のように整備された墓地に、昔ながらの長方形の御影石のお墓と、現代風の小さな石碑のようなお墓が上手に配された墓地の入り口も、こんまりとしてますが凛とした空気感があります。

 

 

 

 

実家御先祖様のお墓参りだけは、昨年から三年ぶりに再会しましたが、姉貴のお墓参りはアフターコロナで初めてです。

お供えのピンクの小花は僕が姉貴をイメージして選びました。

 

宗派は違いますが、法要がないのはあまりに悲しいので、墓前で般若心経を読経して故人を偲び、御霊の安ら感ことを祈念し法要としました。

 

毎朝自宅で読経して姉とは会話をしていますが、墓前となるとそれとは違う感覚、より親近感を覚えます。

 

お陰様で、癌の早期発見即手術で、姉貴の回忌数と同じ術後になり、今年で5年目。再発もなく寛解状態です、ありがとう。

新型コロナウイルスに僕と長女は感染しましたが、後遺症もなくお陰様で完治しました、ありがとう。

長い間子宝に恵まれなかった長女が、不妊治療の結果お陰様で新しい生命を宿すことが出来ました、ありがとう。

お陰様で今年のお盆にも家族が実家に集って、両親や姉貴はじめ亡き兄弟、祖父母、その先のご先祖様に手を合わせることができました、ありがとう。

 

お姉ちゃん、いつもいつもありがとう。

 

供養とは誠を尽くす事。忘れないこと。