十年前は「な〜んちゃってウィークエンドシェフ」その後料理は趣味のツートップに登り詰め、今は毎日愛妻ならぬ愛夫弁当を自作する「ウイークデイ主夫」状態の僕。
約二週間の長めの夏休み中のご飯は、原則朝昼晩の三食を僕が担当。というかそれが当たり前のようになっています。
で、この夏休み作ったご飯の記録です。やっぱり大好きなイタリアンが多めかな。
まずはBuono!イタリアン
最初は夏らしいメニュー、日本初の「冷製パスタ」です。
イタリア本国の伝統的なパスタに冷たいパスタはありません。これを発明したのは日本人、奇才のイタリアンシェフ、リストランテヒロの創業者の山田宏巳シェフ(僕の記憶が正しければ)
山田シェフが作り出したのはフルーツトマトを使った冷製パスタですが、ベランダ園芸でハーブを育てている僕は、冷製のジェノベーゼを作りました。
具材はアスパラとプロセスチーズのたまり漬け。
前菜は我が家の夏の定番、桃と生ハムのインボルチーニです。ともにBuono!
山田シェフに敬意を表して作ったのは、元祖「冷製パスタ」のトマトの冷製パスタです。
ポイントは水でしめるので指定の湯で時間よりも2分ほど長く茹でることと、水洗いするので茹でるお湯に入れる塩はかなり強め、僕は普段の倍近く入れます。
アンティパストはオレンジとチーズ、レタスのサラダです。
同じジェノベーゼでもこちらは冷製ではなく伝統的なもの。
ちょっとした変化は、コロナ前足繁く通ったイタリアンで供された感動したジェノベーゼと同じに、コーンを具材に入れたこと。コーンの甘味がバジルソースをより引き立ててくれるんです。
アンティパストは、これも夏が美味しいカプレーゼです。
アーリオオーリオペペロンチーノに使ったのは、ベランダ菜園ハーブのイタリアンパセリ。
知り合いのフレンチシェフが作るように、今回はニンニク、赤唐辛子、イタリアンパセリをいつもよりもかなり細かく切り刻んで作ってみました。いつものそれよりも少し繊細な味になったような気がしましたね。
アンティパストはトマトとアボカドのサラダです。
本当はファビオのレシピでフレッシュトマトとナスのパスタを作る予定で、家内と二人でYouTubeでレシピを確認していたにも関わらず、あろうことか家内がナスを何ぞの料理に使ってしまうという、信じがたい出来事が発生。
気分はトマトパスタに染まっていたので、ちょっと手間をかけて、作ったトマトソースを一度濾して繊細なポモドーロを作りました。
いつもよりトマトの酸味を活かしたパスタはBuono!
アンティパストは二種類。パプリカのマリネと焼き芋のパルミジャーノかけ生ハム包です。
トマト繋がりでポモドーロのリゾット。
リゾットはジャポニカ米、日本の無洗米で作ります。十八番はチーズリゾットですが、トマトも美味しいですね。チーズ煎餅もポイントの一つです。
アンティパストは、オレンジのマリネサラダです。オレンジの上には生ハムが乗ってて、これがいい仕事をしてくれるんです。
今年になってハマっているのが、市販のピッツアのアレンジ。
もうかれこれ7年ほど前でしょうか、キッチンのガスコンロの変更を機に、グリルが400度まで上がることを知り、生地からのピザ作りにチャレンジしました。
デロンギのピザストーンやピザピール、ピザボードを用意してやり始めたのですが、どうも僕は発酵物が苦手のようで、結果それらの道具も休眠状態でした。
ただ折角なので市販のピザをピザストーンで焼いていたりしたのですが、今年はそのアレンジにハマり出しました。何せフレッシュバジルはベランダにあります。それと前からの疑問の、大好きなマルゲリータは何故トマトソースのみで、フレッシュトマトを使わないのだろう?への挑戦もできます。
その結果できたのがこれ。ピザチーズとトマトケチャップ、フレッシュトマトと多めのオリーブオイルがアレンジの肝ですが、もう一つフレッシュバジルの時間差投入です。
このピッツア、お世辞抜きでかなりいけます。近場に納得のピッツアリアがないので、とても助かってます。
いつもの伊藤ハムなどで発売している、とてもお買い得なピッツアよりも一格上の、それでもワンコイン程度のピッツアを焼いてみたのがこれ。
追いチーズはモッツアレラを使いました。バジルの投入が少し早かったのかな?やや焼け気味です。
これも美味しかったのですが、生地に厚みがある分、生地自体の味が全体の美味しさに大きく影響します。
僕アレンジのピッツアは、伊藤ハムなどの安くて薄いピッツアの方が美味しくなるようです^ ^;;
品質とコスパで人気のオーケーストア。品川に住んでいた頃はよく行ってたのですが、現在の住まいのそばにはないのでご無沙汰状態でした。
ただ夏休み中にそばの名店に出かけた際の帰り道でオーケー発見!
ということでオーケー行ったらこれ買わなくちゃ!で覚えていたアトランティックサーモンとオリジナルコーヒー豆、それと一番人気の焼きたてテイクアウトピザを手にれました。
驚きなのはその大きさとプライス。チェリートマトを使ったマルゲリータはガスコンロにはとても入らず、オーブンレンジにギリギリの大きさで、僕のかなり大き目のピザボードになんとか乗る大きさ加減。これで値段がう、う、嘘でしょう?!の税抜きワンコイン以下の498円!!驚きでしょう。
で、オーブンの最高温度300度で焼き直してみましたが、回すのを忘れて熱風の出る位置に近いところが焦げちゃいました。味は。。。ピザ生地が少しパンのような。。。
我が家でリピはないですが、あの味、あのコスパを考えると信じがたいピザ出ることは間違い無いですね、ハイ。
フレンチじゃなく洋食
カレーも好きです。ナンで食べるカリーもいいですが、ご飯で食べるカレーライスも大好きです。キーマカレーのトッピングはエビフライ。
サラダはトマトとオレンジ、バジル、アンチョビのサラダです。
自分で作るカレーもいいですが、レトルトカレーの進化には目を見張るものがあります。今回はそのレトルトカレー、C&Cのカレーです。
C&Cは50年ほど前、新宿の京王モールで6席ほどのカウンターだけのカレー専門店でした。それが今や東京だけでも17店舗。大阪の定番?インデアンカレーも好きですが、やはりC&C!ということで、家でもストックを欠かさないようにしているC&Cのカレーです。
サラダは生ハム入りのシーザーサラダです。
イタリアンの次に多く作る和食
手作り料理で一番多く作るのがイタリアン、その次が和食です。
この日は次女が遊びにきていた晩御飯です。鰹のたたき、焼き薩摩揚げとはんぺんの生姜だし、ヒラヒラ人参の明太子和えとピリ辛こんにゃくです。
これはオーケーストアで手に入れたアトランティックサーモンの丼です。
参考にしたのは、正直あまり参考にすることはないのですが、YouTuber「りゅうじのバズるレシピ」サーモン、漬け、丼のキーワードでは彼しか出てこなかったのです> <
ところが。。。このごま油を使った彼曰くの万能だれ、結構美味しい!オリジナルで手を加えたのはオリーブオイルをかけてバルサミコ塩を振ったアボカドを加えたこと。
この丼ならリピ間違いなしです。
冷やしトマトと冷奴が脇を固めています。
風呂吹き大根と玉こんにゃく。どちらも好物です。
特にこの玉こんにゃくは、山形の丹野こんにゃくのもので、他のものとは歯触り、弾力が違います。冷やしたトマトには蜂蜜とパルミジャーノがかかってます。
和食にもパルミジャーノは合うんです。
美味しそうな本鮪の中トロの柵を見つけたので、ならば中トロ丼で!ということで作った晩御飯です。
味噌汁はつみれ汁と中トロに相性抜群の汁物でした。
チャーハンと焼き飯の違いて何なんでしょう?同じメニューの呼び方の違いなのかな?
今回は具材に納豆を使っているので、それと気分も焼き飯です。
なんとなくチャーハンだとしっとり系もありですが、焼き飯となるとパラパラじゃないとと思ってしまいます。
真打登場!The緬
パスタも含めると我が家の麺消費量はかなり多いです。
この日はルーバルで冷やがけ蕎麦のランチです。天ぷらははなまるうどんのテイクアウト、海老は一緒で、家内はイカ、僕はちくわ天です。
ラーメンも全国の名店の味を自宅で楽しめるようになりましたね!
これは山形鶴岡市の琴平荘の中華そばです。
ラーメン、つけ麺なら断然ラーメン派の我が家も、自宅ではたまーにつけ麺も食べます。
夏に食べるべき麺といえば、これも外せません、冷やし中華。
いつからかな?数年前から我が家で冷やし中華といえば、このチラシ冷やし中華になりました。
年中食べれる冷麺も、やっぱり夏に食べると美味しいですね。
旨辛のスープにツルツルの麺。そしてこの旨辛のスープとスイカの甘さが意外やいがい、かなり合うんです。
夏の麺で外せないのが素麺です。
トマトと茗荷の入ったタレで食べる素麺は美味しいですよ!今年の酷暑は9月になっても続くとか。
となると素麺を食べる機会は、まだまだ続きそうです。