実は僕の誕生日に家内が腕を振るって誕生日のディナーを作り、次女を呼んで誕生日パーティーをしてくれる予定でした。
しかし。。。
6月5日水曜日の午後、僕がガーデニングを終えてリビングに戻ると、家内が左手にタオルを巻いて右手だけでキッチンに立ってました。
「どうしたの?」
「ちょっと打撲したみたい」
「どこで?どうやって打撲したの?」
「。。。」
んっ?原因がちょっと怪しいと思い、しっかり尋ねてみると階段を踏み外して手をついて痛めたと。。。
でも我が家に階段はありません。
ようやく事実を確認してわかったのは、寝室の窓からルーバルに出る時に、椅子に足を引っ掛けて転倒し手を痛めたらしいのです。
前からこの手の小中学生しかしないようなことをやっているのは知っていて、そもそも窓から出入りするのは泥棒ぐらいで、何より危ないと言い聞かせていたのですが、意志が強いというか、妙な信念があるというか、その行為をやめることがなかったのです。
そして危惧していたことが現実となりました。
本人は後ろめたさもあったのでしょう、打撲だから明日病院に行くとのこと。
しかし年齢から考えると骨折も十分に可能性ありなので、僕がすぐにGoogleで評判のいい整形外科を見つけて、連絡を取ってなんとかその日のうちに診察してもらえることになりました。
結果は。。。
左手首の複雑骨折で、要手術とのこと。
その整形外科と連携している総合病院と連絡が取れて、入院がジョニー・ディップ、薬師丸ひろ子、そして僕の誕生日の6月9日日曜日で、手術は翌日の10日と決まりました。
入院準備の買い物で出かけたモールでの痛々しい姿の家内です。
自宅からそう遠くない入院先の総合病院もGoogleでの評価も悪くなく、日曜の入院なのに急患や一般の患者さんも結構いました。
主治医の説明で、手術は全身麻酔をして一時間前後で、プレートを入れて固定し、翌日火曜日には退院できるとのこと。
僕の膀胱癌の手術でも部分麻酔だったのに、骨折の手術でなぜに全身麻酔?との疑問はありましたが、理由を聞ける雰囲気でもなく主治医に下駄を預けるしかありませんでした。
部屋はベッドの間に家具を配してプライベートを確保した準個室というタイプでした。
実質二泊三日の入院体験になりますが、プライベートが守られるのは嬉しいですね。
手術当日の朝、例によっていつも以上に念入りに神棚、お稲荷様、仏壇に手を合わせて手術の成功を祈ったことも、多少は影響したのでしょう、手術を無事終えることができました。
左手を吊るされた状態の家内。
プレートの入った写真が痛々しいですね。
怪我とは「我怪しい」と書きます。
つまり怪しいことをすると「怪我」をするのです。窓からでいるするなんて泥棒と同類、怪しさMAX。まさに起こるべくして起きたことのように思います。
今回のことを痛い授業料として、しっかり学んで二度と怪しいことをしないようにしてほしいですね。
不幸中の幸いだったのは、手首の複雑骨折で済んだこと。
家内の歳(僕も同じですが)になると、打ちどころが悪いと、それが原因で松葉杖生活や車椅子生活を余儀なくされます。
最悪の場合寝たきりということもあり得ます。
骨折で済んだことに感謝です。
歳に比例して、より凡事徹底、当たり前のことを当たり前にやる意識が必要になると思います。
歳とともに
より清潔に、より小ざっぱりと、より整然と、よりきっちりと、です。
これからしばらくはリハビリで病院に連れて行くことになりますが、毎日が自分時間になった今だからこそ、それも可能です。
今回の件で健康が一番ということを夫婦共々痛感しました。