初めての地/神流湖

 

 

2015/7/21

 

 

神流湖。。。

初めて聞く地名でした

 

その風光明媚な湖のほとりに

五室だけの料理とおもてなしが評判の宿があると聞いたのです

 

 

7月18日 土曜日

台風11号の後を追うように出かけてきました

 

 

 

天気は神のみぞ知る>_<

よもや台風の後追いで北上することになるとは

予約の段階では想像すらしていません

 

ただそこはMr晴れ男^ ^

 

出発時に雨はありませんでした

 

 

 

目的の場所は埼玉と群馬の境目のようでした

そこで初日は関越経由でを秩父散策

 

秩父といえばお蕎麦が名物

当然のようにお昼は手打ち蕎麦を選択^ ^

 

名店の誉れ高いこいけ

僕は三種もりをbabarinaは海老天せいろを

 

三趣もりにはせいろ、田舎蕎麦、けし切り

どれも蕎麦好きには堪らない風味と食感の蕎麦でした

 

とても美味しくいただきました

ご馳走様でした^ ^

 

 

 

食後は秩父神社を訪ねてみました

 

毎年十二月に行われる秩父夜祭

京都祇園祭、飛騨高山祭りと並んで日本三大曳山祭りに数えられるとのこと

 

二人揃って二礼二拍手一礼で

身体堅固所縁吉祥をお祈りしました

 

 

 

その宿は神流湖を見渡す絶好の場所にひっそりと建っていました

 

こじんまりとした建物は静寂を纏い

まるで自分達だけを迎えてくれてるような穏やかな空気が流れていました

 

華美になり過ぎない玄関の花

革のソファーに腰を埋めて味わうウエルカムドリンクと手作りのチーズケーキ

 

自然の移ろいを楽しんでくださいと言わんばかりに

湖に向けて並べられたソファーに心配りを感じました

 

素朴な中に配慮という洗練を感じるサービスは

とても心地いいものでした

 

 

 

 貸切のお風呂からも湖を眺めることができます

 

台風が遠のいていく中

山間に低く垂れ込んだ雲が幻想的

 

いつになく長湯になってしまいました

 

 

 

食事処からも湖を一望できます

紫陽花(文月)と記されたお品書きは十品

 

 

初夏八寸

 

椀物

 

お造り

 

焼き物

 

箸休め

 

銘石三波石寄せ盛り

 

煮物

 

酢の物

 

ご飯(香の物、留椀)

 

デザート

 

 

そのどれもが地の物を使った手の込んだ上品なもの

魚介が大好物の僕とbabarinaもこの山の幸には納得、満足の会席料理でした

 

ちなみにお品書きの背景図は一枚づつの違う柄です

 

ご馳走様でした

有難う

 

 

 

7月19日の朝は青く澄んだ空

まさに台風一過の青空

 

朝食も夕食同様手の込んだ山の幸を楽しませてくれました

 

ご飯は土鍋で炊き上げたまさに銀シャリ

艶があってお米が立っていて

白いご飯そのもの自体が何より美味しい体験をさせてもらいました

 

 

 

 

オリンピック開催地選考のプレゼンテーションで使われた「おもてなし」

この「おもてなし」の語源は勿論「もてなす」です

 

もてなすの語源は「モノを持って成し遂げる」ということと「表裏なし」という 二つ

この宿では予約時にパンフレットを郵送してくれたり

到着時に手書きの名所案内を差し出してくれたり部屋の冷蔵庫の飲み物が全て無料であったり

 

夕食時の食べきれなかった炊き込みご飯をおにぎりにしてくれたりと、事前に売りにしない営業ではない想定外のサービスがありました

 

これこそまさに「おもてなし」と感じた次第とてもいいお宿でした

有難うございます

 

 

 

 宿を後にして道の駅や大きな水車を見つけては立ち寄りながら

富弘美術館を目指しました

 

babarina星野富弘さんの絵と詩が大好き、恥ずかしながら不勉強な僕は漠然としかわかっていませんでした>_<

 

美術館に入り星野富弘さんという人を深く知り、展示されている作品の全てを鑑賞させてもらいました

 

 

神様がたった一度だけ

 

この腕を動かして下さるとしたら

 

母の肩をたたかせてもらおう

 

風に揺れるぺんぺん草の

 

実を見ていたら

 

そんな日が本当に

 

来るような気がした

 

 

 

この作品の前で動けなくなりました

 

babarina星野富弘さんの作品はそのまま純粋に心に沁みてくるといいます

とても素敵な人を伴侶に選ぶことができたと

 

今更ながら感謝しました

 

 

 

 富弘美術館で思いの外時間を取ってしまい昼食が午後2時を過ぎていました

 

桐生市でまるでパスタのパッパルデッレかラザーニャのような幅広うどんの

ひもかわなるものを食べる予定でふる川を訪問

 

しかし。。。

14時からは支度中で閉店>_<

 

ええええ~~>>>_<<<

 

じゃあ。。。

確か鰻の有名店もあったような。。。

そう、泉新!

 

しかしこちらも。。。

13時半からは支度中で閉店>>>>_<<<<<

 

旅先ではその土地ならではのモノを食べるのが信条

 

そこで頭をフル回転させると

群馬在住の友人がお土産に持ってきてくれた鳥めし弁当を思い出しました!

 

有難いことに道すがら鳥(重)弁当の看板を発見

販売元はたつ吉

 

群馬の友人が持ってきてくれたものと同じかどうか分からなかったのですが、たつ吉の鳥重弁当を買いました

 

桐生市の運動場公園のような場所に休屋を見つけたのでそこでお昼^ ^;;

 

弁当を開けて二人とも????

お土産頂いたものとは違うかも。。。

(どうも友人が持ってきてくれたのは登利平の鳥めし弁当のようです^ ^;;)

 

でも鰻のタレで焼いた鳥は同じですし

鳥重弁当もとても美味しく頂きました、ご馳走様でした^ ^

 

確か去年のこの時期は四万温泉に出かけたはず

梅雨明け前後は群馬県にご縁があるのかな?

 

今回もとても心温まる旅になりました

有難う^ ^