小江戸でまったり

 

 

ミッションに一つの目処

現在担当のプロジェクトがビル建設。

実は建設には着工前に整理をつけておかないといけないことが沢山あります。

 

建築関係では概要設計。

法律を遵守しながらその土地にどこまでの高さや大きさ、時に日照権の問題も考慮して形状の構造物を造ることができるのか。そのためには地盤調査も含めて地中から地面、空中権にまで及んで計画を詰めていきます。

 

それ以外に近隣説明や関係官庁との調整が待っています。

これもとても重要で自分達が建てたいものを計画しても、近隣の反対があったり関係官庁が難色を示すとそこで計画は止まってしまいます。

 

今回はこれらをなんとかクリアーして、まずは着工に漕ぎ着けそうな目処が立ちました。

そこで。。。

 

雲ひとつない秋晴れの一日^ ^

自分にご褒美も兼ねてbabarinaと秋の一日をドライブで楽しむことに^_<

 

 

 

 

野菜の鮮度と価格に吃驚! 道の駅みかも

ドライブ先に選んだのは、一度は行ってみたいと思っていた小江戸 栃木市^ ^

首都高を抜けて東北道を北上。

 

途中、評判の良さそうな道の駅「みかも」に立ち寄ってみました。

 

雲ひとつない絵に描いたような快晴でしたが、そこはやはり十月の空。

真夏のそれとは少し違います。

夏の空が油絵なら、同じ空でも十月の秋のそれは水彩画。。。どこか透明感を感じて空が高く感じられますね。

 

 

 

 

時期ですね、ハロインに使うお化け南瓜?も店頭に。

それと。。。ここでも見つけました!バターナッツ南瓜^ ^ もちろん手に入れました、これスープにするととても美味しいです^ ^

 

babarinaは栗と柿に興奮気味。

その他大ぶりの生シイタケやナメコ、ブロッコリーにこれまた大きなオクラ、茄子、胡瓜など手に入れました^ ^

 

でも。。。

昨日一週間分の買い物を済ませたばかりで冷蔵庫は満室状態なはず。 入るのかな。。。

 

 

 

 

蔵の街 栃木で水上散歩

初めて訪れた栃木市でのメインイベントは、巴波川(うずまがわ)を船頭が案内してくれる遊覧船^ ^

 

この船着場に来るまでに車中から見た街並みは、同じく西の蔵の街 川越ともまた趣の違う、少し歩いてみたくなるような景色でした。

 

さてこの遊覧船の待合所、時代を感じささせてなかなかいい感じでした。

そういえばまだまだ幼いころ自宅で見たことがあるようなないような。。。古い古いミシン。

 

そもそもフローリングなんて言葉がないころは畳敷き以外の場所は、この待合所と同じように黒光りする板の床でしたからね^ ^;;

 

 

 

船頭さんたち手作りの三度笠をかぶって乗船です。

日頃の行いのせい?ラッキーなことに僕たちともう一組の夫婦、二組での貸切で出航です^ ^

 

この船頭さん、そもそもラテン系なのかプロ意識が強いのか、実に口元滑らかで話も面白い(笑)

なのに歴史的に重要なポイントはしっかり話してくれて楽しかったし勉強になりましたね。

 

ちなみにこの塀の奥は塚田歴史伝説館ですが、この塚田家、江戸時代の材木回漕問屋で豪商。

船頭さんの話では、木材を筏に組んで巴波川より利根川を経由して江戸深川の木場まで、三日三晩かかって運んでいたとか。

戦後は電柱の需要でまた一財産築いたとか。

 

 

 

橋の手前でUターンして戻り際の見せ場は鯉。

用意周到に船に100円で買える鯉の餌が用意されています(笑)

 

この鯉の群れの餌に群がる様子が半端ない、少し引くぐらいにバンバン、ドンドン寄っています>_<

 

ラテン系の船頭さんは記念写真を撮ろうとすると飛び入り、しまいには自分でポーズをとってモデル気取り(笑)

20分の水上散歩でしたがとても楽しい思い出になりました。

 

ラテン系な船頭さん、有難う^ ^

 

 

 

 

 

川のほとりを散歩

せっかくなので船から降りてから川のほとりをお散歩。

船着場には切り絵を使ったなかなか乙な仕掛けの船のオブジェが停泊。赤と紫の番傘が雰囲気作りに一役買ってますね^ ^

 

さっきまで乗っていた船には団体様が。

よく見るとほとんどシルバー世代、老春真っ只中の人たちですね。。。って、自分も同類項。。。

 

僕とbabarinaも同じように「仲のいい老夫婦が乗ってるね」と思われていたんだろうな>_<

 

 

 

水のある景色っていいですね、特に水べの穏やかな感じが好きです。

ここ栃木市の水辺もいい感じでした^ ^

 

長い長い黒塀と石畳の小径。

歴史を感じさせる木造や石造りの建物。

なんの危険も感じることなく群れで泳ぐ鯉。

 

この景色を楽しみながら、時間がゆっくり過ぎる、美味しい珈琲を飲ませてくれる店。。。

ちょっと贅沢な望みですね^ ^;;

 

そんな店はなくても、なんとなくまたふらっと来たくなるような街でした^ ^

 

 

 

 

 

 

中嶋常幸が二時間かけても食べに来るソースカツ丼

お昼ご飯を食べるために1時間ほどのドライブ。場所は桐生です。

ここにカツ丼の名店があります。

 

実は僕はカツ丼を生まれてこの方、大して食べたことがありません。

とあるアンケートでは日本人が最も好きな丼のトップに輝いたカツ丼、ちなみに二位は海鮮丼、三位は天丼、四位が牛丼だったようですが、カツ丼といえば縁起を担ぐ勝負の世界でもよく食べられるメニュー。

 

トンカツは食べるのにおおよそカツ丼は食べないその理由は。。。

せっかくカリッと揚げたトンカツがカツ丼になると衣がぐちゃぐちゃになるから。。。

 

 

 

 

どうも群馬県ではカツ丼といえば出汁で煮込んで卵でとじる、あの一般的なカツ丼は指さず、ソースのタレにくぐらせたカツをご飯にのせたものを指すようなのです。

名古屋の味噌カツ丼と方向性は一緒ですね。

 

これが結構いける!とわかったのが富岡製糸場を訪れた際に下仁田で食べたお昼ご飯のカツ丼。

そこで今回は桐生出身のプロゴルファー、中嶋常幸も大絶賛のソーツカツ丼の店「志多美屋」でランチとしました。

 

さすがに有名店、お昼過ぎに到着すると既に何人もの順番待ちの人>_<

名前を書いて待つ事おおよそ30分で着座出来ました^ ^

 

メニューはソースカツの数での違いのようです、並が4個、大盛り6個。

確かTVに出演していた中嶋常幸は、裏メニューで中島盛りというトンカツが10個?のったものがあると言ってましたが。。。

もちろんメニューにはありませんでした^ ^;;

 

席に着いてから15分ほどかな?ソースカツ丼着丼(笑)

まずはカツを一口食べてみる。

 

うん!いい感じ^ ^

先ずいいのはカツが全てヒレである事。これはトンカツにもいえますが、僕は余程の事がない限りトンカツは全てヒレです、ロースの脂を好みません>_<

 

さらにカツのソースをくぐらせる度合いがいい。

カツのカラッと感は多少犠牲になりますが、ぐちゃぐちゃじゃない、ちゃんとカツなんです。

一般的なカツ丼でありげな食べてる最中に衣だけがはがれる事もなく、きっちり最後までカツのままで口に入ってきます。

 

多分秘伝ということになるでしょう、このソースも甘酢ぎずから過ぎず美味しい。

だからソースなのにタレがご飯に染み込んだ部分も美味しい。

 

いいですね!志多美屋のソースカツ丼^ ^

ご馳走様でした^ ^

 

 

 

 

エ~~ッ!!そんな~!閉店。。。

自分の息子を信じて既成概念にとらわれることなく、好きなコーヒーロースターの道を進むことを後押しした響君のご両親にも関心がありました。

 

そのご両親は糸から染色、デザイン、製品化して販売するリップル洋品店を経営していて、そこの商品にもbabarina共々関心があったので、閉店を知ってた上で桐生まで来てみました。

 

僕たちがリップル洋品店に着くと、響君のお母さんが外で色を確かめるようにお客様に相対していたのですが、その姿を見ただけで人となりはわかったような気がしました。

 

押し付けがましさは皆無、でも自分たちが企画し製造した商品には強い思い入れと愛着があることを、自然な笑顔と彼女の周りにただよう静かな空気感から感じました。

 

この母にしてあの子あり。。。

 

売られている洋服への拘り、特に染色からやっているからでしょうか、素材感と色への強い拘りを感じました。

特に推している色があるというのではなく、どの色もトーンが似てるというか、気配が一緒というか、そんな感じを受けました。

これはこれで素晴らしい表現だと思います。

 

ただ元アパレルの僕とbabarinaにとっては色もさることながらデザイン、特にパターンは重要です。

その辺の視点で見ると購入するには二の足を踏んでしまいました。

 

ですが人となりも含めて、本当に素敵なお店だったことは間違いないです。

 

 

 

 

 

駅にある。。。温泉?!^ ^

足湯ではなく本格的なお風呂のある温泉つきの駅というのは、どうも全国に9箇所あるようです。

その中の一つ、わたらせ渓谷鉄道水沼駅に行ってきました。

 

大好きな温泉も。。。思えばとても久しぶりです^ ^

紅葉の時期に一度は乗ってみたいわたらせ渓谷鉄道と並行する道を走りながら着いた水沼駅

もう駅舎に温泉マークが^ ^

 

今は見ることもなくなった古いポストが旅情をかきたててくれます。

 

 

 

単純泉かな?無色透明無臭のお湯でしたが、泉質には含二酸化炭素-ナトリウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉とありました。

やはり有名なんでしょう、男湯は結構混んでいました。

 

お湯の中にはネットに入れた絹があり、詳しいことはわかりませんが何しろ絹の成分がお湯に溶け込んで肌にいいとか。

露天風呂からは外山が望め爽快でしたね。

それとサウナと水風呂まであるのにはちょっと驚き!

 

群馬県草津伊香保、四万、谷川と有名どころの温泉を抱えていますが、桐生方面ではここだけのようです。

久々に温泉でゆっくり、のんびりできました^ ^

 

駅前には初めて見る十月桜問いう樹に花が咲いてました。

まさに十月一日に見る桜です。

 

 

 

 

 

苦手中の苦手の渋滞回避。。。で、晩御飯は宇都宮餃子に。

水沼温泉センターを後にして、予定では北関東伊勢崎インターから高速に乗り、そのまま関越道を登って川越まで行き、埼玉県No1ラーメンに輝いた「四つ葉」のラーメンが晩御飯の予定でした。

 

ところが。。。

関越道に入って最初の掲示板に「上里 嵐山間 渋滞120分」。。。120分!! 2時間!!

 

マグロと同じで動いていないと死にそうになる僕の運転>_<

渋滞だけは致命傷になると即切り替えて、ならば北関東自動車道を戻って宇都宮で餃子にしよう!と^ ^

 

どうせ日曜の夕方以降の上りの高速道路はどこも渋滞。

ただ特に激しいイメージがあるのが関越道と東名。ならばいっそlate帰宅の方が渋滞には巻き込まれないはずのと判断でした。

 

 

 

 

お隣さんが教えてくれた美味しい餃子 龍門

北関東自動車道の宇都宮上三河インターから降りて車を進めて龍門に到着。

 

さすがの人気店で団体様かな?家族親類かな?結構席は埋まっていましたが空き席があったのでガラガラガラと扉を開けると「案内しますから外で待っててください」>_<

なるほど。。。そういうスタイルなんですね^ ^;;

 

数分で中に通されカウンターに着座。

メニューを見ると。。。安い! え〜、餃子6個一人前で270円!? 

平気かな?本当に教えてもらったのはこの店だよね。。。

 

そんなことを思いながら、ふと前を見るとあまりに渋いナベサダのLPジャケットが。

おおお〜!これってもしかして僕が大学一年生の頃のアルバムじゃない?

 

それにしても、なんでギャーザ屋さんにナベサダ? 

待てよ。。。ナベサダって宇都宮出身じゃなかったかな?

なんて考えているうちに餃子が到着^ ^

 

 

 

お昼に重めのカツ丼だったので、それほどの食欲がない僕たちが選んだのは、龍門餃子とキムチ餃子とプリプリ海老の揚げ餃子の三皿。

 

宇都宮のジモティは確かお酢に七味唐辛子を入れたタレだけで餃子を食べる。

そんな話を聞いた気がしたので、せっかくなのでジモティ気取りを。。。

と思ったら、ここには七味も一味もなく、あるのはど定番のラー油>_<

 

致し方ないのでお酢とお醤油とラー油の、餃子ゴールデントリニティセットで頂きました^ ^;;

 

焼き方もお上品で品のある餃子の龍門。

ニンニクの効いたパンチのある味とは対極にありますね。

どうも宇都宮を舞台に「キスのできる餃子」という映画が製作されるようですが、その餃子とはここ龍門のことかな?

 

あっさり美味しく頂きました、ご馳走様でした^ ^

この店を教えてくれたお隣さんと我が家用のお土産、それと日頃お世話になってる知人に発送してもらうことにました。

 

 

 

 

 

 

一区切り

 

 




人は仕事でもなんでも取り組んでいる事に、何らの目処が立つと一区切りとします。

この一区切りとはある面でresetのようものでしょう。

 

今回も着工ができそうになって一区切りでドライブ&観光&外食&温泉というイベントです。

まあ、一区切りするまで頑張った自分へのご褒美という一面と、次からはresetしてまた新たな気持ちでという一面の両面があると思います。

 

日毎、このような一区切りをイベントもなく自分の心に言い聞かせ、心底納得してresetできることができたら幸せだろうな〜と思います。

 

どうしても嫌なこと、理不尽なこと、理解されなかったことを人は引っ張ります。

引っ張ったものはresetされずに薄まるだけで、心の奥底に沈殿物として堆積していきます。

そして、どこかで、何かのタイミングで堆積物が爆発します。

 

一日の終わりにその日の喜怒哀楽をresetできたら幸せですね。

それにはこんな心になることでしょう。

 

とらわれない こころ     

かたよらない こころ
こだわらない こころ

 

ひろく  

ひろく  

もっとひろく
 

これが般若心経   

空(くう)のこころなり

 

薬師寺管主だった故・高田好胤先生の言葉です。