GW 2回目のホームパーティ

 

 

GW最終日一日前

今年のGWはやる気になれば9連休も可能でしたが、立場上そうもいかず5月1日は出勤。

そのために前半と後半の連休となりました。

 

前半は呑んべい3人を呼んでのホームパーティ。

まあ男だけなので魚肉ソーゼージのBBQ(笑)でもよかったのですが、ある意味呑んべいは旨い肴になれてるので僕の料理の力量が試されます。

そんなことで少々本気のイタリアンフルコース。

 

で5月2日からの連休Part2は姉の見舞いを兼ねながらの神楽坂散策と東京ドームでジャイアンツのベンチの直ぐ上の2列目いというプラチナシートで巨人vsDNA戦の観戦。

 

次の日は那須高原にドライブがてらの二期倶楽部でのランチの予定が大渋滞で十八番の予定変更からの美味しい珈琲の期待が大きかった喫茶室でのまったりタイム。

 

さて連休最後の前日の5月6日は第2回目のホームパーティ。

今回は珈琲好きの我が家初訪問の女の子を含めた4名。ということでクッキングマインド100%で食べログ4以上(笑)を目指した超本気のイタリアン。

 

前日から魚専門店、肉専門店で仕入れをし、ネット通販でイタリアからのチーズ3種類、ペコリーノロマーノ、ゴルゴンゾーラピカンテ、パルミジャーノレッジャーノや噛めば噛むどど味の出るサラーメカタチョーレを準備。

 

4月からとりかかっていたルーフバルコニーの整備も八割がたできてたので食事はダイニングで、ドルチェは自慢の空中庭園でと計画した次第。

 

 

 

テーブルセッテイングとメニュー

テーブルセッティングはいつものシンプルなもの。

画像にはありませんがワインスタンドにシャンパンを冷やして用意してます。

 

いつもメニューは作りますが、今回はメニューのデザインを一新。

前のそれよりもスマートな感じになったかな?

 

 

 

Stuzzichino

アミューズはスパニッシュのアヒージョ。

今回は有頭エビとマッシュルーム、厚切りベーコンのアヒージョです。

 

エビは頭だけ焼き上げておきます。

ピュアオリーブオイルににんにく、今回は本気モードなので青森は田子産の高級にんにくを使用してゆっくり煮出します。鷹の爪は色がつき始めたら取り上げ、そこに叩いたアンチョビを加えて味を決めます。

 

そこに厚切りベーコンを入れてオイルに旨味を移します。ベーコンに色がつき始めたら焼いたエビの頭を入れてオイルにエビの香りを移します。

 

キノコ類はオイルを吸いやすいので最後に入れて火を止めます。

刺身で食べれるエビは余熱で十分火が通りますから食べる直前に投入。最後にイタリアンパセリを入れて完成です。

 

バゲットを添えてどうぞ。

アヒージョの楽しみの一つは旨味を纏ったオイルですから、これをバゲットに吸わせて食べるのがアヒージョのもう一つの楽しみです。

 

 

Antipasto Mist

アンティパストは3種類。

 

まずは一晩昆布でしめた真鯛カルパッチョ

ソースはスモークオリーブオイルと白ワインビネガーに真鯛の味を生かすように塩を加えたものに数滴の薄口醤油。これが絶品でした^ ^

 

二品目は前日に仕込んだバーニャカウダベースのチーズディップで食べる季節の野菜。

野菜は南瓜のグルルとフルーツトマト、セロリそして焦がしパプリカ甘味マックスです。

 

このチーズディップ毎回完成度が上がってます。

バーナカウダに生クリームとマスカルポーネ、摺り下ろしのパルミジャーノを加えながら、塩とハチミツで微調整していくますが今回が一番美味しかったかも^ ^

 

最後はイタリア直輸入のチーズ3種とサラーメです。

ゴルゴンゾーラだけ焼いたバゲットの上に乗せてハチミツをかけ、それ以外はサラーメの上にトッピング。

 

多分?いや間違いなく美味しかったでしょう(笑)

 

 

 

 

Primo Piatto

プリモピアットはほのかにローズマリーの香りを纏ったパルミジャーノレッジャーノのリゾット。

厚切りベーコンのアマトリチャーナの二つを候補にしてましたが女性の意見でリゾットに(笑)

 

これはパスタと同等に僕の自信のメニューです。

まあ男友達が3人いましたので多めに作って正解でした、「おかわりあるよ!」に3人同時に「ハイッ!!」

 

なんと気の利く心遣いのあるホストさんなんでしょう(笑)

 

 

 

Secondo Pesce

お魚料理はこれもSalvatore自信の殻付きホタテのイタリアンマヨネーズのオーブン焼き。

今回はよりグレードを上げるためにいつものイタリアンマヨネーズに生クリームを加えました。

 

ただ今回の反省点は刺身でいける殻付きホタテ。

200度のオーブンでいつも通り10分焼きましたが、半生感を出すためにも7分でいいのでは?と感じたことです。

その後はパン粉に摺り下ろしのパルミジャーノ、イタリアンハーブを混ぜ込んでバターとチーズを乗せて3分グリルしました。

 

ど定番のSalvatoreのお味はいかがでした?

 

 

 

セカンドカルネ

肉料理は手間がかかり少々厄介だったのですが女の子のために(笑)僕の最強肉料理を振舞いました。

それがトマトソース&ハニーマスタードでいただく重曹仕立てのイタリアンカツレツ。

 

これにはちょっとした訳もあります。

男友達の一人から僕のトマトソースのレシピを教えて欲しいとの要望があり、優しいホストは(笑)そのレシピを教えることも踏まえてソースを2種類にしたのです。

 

一般的なイタリアンカツレツは豚肉をたたいて、それにパン粉、粉チーズ、イタリアンハーブかバジルのミックスを衣として揚げるだけですが、僕のは違います。

 

まず一人につき豚肉が二枚、プロシュートが二枚、それにモッツアレラ、生のバジルを使います。

豚肉、生ハム、バジル、モッツレラ、バジル、生ハム、豚肉と重層仕立てにして衣をつけて揚げるのです。

 

手間隙と愛情は裏切りません(笑)

全員から絶賛されました^ ^

 

 

 

Dolce & Coffee

ドルチェは場所を変えて空中庭園^ ^

 

僕はドルチェはデパ地下で買うもの、という信念(単に作れないだけかも^ ^;;)がありますから、パーティ参加者分と我が家の家族分を多めに友人が買ってきてくれました。

 

ある意味本日のメイン、珈琲は無論僕がハンドドリップ。

我が家のサーバーは二、三人用なので二人はエスプレソマシーンでのカフェ・ラッ・テ。

珈琲通の女の子と日に8杯は飲むという男友達だけに本日のスペシャリティコーヒーを淹れました。

 

銘柄は今で希少価値のあるブルーマウンテン。

ただ意気込みすぎて湯量を間違えて三杯分の前に二杯のお湯!?アララ>_<

 

でも珈琲の大家と思われている手前間違ったとも言えず‥

美味しけど濃いですね~との感想をもらいました。

まあ、これもご愛嬌でしょう。

 

よほど楽しかったのか12時半前に始まったパーティーは18時過ぎにお開きに。

 

その日の晩御飯は20分で出来るイタリアン、何のことはないイタリアンフルコースで残ったソースやアヒージョのオイル、各種のチーズで出来るものを作っただけですがbabarinaも美味しい!といって食べてました。

 

料理を作る人間にとって完食してくれたお皿を見るのと心からの「美味しかった!」の一言が至福のひと時です。

今年のゴールデンウィークも素敵な時間がすごせました。

 

みんな、ありがとう^ ^