確定申告と至極のランチと嬉しかったこと

 

 

確定申告も終了

今の職業になり家族で現在のマンションに移り住んでから早8年目。

そんなことで二世帯住宅として建てた生家は数年前から二階部分だけ貸しています。

 

それと前職時代の流れで副業的にお手伝いさせていただいていることからも多少なりとも収入があります。

 

この二つについて毎年確定申告をしていますが、平成29年度分の申告を確定申告最終日に終わらせました^ ^;;

 

今までの仕事の経験から収支決算を打つことには慣れています。

ですからもっと早めに提出したりe-Taxの選択もあるのですが、なぜか直接対面で申告するのが好きなようです(笑)

 

申告会場に早めに行き早く並べば、順番さえくれば提出受理まではものの十数分でできます。

お陰さまで今年も無事確定申告を終えることが出来ました。

 

 

 

再訪した絶品イタリアン

ということで確定申告のための有給休暇のランチはドライブを兼ねて、予約しておりた今一番のお気に入りのイタリアンへ^ ^

 

前回訪れた際にその店のイタリアンに対する知識、料理の手際の良さ、素材を活かす味付け等に驚かされました。

今回はどんな季節感、どんな新メニューに出会えるかでワクワクでした。

 

 

 

とにかく混んでいるのでしょう、今回もまたテーブル席での予約は無理でカウンター席となりました。

でも、ここはオープンカウンター方式なのでシェフの動きが丸見え^ ^

料理好きの僕にとってはベスポジかもしれません。

 

今回の三種のプリモピアットは、上から順番にタリオリーニ、タリアテッレ、コンツエッティ。

 

タリオリーニは細麺の平打ちパスタでタリアテッレの1/4ぐらいの幅でしょうか。

ご存知タリアテッレはやや幅広の平打ちパスタで、前回の訪問で生まれて初めて口にしたコンツエッティは小型のゴーフルのようなパスタ。

 

今回もかなり楽しめそうです^ ^

 

 

 

今回もアンティパストミストは五種類。

 

魚の名前は忘れちゃいましたが、前回と同じく金柑が添えられた魚のカルパッチョのソースはジェノベーゼ

そしてプロシュートとルッコラ。筋切りされた柔らかい蛸と豆も合うんだ~と実感。

鳥のレバーペーストは臭みもなく実に滑らか。

 

そしてキッシュ。実は僕はあまり好みじゃない一品、でも、驚いたことにこのキッシュは暖かく柔らかい!そして美味しい!この一品でキッシュのイメージが変わりました。

 

コペルトのパンは前回と同じ構成で焼きたて自家製。フォカッチャと全粒粉パンとグリッシーニでした。

 

 

 

タリオリーニ熊本県産のアサリと石川県産のヤリイカでペペロンチーノ。

トマトも入っていたのでペペロンチーノ マッキャートかな?

 

タリオリーニの食感はどこかラーメンにも似たような歯触りがありました。ヤリイカは歯ごたえ、アサリは旨味担当かな?それをオイルがすごくよく纏めていました。

乳化したオイルと、生のEXオリーブオイルの割合が絶妙で、見た目はオイリーなのに全くくどさがありませんでした。

 

 

 

パスタと同じぐらいの厚みに切られたグリーンアスパラを使ったタリアテッレ。

 

多分、オイルと茹で汁の塩分、それに胡椒と摩り下ろしたチーズだと思いますが、その分量や入れるタイミングなどがあまりに絶妙で、とにかくしっかりアスパラが主張しています。

 

なのにとんがったところがなく、パスタと一体化されていて、その厚みや茹で加減もあるでしょうが、少し食感の違うアスパラを多めに練り込んだタリアテッレを食べてるような錯覚にすら陥りました。

 

もうお見事としか言いようがありません>_<

 

 

 

前回頂いた際にその食感に驚き、またとても好みになったコンツエッティ。

前は赤エビでしたが、今回は鶏肉とグリンピースを合わせてくれました。

 

ブログでも何度か発言しているように僕はあまり鶏肉を好みません。

メインで出てくる分はいたしかたなしですが、パスタやリゾット、ニョッキなどのプリモピアットで鳥を使ったメニューを頼んだことがありません。

 

しかし。。。

この生クリームベースの鶏肉のコンツエッティには驚かされました。

なにしろ素直に美味しい。僕が感じる鳥の嫌な部分がスポイルされていて、比較的好きな鳥の旨味だけがソースにうまく移っています。

 

今回の三種類のパスタ、そのどれもがアサリとヤリイカ、グリーンアスパラ、鶏肉という食材を活かしていて美味しかったのですが、リピートしたいというのならこの鶏肉とグリンピースのコンツエッティ。

 

自分も一番に挙げる鶏肉メニューと出会えてうれしい限りです。

 

 

 

セカンドペッシェは鱒で、添えられたソースはジェノベーゼ

 

ここでの驚きはまずソース。どうやればあんなジェノベーゼができるのか不思議。

バジルの葉が人間業と思えないほど細かくなっているのに、どう見ても乾燥じゃなくフレッシュバジル。

 

そして前回のソイでもいえたことですが今回の鱒も身自体に十分な塩分があります。

イタリア人の友人にいわれた言葉を思い出しました「日本のイタリアンは総じて塩分が少なすぎ。本国はもっと塩気が効いている」

 

それと今回も皮目がパリッパリで身はふっくら。

素晴らしい火入れの技術です。

 

 

 

お肉料理は埼玉県入間産の入間豚でした。

後で調べてみたら風味がよくて自然な甘みと脂みがあるそうで、臭いの原因も排除して育てられているようです。

 

この皿でも驚かされたのは火入れの技。

写真でもわかるように斜めにカットされたこの豚は、表面はグリルの跡が程よく残る焼き加減で、中はほんのりピンク色。

調理しているところを眺めていましたが表面はフライパンで脂身からじっくり焼き、その後表裏を焼いてからオーブンでじっくり加熱していました。

できればコツとオーブンでの焼き時間の目安を教えて欲しいい^ ^;;

 

次の驚きがソース、これは金柑ソースなそうです。

そのしつこさのない甘さと果実感のあるほのかな酸味は、グリルされた豚とベストマッチ!

 

どれだけの隠し味があるのかと思わずシェフに問いかけてみると、簡単にレシピを教えてくれました。

なんとグリルした豚の脂で金柑の実をソテーして、そこにマルサラ酒を加えて煮詰めただけとのこと!

 

え~、嘘でしょう!と思いますが嘘はないでしょう(笑)

つまりは豚の脂でどれぐらいの火加減でどれぐらいの時間金柑をソテーするのか、マルサラ酒はどれぐらい入れてどれぐらいの火加減でどれぐらいの時間煮詰めるのか。。。

 

神 落合シェフのレシピでも実感しました、旨さの神はは火加減、タイミング、時間に隠れているんですよね^ ^;;

 

 

 

ドルチェも三種類。

ラズベリー?のタルトとパンナコッタ、それとバニラアイスです。

 

どれも美味しいですがソースとココアパウダーでお皿をアーティスティックにデコレーションする、その遊び心にいいね!連発です^ ^

 

写真は撮り忘れましたが、これに珈琲。

前回同様、マシン入れの割には酸味が抑えられた美味しい珈琲でした。

 

今回もすべての皿が本当に美味しかったです。

料理の説明もとても詳しく、パスタの種類や食材、調理方法も知ることが出来て本当に有難うございました。

 

春本番の来月、又違った季節の食材で至福の時を過ごさせていただけることを楽しみにしています。

ご馳走様でした、心から有難うございました。

 

 

 

jijottyよかった、本当によかった^ ^

babarinaの大病以後、問題らしい問題もなくお陰さまで穏やかで幸せに過ごさせていただいてきた我が家に、一つ気がかりなことが生じたのは昨年の10月でした。

 

jijottyが突然会社を辞めたのです。

比較的学ぶことが好きでリケジョの彼女の良さは問題意識を持てること。

 

でもこの問題意識は社会や会社、職場環境に対してが多く、自分の生活にはあまり向かない>_<

その高い意識からか会社にもあるべき姿を求めがちで、現実と理想のギャップから悶々として会社を辞めるということがあったように感じます。

 

今回会社を辞めたことも、もそういったことが一因になっていたようでした。

 

ただ機械工学やプログラミングのスキルはありますし、手前味噌ですが賢い子なので今までの反省も踏まえて早々に次の就職先は見つかるだろうと内心思っていました。

 

ところが。。。

今年の年始の家族旅行の時は無職。年が変わればいよいよ本気モードで、早晩見つかるだろうと思っていたのでが、一向に朗報は来ず。

 

本人が一番焦ってイラついてることは百も承知だったので、そのことには触れずに何度か二人で食事をしたり、家族であったりして様子を探っていました。

 

でも一向に変化がなく、僕の中でもそろそろ何かを直接的にしなければと感じ始めたら朗報が舞い込みました^ ^

 

 

 

それは確定申告が終わり、美味なるイタリアンを堪能してドライブしながら帰宅した夕飯後のこと。

就職が決まったとのメールがbabarinaに届きました。

 

大喜びで彼女に電話をするとドローン関係の会社とのこと。

WBSでドローン市場は今後かなり拡大することをニュースとして知っていましたから、成長産業に職を見つけたことへの安堵を感じました。

 

職種を尋ねてみるとその会社のWebを中心としたシステム周りを担うとのこと。

これも彼女にとっては持ってるスキルを発揮出来る仕事内容です。

 

さらにはドローンの操縦士の手配のシステム管理なども先の業務にはあるようで、これもデータベース、SQL言語ですから今までのキャリアにあります。

 

そして何よりも機械工出身の彼女にとって、扱い品目のドローン自体にかなり興味があるはず。

取り扱う品目が好きだと仕事は楽しくなりモチペーションも上がります。

 

ここまでの道のりは長かったけど本当に良かったと心から思いました^ ^

所縁吉祥に導いていただいた眼に見える、見えないすべてのご縁に深く感謝申し上げます。