自分を構成する成分

 

 

ブロ友のブログに「自分を構成する成分」を診断するサイトがあるとあり面白そうだったので診断してみました。

すると僕は「和を愛する心」と「画面の中の世界」と「ロマン」で構成されていると出た次第。

 

少し詳しく見ていたら各々の意味もわかったかもしれませんが、診断結果だけをスクリーンショットしておいたので構成成分の意味合いを自分ながらに考えてみようと思います。

 

 

 

当たらずと雖も遠からず

和を以て貴しと為す‥

今その存在そんものがまことしやかに疑問符が付けられつつる聖徳太子

その存在云々は置いておいてもこの十七条憲法の中の名言はあまりにも有名で、かつ大和魂の根幹に色濃く影響を与えている言葉だと感じてます。

 

そもそも日本は島国であったこと、ほぼ大和民族だけで構成されてたことなどから、陸続きの大陸に国を構える民族とは違った文化が醸成されたように思います。

 

何事をやるにも諍いなく仲良くやることの大切さを説いたこの言葉は、とかく個人の権利を拡大解釈して主張したり個人がたやすく多数に向けて発言できるSNSで、一部の心無い人たちの不毛な中傷合戦の風潮がある現代にこそ大切な教えになるものと感じています。

 

僕は表現はラテン系ですが現実生活での思考の本質はコンサバだと思っています。

ですから礼節の大切さや感謝の思い義理人情などは人として欠いてはいけない要素であり、それらを芯にすることで不毛な諍いと無縁でいたいという思いがあります。

 

ですから「和を愛する心」というのは当たっていると感じます。

 

 

 

もう一つの「和」

 

ただ「和」は和風と解釈することも出来る訳です。

好きな料理のジャンルはイタリアンで、緑茶よりも珈琲を好み、心穏やかになるサウンドはどこかボサノバ風のアレンジのも‥と和風とは対極にあるものが好みですが、それは反動という要素があったのかもしれません。

 

呉服屋に生まれ育った僕は物心ついた頃からどっぷり「和」の中で育ちました。

店には行けばそこはいつだって絹の海。母親は常に着物を着てましたし。

 

その反動で西様的なもの惹かれ憧れていったというのはあるでしょう。

 

でも三つ子の魂百まで。

やはりしっくりくる落ち着く馴染みがあるのは和的なもの。

いつかの自分のブログにも書いたことがある気がしますが、趣味?なのかな装いで僕のワードローブで一番高価なものは本場の大島紬

旅先で選ぶのは基本ホテルじゃなくて旅館。

少し奮発しての外食はほとんど和食。

 

僕の美意識の根底にあるのは幼い日々の和空間での生活であるのは間違いなさそうです。

 

 

 

ロマンの意味

ロマン‥

ウィキーで調べてみると「Romanに直接由来するもののほか、同系の語ではあるが英語のromanticロマン主義的)を「浪漫的」とした音訳に由来するものがある。日本語で単に「ロマン」と言えば、ロマン主義もしくはそれから変化した意味であることが多い」

 

ではロマン主義はというと「理性偏重、合理主義などに対し感受性や主観に重きをおいた一連の運動であり、古典主義と対をなす。恋愛賛美、民族意識の高揚、中世への憧憬といった特徴をもち、近代国民国家形成を促進した」

 

確かに自他共に認めるロマンチストですから成分比率は少なくなさそうです(笑)

 

 

 

画面の中の世界?

Macintosh SE

僕が初めて手にしたMacで発売は1987年、そう今から30年前ですから僕はまだ二十代でした。

この頃から僕は「画面の中の世界」とも付き合ってきた訳です。

 

僕はMacと出会うことによって夢を見ることを覚え、夢を実現化するための努力のツールの一つとしてMacがあり、夢破れてもMacとの付き合いで得たスキルで生活を支えと、正に我が半生はMacとともありでした。

 

そしてそれは数インチという画面の中で繰り広げられる仮想の世界。

グラフィックデザインしても、ホームページを作っても、データベースを構築しても、音楽を作っても、映像をクリエートしても、それは「画面の中の世界」で楽しむ、繰り広げられるファンタジー

 

そういった意味では僕は二十代後半から現実と仮想現実を生きてきたといえるかもしれません。

 

 

 

こういった類のことは「当たるも八卦たたらぬも八卦

特に「画面の中の世界」でのこの手のモノは特にご用心、ほとんどがギャグかおふざけが持論の僕。

 

ただ今回だけはまんざらでもないかも‥と思った次第。

 

自分を構成する成分を化学的に検証したら‥(笑)

そんな野暮なことは云わないで、たまにはこういったウィットに付き合うことも大切です。所詮は何らのアルゴリズムに制御されたものなのはわかっていても、当たることもあるんですね。

確率的には極めて自然ですが^ ^