誕生日おめでとう^ ^
5月21日はbabarinaの誕生日。
例年なら翌月くる僕の誕生日と合同で買い物に出かけたり外でお食事が常ですが、今年は昨年企画倒れに終わった名古屋飯ツアーを彼女の誕生日プレゼントにしました。
しかも今回の旅行のサブタイトルが「聖地巡礼」(笑)
つまり数ある名古屋飯のレパートリーを制覇していく中で、原則それらの本店か元祖、本家などの云ってみれば聖地で食べることを考えたわけです。
5月21日
東名をドライブしながら一路名古屋へ
前職時代は政令都市への出張が多く勿論名古屋へも定期的に出かけていましたが、仕事以外では本当に久し振りです。
Mr晴れ男の面目躍如の季節外れの30度を超える夏日、真夏日の中首都高、東名をドライブしながら一路名古屋へ向かいました。
余談ですが僕は車の運転が好きでまず疲れません、6時間ぐらいならノンストップで走れる気力と体力があります(笑)
浜名湖は綺麗
それともう一つ、ナビが指定する到着予定時刻を必ずと云っていいほど短縮して到着します。
その訳は‥ご想像にお任せします^ ^;;
そんな事でここを過ぎるともう愛知県という手前の浜松にも予定よりも大幅に早く着いてしまい、名古屋に早く着きすぎても聖地がまだ開店していません>_<
そこで浜名湖SAで時間調整です。
快晴に恵まれた浜名湖は穏やかで美しい表情で出迎えてくれました。
聖地巡礼のいの一番は山本屋本店の味噌煮込みうどん
名古屋といえば味噌煮込みうどんのイメージが真っ先に浮かぶ僕ですが、これも山本屋本店、山本屋総本家、さらに今回初めて知った単に山本屋という店もあるようで、この紛らわしさは別次元(笑)
僕は過去に総本家と本店を体験していますが、僕の中での軍配は本店。
そんな事で過去はすべて名古屋駅地下エスカの山本屋本店で食べてきた山本屋本店味噌煮込みを本店で食すことに^ ^
これも少し紛らわしいですね^ ^;;
山本屋本店はうどんが届く前に漬物が供されこれがお代わり可能なこと、味噌煮込みの鍋蓋を器としてうどんを小分けにするために蒸気穴がないこと、味噌煮込みをおかずにして白いご飯を別に注文して食べること‥
みんな名古屋の友人から教わったことですが、巡礼先が多いでの今回は白米はパスしました。
お土産で買って帰っていたものを食べていましたからbabarinaも味噌煮込みはお気に入りでしたが、やはり店舗で供される熱々の味噌煮込みはレベルが違うと大喜びしてました^ ^
それと漬物の味もすごく口にあったようです、定番のお代わりをすんなり受け入れました。
聖地巡礼一番札 完食です。
食べたら軽く運動‥で、初の名古屋城
お昼の後はおやつ、夕食、夜食と続きますので少しでも体を動かしてエネルギーを消費させないと‥
ということでおやつまでの軽い運動、いやお散歩ですね、その先として僕も初めての名古屋城を見学しました。
外堀をぐるっと散歩して正門から中に入ると三頭身の怪しげな生命体が‥
今はどこに行っても見かけるんですね、ご当地ゆるキャラ(笑) モデルは豊臣秀吉でしょうか?はち丸君がお出迎えでした。
リアル金のしゃちほこを見ながら確かにエビフライにも見えるかも‥なんて思いながら1時間以上名古屋城周りを散策しました。
地雷也本店で天むすを購入
おやつの時間には少し早めですが天むすを手に入れるために地雷也へ。
まあここの天むすは東京駅でも手に入りますが大切なのは「聖地」で購入したか否か(笑)
決して好立地とは云えずしかも地味な店構えがまた「本店」感を醸し出していてよかったですね。
店内にイートインスペースはなく車の中で食べざるをえませんでしが、お店の人と名古屋飯ツアーの旅の途中で立ち寄ったことを話し盛り上がりました。
聖地巡礼二番札 車内で完食です。
名古屋はアートな街?! 美術館へGo
さて観光ではなく完食が目的の今回の旅^ ^;;食べた後のスケジュールが結構微妙です。
巡礼先は皆名古屋ですから観光目的に遠くに出かける訳にはいかない、栄とかの繁華街も悪くはないでしょうが粗粗東京で揃ってる‥
ところが名古屋は結構アートな街なわけです。
今回は栄にある愛知芸術センターがお目当て。まずは建物がなかなかアーティスティック。
造形物、建造物好きの僕の心をくすぐるには十分すぎました。
さらにさらにどうもこの愛知芸術センター内にある愛知県美術館には常設作品の中に僕の大好きなアーティスト ジョージア・オキーフの絵画があるとか‥
これは事件です!
愛知県美術館にあるオキーフの先品のタイトルは「抽象 第6番」。ネットで調べても事前にはどんなものがわかりません。
そこで勇んで10階の愛知県美術館に向かったのですがフインランド・デザイン展のため一部の常設所蔵品は鑑賞できない状態とか。で、オキーフものそ一つ>_<
残念!
致し方ないのでパステル画と水彩画の展覧会を鑑賞しつつ、建物とその中にあるオブジェを楽しみました。
病気がほぼ治ったとはいえ、三年前までは自力で起きることすらできなかったbabarinaはやはりショートインターバルで休憩をとってあげないといけません。
そこで愛知県美術館内にある小洒落たカフェでコーヒータイムとしました。
僕はコーヒー、彼女は甘いものが欲しかったのでしょうパイナップルジュースをオーダーしました。
それと柚子の香りのクリームブリュレという珍しいメニューが目に留まったので一緒に頂くことにしました。
元祖味噌カツ丼の叶で元祖を食す
晩御飯は元祖味噌カツを標榜する叶です。
僕はそもそもトンカツがあまり好きな方ではありません。トンカツならまだいいのですが、あのカラッと揚げたものをあえて湿らすカツ丼系は特に縁がないのです。
ですからそもそもカツ丼を食べた回数が平均値をたぶん大幅に下回る。しかも味噌カツ丼となると矢場トンで一度だけだと思います。
味噌カツの元祖 叶はそんな僕の食志向を変えてくれるかもというほのかな期待を込めて開店時刻前にはすでに行列が出来ていた店に期待を持ちました。
順番で通された二階の席へは、まず昭和初期の代物?と思えるありえない角度の急な階段を登り、どこかとても田舎の築年数だけが取り柄?のようなあまりにも殺風景な遠い親戚の家の居間のような座敷風の部屋に通されました。
僕たち以外はアクセントから僕たちと同じお江戸在住者と思しき名古屋飯が目的と思える男性二人組と中国か台湾からのカップルの三組です。
で供された味噌カツ丼とアサリの味噌汁。
カツは厚くても柔らかく味噌だれもくどすぎずでしたが僕の食志向を変更させるまでには至りませんでした(笑)
聖地巡礼三番札 babarinaが食べ残したカツ二切れ分とご飯も僕が食べて完食です!
名港トリトンって‥どこ?
夜食までの時間は名港トリトンという場所へのドライブを予定しました。
画像や案内を見る限りゲートブリッジやレンボーブリッジのような美しい橋のようで夜景にはもってこいのようです。
ところが‥
ナビでも検索してもそんなん名称は出てこない!
ということで地図かららし場所を指定して走ってみたのですが‥それらしいものが見えてきた時に高速の入り口が二方向あり。
ナビが示す方はどう見ても橋から離れる方にしか見えなかった僕は自分を信じてもう一方へ。
結果は‥行けども行けども橋など見当たらずお門違いの方向へどんどん進んでる感が>_<
諦めて高速を降りて夜食の台湾ラーメンを目指し、名港トリトンは幻と化しました^ ^;;
本日最後の聖地は味仙 そして強敵 台湾ラーメン
この日の最後の巡礼地は元祖 台湾ラーメンの味仙。
この店だけ明らかに郊外にありました、あまりにも妙な立地にあり入り口を見落とし何度かアプローチしてたどり着いたら、どこそこにありそうな普通の中華料理屋‥
本当に聖地なのか疑問だらけでしたが店内は満員状態。
事前学習で台湾ラーメンは激辛につき辛いものが弱い人は台湾ラーメンアメリカンというすごい造語のメニューを頼んだ方がいいと予備知識がありました。
僕も若かりし頃は激辛が大好きでしたが、世代ごとに激辛、大辛、中辛、小辛、微辛となりました。
babarinaに至っては敏辛で本当に辛いものが苦手です。
ですから台湾ラーメンアメリカンの話をしても腰が引けてて食べないでもいいと云ってましたが、せっかくの機会だから一口でもいいから食べてみたらと僕。
で、オーダーは台湾ラーメンと台湾ラーメンアメリカン、そしてピリ辛の手羽先。
オーダーしてすぐに供されたのが手羽先。その驚きの早さに作り置き?と思いましたが図星でした。で食べてみると口に入れても最初は大した刺激もなかったのですが、すぐに唇がしびれるような辛さに襲われました>_<
ま~~~~あ、か・ら・い~~~~~~!
でも美味しい~~~!
韓国料理や広東料理に通じる辛旨ですね、でもでもでも辛い~~!
で、問題の台湾ラーメン。もう見るからに辛い顔をしています。
でも激辛の手羽先を食べたあと、大したことないだろうという思いは一瞬でぶっ飛びました。
舌の痺れに咳き込みに涙と激辛三リアクションを満たし苦悶の表情へ。
でも美味しい~~~!食べると、辛くて苦しい~~~~!
でも美味しい~~~!
台湾ラーメンを食べたあとに食べるピリ辛手羽先は甘みすら感じました(笑)
悪戦苦闘しながらもbabarinも大健闘の汁の半分残し、僕は汁まで完食の聖地巡礼四番札所でした。
お宿は久々に前職時代の名古屋の定宿へ
前職時代は年に6回前後はあった名古屋出張。
今回はその当時からの名古屋の定宿を今回のツアーの宿泊先としました、もちろんbabarinaは初体験。
部屋も広く調度類やアメニティーも充実しているこのホテルはフロントの対応も良く、今も昔と変わらずホスピタリティの高い素敵なホテルでした^ ^
5月22日
朝食も名古屋飯 二日目の聖地巡礼は住よしの棊子麺から
名古屋で朝ごはんといえば名古屋名物のモーニングと云いたいところですが、あれは味よりそのボリューム>_<
そこで二日目最初の巡礼先は前職の名古屋出張時に何度か食べた新幹線ホームの棊子麺にしました。
名古屋の知り合いも一番美味しい棊子麺はここという新幹線ホームの棊子麺。
ネット情報でわかったのがこの立ち食いの棊子麺屋さん、実は新幹線でなく在来線の3、4番ホームが一番美味しいとか。
その理由がこの3、4番ホームで全てのホームの店舗の天ぷらを揚げてるようで、この店舗だけオーダーが入ってから天ぷらを揚げてくれるようです。
そこでここ、3、4番ホームの住よしを本家と勝手認定しました(笑)
確かに注文を受けてから海老に衣を纏わせて天ぷら油の中へ^ ^出来立ての海老天と絶妙な温泉卵を、すこし酸味のある出汁の効いた汁でいただきました。
聖地巡礼五番札 二人もと完食です。
名古屋といえば金のしゃちほこ‥こんなところにまで
名古屋名物の一つに金のしゃちほこがありますが、JRビルだったか?JPタワーだったか忘れましたが、そこのホールにも金のしゃちほこのこんなオブジェがありました。
なんか‥すごい‥
名古屋飯聖地巡礼の大本命 熱田蓬莱軒で櫃まぶし
僕にとって名古屋飯の双璧は山本屋本店の味噌煮込みうどんと蓬莱軒のひつまぶし。
お昼ご飯は蓬莱軒本店で櫃まぶしをいただくことに。ウィークデーなのに当たり前の様に出来てる行列で言い渡された待ち時間は1時間。
前は2時間だったのでそれから比べると大したことありません、1時間なんて。
スマホで調べたら近くにコメダコーヒーを発見。そこで時間を潰すことにしました。
本店で通された席は叶と同じ二階。
供された櫃まぶしの食べ方の中で僕が一番好きなのは実はそのまま^ ^
東京のそれと違って蒸さずに焼き上げる鰻はカリッカリで炭化寸前の美味しさがあり、この香ばしさは東京の蒸しあげてから焼き上げる手法では体験できません。
babarinaも美味しい、美味しいと食べてましたが途中からややペースダウン。
どうも許容量をオーバーしたようです。よくよく見てみるとご飯の量がハンパありません。普通のお茶碗なら4杯分ぐらいあるんじゃないかな。
そんなことで1/4残したbabarinaの分も僕が食べて聖地巡礼六番札所 蓬莱軒本店の櫃まぶし二人もと完食です。
熱田神宮を参拝
昨日からの食べ過ぎでさすがにリミットに近づいてきた僕。
熱田神宮で参拝しながら散歩してカロリー消費を狙います。
神社では二例二拍手一礼が体に染みついている僕たち夫婦。当たり前の様に神殿前でこの神社でのしきたりに沿ってやったのですが、あれ?手を叩いているのは僕らだけ??
思わず近くの警備の人に尋ねると「要は心、思いなので形はなんでもいいんですよ」とのこと。
まあ、そう云われるとそうですが形式を重んじることも大切なのでは?特にこういく古式ゆかしい場所ではと思うこと自体、年なのかな‥(笑)
最後の巡礼地は鳥開総本家の手羽先
名古屋飯聖地巡礼の旅もいよいよラスト、これも外せない手羽先。
これも名古屋でしか食べれない所をで決めた勝手本家は名前も鳥開総本家(笑)営業時間などの問題をクリアーしてくれた名古屋駅地下エスカ店を巡礼先に選びました。
手羽先とくればアルコール猛者時代のビールが脳裏をよぎり、思わずノンアルコールのスーパードライを注文^ ^;;
babarinaと誕生日と名古屋飯聖地巡礼ツアー最終地を祝って乾杯!
もう胃袋は危険ゾーンでしたから軽く食べておしまいと思ったのに、なんと予想を覆す塩味!なのにどこか甘みもありかなりいける!
食べれないはずなのにビールは進む、手羽先も進む(笑)
ならば追加でわか鳥じゃなく名古屋コーチンも!とあとうことかの追加オーダーをして全て完食し、聖地巡礼七番札所にして最後の鳥開総本店の手羽先8本 完食しました!
名古屋飯ありがとう^ ^
行きは東名 帰りは新東名
あとは一路新東名を走って自宅を目指します。
途中名古屋飯ではないですが「ここでしか食べられない」、僕はこれに弱い(笑)のメニューのある新東名静岡SAで晩御飯。
その名物?メニューが一風堂のわさびとんこつ。
どうも一風堂の白丸に静岡産のわさびがトッピングされたもののようです、僕はそれをbabarinaは博多昔風中華そばを注文しました。
わさびとんこつは辛味は感じずとんこつが爽やかになる感じで風味の変化でした。
まる二日間で800km以上の走行でしたが疲れることもなく無事に自宅にたどり着きました。
二人揃って「美味しかった!」「楽しかった!」
babarinaお誕生日おめでとう。
幾つになってもこうして二人で旅に出かけれる仲でいようね^ ^