ナミヤ雑貨店の奇蹟

この三連休は映画を楽しんできました。

 

映画は大好きです。ただ、今は有難い世の中で何も映画館に出かけなくても自宅でそれを楽しむことが出来ます。

Netflix、HuluやAmazon primeで名画や各ベンダーのオリジナル作品を好きな時間に鑑賞できます。

 

ただ。。。

やっぱり映画は巨大スクリーンに大音響の中で観るのが最大の醍醐味。

自宅シネマと言っても50inchそこそこの画角で、5.1channelのサラウンドシステムがあるといっても所詮マンションで出せるボリュームはたかが知れてます。

 

となると、どうしてもそんな制限のない映画館で、映画の友ポップコーン&コーラ(笑)と共に、ゆっくり五感のすべてに響く感覚が恋しくなるわけです。

 

 

 

本命は関ヶ原だったのですが。。。

パイレーツオブカリビアンー最後の海賊ー以来のシネコンでの映画^ ^

実は本命は「関ヶ原」でした。

役者としての岡田准一が好きだったのと、天下分け目の戦いを描いた映画だったこと。

 

ところが。。。

レビューを見てみるとこれが散々で>_< まあ、酷評が多い。

 

そこでなかなか好評だった「ナミヤ雑貨店の奇跡」へ鞍替え^ ^

 

 

 

不思議。。。でも、もしかしたらと思わせる人間、人情ドラマ

この映画は少々頭を柔らかくして、なおかつ記憶力を活性させてみていないと時系列がわからなくなるシーンも少々あります。

 

この映画の時代背景は大きく分けて三つです。

まずは1969年、そうアポロ11号が人類を乗せて初めて月面に着陸した年で、僕は小学校五年生だったはず。

 

それと1980年。この年の竹の子族が出現し、またハマトラがブームになったようです。世界的には西側諸国が多数ボイコットしたモスクワオリンピックが開催されました。

僕は社会人一年生だったかな?

アパレル営業マンとして銀座、六本木、原宿、横浜元町を意気揚々として飛び回っていました^ ^

 

そして現代です。

 

 

 

 

物語は1969年、西田敏行扮するナミヤ雑貨店の店主の人生相談を切り口に展開していきます。

携帯電話もインターネットもなかった時代、相談もそれへの回答も全てはアナログ、そう手紙で行いますが、相談事は閉店後の店のシャッターの覗き窓から投げ入れられ、それへの回答は今は見ることのなくなった定期配達の牛乳を受ける牛乳瓶入れに入れられていました。

 

この手紙の投げ入れと回答の手紙が1969年、1980年、現代の時間軸を飛び越えて同時進行してきます。

そしてナミヤ雑貨店の店主への一見赤の他人同士の相談事が実は赤い糸で結ばれてるごとく、互いの人生に大きく影響していることが徐々にわかってきます。

 

ありえない。。。でも、もしかしたら?と思わせるその人間模様と、人は想いの連鎖の中で人生の選択をしていることを深く認識させられる、いい話でした。

 

 

 

 

不思議なご縁

ブログに「親友」のタイトルで書いた中の一人、彼の結婚式の司会を僕がやった今は誰もが知ってる超有名企業の社長となった親友。

彼とも不思議なご縁がありました。

 

彼とは高校時代からの友人です。

当時から父母との会話が比較的多かった僕は、彼のことも話していました。

 

そして一度彼が我が家に泊りがけで遊びに来た時に、彼を両親に紹介したのです。

「初めまして、〇〇です」と彼。

「初めまして、いつも息子と仲良くしてくれてありがとう」

 

こんな会話の中から、母が彼の両親について尋ねました。

そして一つ、また一つと会話が進むうちに母の表情が変わっていき

「もしかして、あなたの亡くなったお母さんの名前は〇〇子さん?」

「。。。ええ、そうです」と彼。

 

「まぁっ!。。。あなた〇〇ちゃんの息子さんだったの。。。」

 

実は彼は産みの母親と小学校時代に交通事故で死別していたのです。

その死別した彼の母と僕の母は女学校時代の親友で、毎朝一緒に通学した仲だったようです。

 

その後僕と彼は、互いに母が親友だったことに驚きと何かの縁を感じました。

 

今となればその不思議なご縁を紐解く鍵として、ユング集合的無意識量子力学を思い浮かべますが、当時は言葉だけ、量子力学に至ってはその単語すら知らない、若い頃の不思議な思い出です。

 

 

 

ちょっと難解?な話。。。かな?(笑)

我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこに行くのか

 

これは上の絵のタイトルです、作者はタッチからわかるようにゴーギャン

考えてみればこの絵のタイトルは、人間の普遍的な問いでしょう。

 

 

 

 

 

GPSが正確に位置を教えてくれるのはアインシュタイン相対性理論のお陰。

コンピュータやケータイが動作するのは量子力学あってのこと。

 

このように現実社会で享受してる利便性の元を知ると、難しそうな話でも理解は置いといても否定はできないでしょう。

 

実はこの二大物理学のうち「極小」の研究から分かってきた量子力学を突き詰めていくと量子もつれという現象に行き着き、どうもこれが私たちの存在に大きく影響、いや存在そのものかもしれない。。。とぼんやりとわかりかけてきています。

 

このことが分ければゴーギャンの問いにも答えが出そうです。

 

どうも我々の本質は「意識」だけ。。。みたいです(笑)

人と人との繋がりも突き詰めていくと「意識の繋がり」なのかも知れませんね。

そんな視点で「ナミヤ雑貨店の奇蹟」を振り返ると、思うところ大いにありです^ ^

 

 

 

嬉しい話題を一つ

ペコリを通じて知り合い今でも仲良くしてもらってるいっちゃん。

同世代で飾らない自然さが魅力の彼女、10月10日ついにおばあちゃんになりました!^ ^

おめでとう、良かったね!

 

彼女には三人の娘さんが、我が家は二人。

奇しくも互いに長女の結納や結婚時期がほぼほぼ一緒で、その節には何かと相談に乗ってもらったりお世話になりました。

 

いっちゃんは先行して若くて可愛いおばあちゃんになりましたが、我が家はその兆候すらありません>_<

まあ、これだけは、いやこれですね、ご縁ですから我が家も気長に待とうと思います^ ^

 

あらためて心からおめでとう^ ^