赤のお祝いはクルージング part1

 

 

babarinaからのmy 60th birthday gift

去年還暦を迎えたbabarinaのお祝いは、深紅のレイでお祝いしたくて二人でハワイに行きました。

今年は僕が6月9日、ジョニー・ディップと同じ誕生日に還暦を迎えます。

 

僕自身は自分のことでもあり特にイベントなどは考えていませんでした。

でもbabarinaは違ってました。

 

去年末かな?ブロ友のガールフレンドが船旅をしました。その豪華客船でのクルーズの旅を憧れをもってbabarinaに話ました。

そしたら。。。彼女は僕の還暦へのサプライズで、ぱしふぃっくびーなすで南紀への二泊三日の旅を企画したくれたのです!

なんと嬉しい^ ^

 

振り返ると船旅は学生時代に11泊12日だったかな?船旅の響に憧れて、当時とてもホットだった与論島と沖縄への旅の経験があります。

しかし。。。それは豪華客船とはほど遠い、たぶん貨物船だったんじゃないかな?での旅でしたし、それ以外は数回、バイクか車をのせて青森から函館まで青函連絡船で行ったぐらい^ ^;;

 

豪華客船でのクルージングは初めてです^ ^

 

 

 

船内の時間を楽しむには

豪華客船でのクルージングとなれば、寄港先の観光も楽しみの一つですが、なんといっても船内での様々なシーンでの時間が最大の楽しみ^ ^

 

となると各々の場面に合わせた、そうもう死語になった?!TOPに合わせたお洒落もとても重要で、そのワードローブプランも、もう船旅の楽しみの一環です^ ^

 

ということで四十年ぶりぐらいにCoordinate on the floorを楽しんでみました^ ^;;

学生時代はメンズクラブの街アイ特集に載りたくて、よく友人とあーでもないこーでもないと、少ないワードローブの中やったものでした(笑)

 

画像左は出発時、そう横浜港へ向かうコーディネイト。

シンプルにReplayのノンダメージジーンズに白のポロシャツ、ハンチングです。アクセントからは足元のオレンジのバックスキンのドライビングシューズ。

 

右のコーディネイトは横浜港に帰港してから自宅に戻るまで。

グレイッシュなタンクの上には細身の天竺のパーカー。ボトムは八部丈の綿麻のややルージーなイジーパンツでお疲れ様感を演出、ってとこです^ ^

 

 

 

ディナータイムはインフォーマル or カジュアルなのでノンネクタイ、ジャケットに衿つきシャツにしました。

 

初日のフレンチフルコースには、還暦らしい赤のポロシャツ。

天竺なので鹿の子よりもドレス感があります。それにネイビーのリネンのイージーテーラドジャケット。ホワイトジーンズに合わせるシューズはスモーキーブルーのレースアップのスリッポン。

 

二日目は懐石料理とのこと。

ここは少し落ち着いた組み合わせを意識して、同じリネンのジャケットの下に合わせるのはシンプルながらボタン位置に黒のテーピングアクセントを施したCOMME desのシャツ。

トラウザースもサマーツィードでシックに。

 

 

 

船内でのフリータイムはジムやスイミングのアクティブ系と、シネマ、ティータイムのノンアクティブ系で考えました。

 

アクディブ系は左のコーディネート。

吸汗性の高いスポーティーな白のTシャツの上に羽織るのはFilaのラッシュガード。ニット地ハーフパンツと足元は、何せ船上なのでTop-Siderのデッキシューズで決まりでしょう。

ブラピも愛用のキャップで気分もウキウキ^ ^

 

ノンアクティブもマリンを意識して、トップスはやや難易度の高いボーダー オン。必然的にボトムスは白に同じくデッキシューズ。babarinaお手製オフホワイトの綿のハンチングでマリン感は100%^ ^

 

 

 

新宮について天気が良ければ熊野古道を訪れる予定。

そこでの装いはジーンズにDieselのポロシャツ、中折れのストローハットでややシック目に。

 

画像右は船内のジャクジーバスに向かう時のもの。

さすがにプールで泳ぐ際のTYRのショートボクサーでは浮きそうなので、ボードショーツを。上はすぐに上半身裸になれるようにTシャツです。

ジャグジーバスとなると。。。キャップは不要かな?(笑)

 

 

 

装いを考える、楽しむクルージングの旅、素敵で嬉しい、楽しい^ ^

 

旅行でTPOに合わせた服飾を考えることなんてほとんどありませんでしたから、出発前から「嬉しい悩み」(笑)

でも、僕もbabarinaも本籍はアパレル?!^ ^;;

こういうの決して嫌いじゃありません。babarinaに至っては自分で作ることまでできるわけですから、お気に入りのデザインが見つからない時は作っちゃえます。

 

ちなみに今回もちょっとCOMME des GARÇONSY'sにでもありそうな、なんでもないシンプルなんですが、よく見てみるとパターンが凝ってるブラウスを作り上げちゃってました^ ^;;

 

 

 

6月9日 誕生日は軽めのランチ

今回のクルージングは、6月11日横浜港を出航して翌12日に和歌山県の新宮に寄港。そこで熊野古道を見学してから、13日は伊豆諸島をめぐって横浜港に帰港するという二泊三日の予定。

 

ここでは船を楽しむ、食事を楽しむ、アトラクションを楽しむと遊びの豪華三昧なので、僕の誕生日当日のお祝いは、軽めにお外でランチでお祝いとなりました。

 

選んだお店は活イカの専門店。

夜はなるほどと納得の、そう簡単には暖簾をくぐることのできない舌代のお店でが、ランチなら射程距離内です。

 

ここでいただくのは勿論活イカの漬け丼^ ^

で、雰囲気はありませんがお茶で乾杯!「還暦おめでとう」

 

う~~ん、還暦おめでとうか。。。微妙~^ ^;;

でも、ありがとう♡

 

 

 

晴れ男が企画しないと駄目な訳?!@@

今回のクルージングの始まりは6月11日

ところが。。。

 

この季節としてはほぼあり得ない台風が発生&日本に接近!!

噓でしょう? 台風って秋の専売特許じゃなかったんですか?>_<  やな感じが。。。

 

案の定出発の前日、日曜の午後babarinaの電話に台風のため欠航が決まりましたとの連絡あり。。。

あらららら&がっくり>_<>_<>_<

 

代案で台風が東北の太平洋沖に行き過ぎた、12日に出航、伊豆諸島を巡って13日に帰港するワンナイトクルーズはいかがでしょうかとの提案です。

 

もうワードローブは揃えたし、有給もバッチリ取ったし、それよりなによりbabarinaの思いのこもった僕へのバースディープレゼントの旅ですから、1日短くなっても船旅には違いありません。

 

二人で相談する間もなく、参加表明しました^ ^

 

じゃあ、スクリーンで映画

ということで季節外れの台風が通過する10日はインドアレジャーのシネマを楽しみました。

 

あまり映画館に出向いて邦画を見ることはなく洋画専門家に近いのですが、カンヌ映画祭パルムドールを受賞した「万引き家族」を楽しみました。

 

ストーリーは複雑な家庭環境の中、口にできない、しない「生きるため」の事情を抱えながらも、血の繋がった家族以上に誰かを想い、誰かをかばうために自分を犠牲にしていく、そんな人間愛のドラマです。

 

日本の映画ながら、その作風はまさしくヨーロッパ映画

複雑であっても、どこか一貫性のあるストーリー展開で繰り広げられるハリウッド映画とは一線を画す、やや哲学的な作風でした。

 

まるで昭和の戦後動乱期が一段落したような時代背景、生活感を彷彿とさせるような場面展開ながら、時代は明らかに平成。

生きていくのがだけでギリギリの生活の中でも、人としての暖かさを忘れていない家族に、思うところ大いにありました。

 

還暦のお祝いでのクルージングの旅。

この映画を観て、もう一つ深いところでそのことに感謝しなければいけない自分を見つけることができました。

 

 

 

6月12日曇り空の当日、お昼から横浜を散策

台風一過の晴天の6月12日、とは行かないまでも天気は確実に上向きです。

時、折しもシンガポールアメリカのトランプ大統領北朝鮮金正恩委員長が、歴史的な階段を行う日です。

この日の空模様のように、世界にとって上向きであることを願ってる多くの人たちがいます。

 

そんな中、僕たちは旅気分をより盛り上がらせるようにお昼から横浜散策。横浜港大さん橋のパーキングに車を滑り込ませました。

この頃には青空も顔を覗かせていました。

 

 

 

大さん橋には既に全長182.9m、総重量26,518t、総客室数238室/696名のぱしふぃっくびーなすが停泊していました。

改めてその大きさに感動^ ^

 

 

 

このポーズ、函館でもやったような。。。

なぜか、港町での決めポーズはいつもこれですね^ ^;;

 

天気もますます良くなり嬉しい限り。最高の船旅になりそうです^ ^

 

 

 

横浜での食事は中華街も近いので、その選択もありましたが、なにせ船内のフルコースフレンチディナーが待ってる^ ^

 

ここは少し軽めにと、久々にロコモコを食べにサンアロハに行きました。

夜は店の前の二階に並ぶ松明の炎が幻想的なのですが、さすがにお昼はそれもありません。

 

ランチメニューでチーズモコなるものを見つけて、ウエイトレスに内容を尋ねてみると、ロコモコの卵の代わりにチーズがのったものとのこと。

それならかえって嬉し、ということでオーダー。

 

まあ、それはそれは大きなデミグラスソースのかかたハンバーグの上に、とろけたチーズが。

味はこの店の定番、って感じですね。

 

ご馳走様でした^ ^

 

 

 

16時の入選手続きまでのあいだは赤レンガ倉庫へ。

 

前に来た時よりもショップが充実しているように見受けられました。

イタリア直輸入のガラス細工を扱う専門店、トルコの民芸品の専門店、あまり見かけないスマートな木製品を扱う店、あろうことかのかんざしの専門店と、見ていて飽きない^ ^

 

熊本本店のはちみつ専門店では蜂の巣のままのプロポリスを試食して、はちみつ×マンゴの原液を購入しました。

 

 

 

いよいよ入船チェック。

その前に旅の前のお約束、二人で靴を合わせてLet's go!!

 

続きは赤のお祝いはクルージング part^ ^