例年、大掃除三昧の年末にあって、今年は不思議なほど順調に進み、想像だにしなかった大晦日前日にシアターで映画を楽しむことが出来ました。
それがアバター ウェイ オブ ウォーターです。
勿論前作も観て、ストーリーもさることながら、その映像技術の高さに驚かされましたが、今回も期待を上回る映像技術に、度肝を抜かされました。
仕事柄、今から20年以上前かな?3Dの雄だったMayaをかじったりしてましたが、あくまで趣味の域で、その道にのめりこむこともなかったのですが、多少の基礎知識があるぶん、映像作りの凄さが実感しました。
アバターのリアルとバーチャルの境目が全く分からないシームレスな映像を見て感じたのは、このブログのタイトルにもある「この世は仮想現実」ということ。
森羅万象のすべては素粒子で構成されていて、それらを扱う近代物理学が量子論であり、その中での常識は量子は波と粒子の二つの性質を併せ持ち、確認前は波で確認された瞬間粒になるという、我々の現世界での非常識がまかり通る世界。
このなんか不可思議な世界から導き出される可能性の一つとして、我々が住み生存している現世界も、仮想現実の世界だという仮説が有力になる。
となると。。。
毎朝僕が読経している般若心経の核心 色即是空空即是色がこの世の実相を表しているように、ますます思えてくる。
あるようでない、ないようである。
粒であって波、波であって粒。
知識には限界があるが、空想は無限。
大切なことは疑問を持ち続けることという、アインシュタイン博士の教えを、僕は今のことろ守れてるのかな。