検査と保険と鰻と

最後の膀胱鏡検査

 

年に二回の膀胱癌術後の検査がありました。

今回も膀胱鏡検査、尿検査共に異常なしで、担当医から今後は年に一度のエコー検査だけでいいですよと言われました。

術後は多分2ヶ月に一回、その後3ヶ月に一度、4年目からは半年に一度になり、今回はれて術後5年が経過し、問題なしで一年に一度の検査になったわけです。

 

最後に担当医が親指を立てて「おめでとう」と言ってくれた時は、本当に嬉しかったですね。

普段から膀胱癌の手術を受けたことすら忘れていたのですが、改めて担当医から明言されると、この五年間を感慨深く思い出すとともに、健康であることへの感謝の思いが静かに、そして強く広がりました。

 

 

 

ここで自分の番号が会計ボードに表示されるのを待つのも、もう一年に一度になると思うと、嬉しくもあり少し寂しさもあり。。。

人の想いって不思議ですね。

 

 

銀行預金?それとも保険?

ゼロ金利政策が施行されてから何年経ったのか。この間金利はないに等しいものになりました。政府は預金から投資へのとの流れを作り、iDeCoやニーサを広めようとしました。

しかし、投資は自己責任。増やすことも減らすこともあります。

 

 

そんな現状を考えて選択しようとしているのが保険です。

銀行金利よりも俄然有利なものもあるようですし、何よりも元本保証は安心します。

日本では投資よりも圧倒的に預金が多いと云われますが、それは日本人は総じて、「増える」よりも「減らす」ことを嫌う、気質があるからではないかと感じます。

 

 

そして鰻

その日の晩御飯は、癌の寛解を祝って?鰻!
気分はそうでしたが、実は前々から予定していました。

関西で有名な鰻屋さんが関東に出店したという情報を得て、予約を入れていたのです。

初めての鰻屋だったので、まずは一番安価な鰻重上を頼んでみました。

 

厳しい基準のなか海外で育てられた育てられた大きなニホンウナギが売りのこの店、確かに値段に対して鰻の身が大きく、焼きも蒸して焼く関東風でした。

たれも我が家好みの甘系でしたが、これが甘さの限界かな?というギリギリの線のように感じました。

伊豆榮や大和田のような上品な甘さとは少し違い、濃い目の甘さでした。

 

でも二千円以下でこの鰻が楽しめるのは嬉しいですね。