夫婦で人間ドック

夫婦で人間ドックに行ってきました。

お願いしたのは前回と同じ、渋谷にあるPL東京健康管理センターです。

 

 

思えば人生初の人間ドックは、五年前の姉が星になった年の秋でした。

そこで、その年の健康診断の尿検査でも見つからなかった、微かな血液が見つかり、そこから膀胱癌が見つかりました。

 

その年の11月に切除手術をしてから五年が経過しました。術後の最初の一年は毎月検査に出向き、二年目からは二カ月、三年目からは三か月、四年目からは半年に一度の検査になり、それは現在も続いています。

 

この経験から二年に一度は夫婦で人間ドックを受けようと決め、二人揃っての初めての人間ドックが、翌年の2019年でした。その後は世の中はコロナ渦になり、不要不急な外出をしない生活が始まり三年が過ぎました。

 

そして今年、コロナが五類になり四年ぶりの人間ドックを夫婦で受けてきました。

場所は前回と同じ、PL東京健康管理センターです。

 

 

10月12日

秋晴れ快晴の10月12日。

最寄り駅の代々木公園を出ると、目の前は正しく代々木公園。PL東京健康管理センターに向かうべく富ヶ谷方面に向かうと、井の頭通りの交差点から、代々木公園の奥にNHKのビルも見えました。

前回夫婦で受診したのは11月だったと記憶してますが、その時も今日のような快晴の一日でしたね。

 

 

今回で三回目となったPL東京健康管理センター。
ここを初めて訪れたのは2018年だったことを懐かしく思い出します。

 

 

高級ホテルのロビーのごとき待合スペース。

それと、ここPL東京健康管理センターのナースは美人揃いで有名らしいのです。それが第一の理由で人間ドック先として選んだのではなく、検査と説明が丁寧で、しかも疾患が見つかった場合には、その道の一流病院に紹介状を書いてくれるという、知り合いからの紹介が選択理由です。

 

でも確かに噂通り美人で優しく丁寧なナースが多い感じは、初めて来たときから感じてました ^ ^

 

10時に受付してから、すべての検査が終わったのが12時30分。約2時間半の検査、診察でした。結果は14時30分からということで、飲み物も含めて本日初めて口にするお昼ご飯を食べに外に出かけました。

 

 

名店復活?! 香月のラーメン

もう何年前になるのかな?30年ぐらい前になるのかな。。。恵比寿にいつも行列のラーメン屋がりました。その名を「香月」といいます。

豚の背油の浮いた、今でいえば背油ラーメンでしたが、これが決してくどくない。そして塩とも醤油とも言えない、独特の味に中毒者続出の店でした。

 

ちなみに僕も足しげく通った中毒者の一人でしたが、ある日、16時とかの妙な時間に訪問したのかな?並ぶことなく、すんなり入店、そしてラーメンをすすっていると、突然プロレスラーの長州力が入店してきて、僕の隣の席に座りラーメンを注文したのです。
恵比寿香月の強烈な思い出です。

 

しかし世は、諸行無常の日々響きあり 盛者必衰の理をあらわす

いつの間にか閉店してしまいました。

 

 

その「香月」の看板を、代々木公園駅近くで見つけたのです!

もうお昼は必ずここで食べようと、PL東京健康管理センターに向かいながら心に誓ってました(笑)

 

 

背油広がるスープにチャーシュー、メンマ、煮卵に大きめの海苔、そしてストレート麺。恵比寿での香月の思い出が蘇りだしました。

 

「ここは恵比寿にあった香月と一緒ですか?」

「オーナーは違いますが、恵比寿の香月で働いていたメンバーで立ち上げたんです」

なるほど、これなら顔も一緒のはず。さて、味は。。。

 

 

家内は昔を懐かしんで、オリジナルの醤油ラーメンを注文。

スープを一口飲ませてもらいましたが、これはまさに恵比寿 香月の味!で、美味しい、懐かしい、そして嬉しいでした。

 

僕が選んだのは一日限定30食の、この時期ならでは秋刀魚出汁を聞かせたラーメン。何しろ鯵と同等に秋刀魚に弱い僕。

これが、オリジナル醤油ラーメン以上の大当たり!

普段から永福町大勝軒系の煮干しラーメンを食べ、魚介系ラーメンのスープには結構うるさい僕が、はまりました。

煮干しよりも強い魚の風味ながら、えぐみ臭みが全くなく、純粋に魚介度合いをグンと上げていて、煮干しよりも直線的な魚のうま味を感じる美味しいスープでした。

 

近場に来たら再訪必至のラーメン店 香月です。

 

 

奥渋探索

渋谷方面から見ると、今はなき東京百貨店本店から富ヶ谷に至るまでを、多分裏原宿、略してウラハラからヒントを得たのかな?渋谷の奥で奥渋と呼ぶようです。

 

 

お洒落なお店が多いですね。ウインドショッピングが楽しくなる店が多いです。

 

 

気になるロースターを発見!

かなり渋い気になるロースターを見つけたので覗いてみると、結構な種類の生豆を揃えていて、初めて見る焙煎機ながら直火焙煎で焙煎していました。

 

なんと、あろうことかの四大プレミアムのブルーマウンテン、ゲイシャ、コナ、ルアクが揃ってるじゃないですか!!

これは驚き。

 

 

ロースターだけでなく、その場でコーヒーも楽しめるようだったので,、僕は本日のドリップ、家内はカフェラテをお願いしました。

コーヒーは深入りで僕の好きなタイプのものでした。

 

若い店長?(というか僕から見たら大半の人に「若い」という形容詞が付きますよね)に尋ねたら、この店「豆虎」は赤坂で創業し、その後青山、中目黒と店を増やし、この渋谷店が四店舗目なそうです。

 

 

コーヒーを飲みながら奥渋散策をしていたら、またまたロースターを発見。

ここはクールなお洒落系の店で、外観にインテリアにもお金かけてます!という感じでしたが、何しろ道にまで漂ってくるいいコーヒーの香り♡

 

なんか奥渋が好きになってきました。

 

 

診断結果

人間ドックの凄さの一つは、あれだけの検査の結果が検査終了後2、3時間で聞けることです。

僕が驚いたのは視力が1.5と1.2で前回よりも良くなっていたことと、肺活量が年齢比で20%近く多かったことです。体重は2kgほど減ってましたし、測定間違いかな?それとも誤差値のうち?身長が6mmほど伸びていました。

 

血圧含め全ての測定値が基準値内でした、たった一つコレステロールの値を除いては。

 

 

実はコレステロール、特に悪玉コレステロールの値が前から悪かったのです。

健康診断の結果では毎年専門医で要診断だったのですが、それをおこたってました。

ただ、昨年だったかな?かかりつけ医でピロリ菌の除去をお願いした際に、健康診断のデータを持ってコレステロールの相談をしました。

結果は確かに悪玉コレステロール値が基準値を超えているが、善玉も多いので今のバランスのままなら様子見でいいでしょうとの見解をいただきました。

 

ただ今回そのバランスが崩れたのです。

悪玉が増え善玉が減ったのです。PL健康管理センターの先生からは、コレステロール値を基準値内に戻すことの重要性を切々と説明されました。

 

悪玉コレステロールへの意識はあったので、オイルは全て植物性のグレープシードオイルとオリーブオイルにし、コレステロール減少効果が認められたという青汁を毎日欠かさず飲んでいたので、今回バランスが崩れたのは正直少しショックでした。

 

でも、65年間も使わせていただいている「体」という着ぐるみ。これだく長く使わせていただいていれば、どこかに不具合も出るでしょう。

素直に、今回のデータを持って、かかりつけ医に行きます。

 

 

渋谷探訪

家内と二人で渋谷の街を揃って歩く、デートするなんて何年ぶりでしょう。もう記憶にないくらいです。

 

今はシートで覆われている東急本店から渋谷の街を歩いてみました。ビルに店舗、そのほとんどが記憶にない、つまり初めてみるもののよう。

昨年まで仕事で渋谷営業所に来てはいましたが、仕事だと渋谷駅と営業所の往復ばかりで街を歩くことはほとんどありませんでした。

 

新しいビルがあったので足を踏み入れたら、WBSでニュースにもなっていたドミセがありました。ドミセとはドンキホーテの新業態で、「ド」が目印の、ドンキホーテのオリジナル商品の情熱価格をメインにした小型、中型店舗です。

 

それと猿田彦珈琲

自称珈琲通ながら、お恥ずかしいことにここのコーヒーは未体験なのです。正直なところでは、僕は古い人間で、どうにも紙の容器に入れられて供されるコーヒーを、店内で飲むことに多少偏見を持ってます。

 

店内で飲むのなら、やはりしっかり温められている陶器のカップに、ハンドドリップかサイフォンで淹れられたコーヒーを飲みたい。カップの形状や厚みでも、多少味に違いが出るような気がして、そこからその店の、店主の珈琲観に思いを馳せるのも楽しみの一つと感じてる節があるのです。

 

古い気質の男ですね(笑)

 

 

懐かしくなって壁の穴の前を通ってみることにしました。

たらこスパゲッティという和風のスパゲッティを初めて口にしたのは、多分壁の穴だったと思います。

 

 

スクランブル交差点空の景色です。

今から40年以上前、僕が大学生だった頃は、確かメンズショップNowが今のスタバのあるビルのところにあり、反対側には果物屋さんがあって。。。

 

古すぎますね(笑

 

この後、屋上からは渋谷の街並みが一望できると評判の渋谷スクランブルスクエアやヒカリエでウインドウショッピングを楽しみました。

個人的にはちょっと変わった雑貨類のショップが多いヒカリエの方が好みでしたね。

 

 

 

本場札幌のスープカレーを恵比寿で

本場のスープカレーの体験がなかったので、ずっと前から一度は行きたいと思っていた札幌発祥のイエローカンパニーに、やっと行ってきました。

 

 

店内はこんな感じ。

18時前に伺ったので、先客は一組だけでした。

 

 

ここのシステムは初めにスープの種類を選び、次にカレーの種類を選び、その後ご飯の量を選んで、最後に辛さを決めるようです。

 

 

カレーの種類のオーダーには悩みました。
さっき診断結果で、コレステロールに要注意!家内は糖尿病に要注意!を言い渡されたのに、シンプルなベジタブルカレーの注文にできない > <

 

結果、誘惑?欲望?に屈して、家内は牛すじ煮込みで、僕は豚の角煮をオーダーしてしまいました。

 

 

写真ではわかりにくいのですが、牛すじも豚の角煮も、とにかくボリューミー。
本当によく煮込まれた豚の角煮は、スプーンでも解れるぐらいで、牛すじも同じだったみたいです。

スープカレーの売りは、やはりスープ。
このスープも何種類のスパイスを使っているのだろうと思うほどの複雑な刺激で、この旨味は何?と思える旨味成分にトマトが溶け込んで本当に美味しいものでした。

 

いいですね!スープカレー