新規のプロジェクトが始まり仕事が忙しくなった今年、年末年始の旅以来の旅は諏訪湖と草津、軽井沢へ。
ランチを星野リゾート八ヶ岳で楽しもうと予約しておいたのです。
ところが‥
なしにろ宿泊なしではここの山梨県No1イタリアンのOTTO SETTEを楽しめるのは一年でこの8月だけだっただけに残念至極>_<
まずは諏訪神社を見学しながらしっかり家内安全を祈願して参拝。
ここは太宰治や島崎藤村といった文豪に美空ひばりなどの著名人も宿泊した離れがあり、そこに泊まりたかったのですが人気の離れは予約が困難。
致し方なく湖を一望できる部屋を予約しました。
ここで供された会席料理は料理を売りにするだけのことがあり、どれも一手間かけた美味しいものでした。
特に驚いたのがお造り。
海のない長野県にあってこの新鮮さと濃い味の刺身には思わず何故?と言いたくなるような美味しさでした。
ローストビーフと鮎の塩焼きも絶妙の火の通り加減でとても美味しくいただきました。
なんとこれが夏の間は毎晩開かれるとか‥
しかも通された部屋から花火会場は真正面で諏訪湖で花火を見るのにこの部屋が一番とのこと。
それを教えられたら離れが満室でよかった、と逆に感謝しちゃいました(笑)
そして夜、花火大会が始まりました。
数こそ少ないながらもこれほどの至近距離から遮るものが何もない中で、ソファーに腰掛けながらこの景色を独占できる幸せはそうそう体験出来ることではありません。
湖面に揺れる夏の夜の素敵な花火でした。
もうかれこれ6、7年前になるのかな?善光寺参りの旅の途中で立ち寄ったうずら屋。
これまでも名店と呼ばれる店の蕎麦を食べ歩いてきた中、ここうずら屋の蕎麦の味には驚愕、もう虜になりました。
そんなことで期待に胸を膨らませて訪れたのですが‥
最初の異変は待ち時間。前回は2時間ほどの待ち時間を強いられたのですが今回はその半分以下の40分。
ラッキーと思いつつも何故だろう?の思いは消えません。
そして天ぷらせいろが供されまずは蕎麦だけで。んっ?蕎麦の風味はどこに行った?
続いて汁でいただいても体が反応しない。かえしまで変わったのか?
理由はわかりませんがどこにでもある蕎麦屋のそこそこ美味しい蕎麦に成り下がってしまっていました。
湯畑の周りを散歩しながら温泉場の雰囲気を堪能。
風情のある建物の玄関には人力車も置かれていて雰囲気は上々。
海に面していない温泉宿の宿命でしょうか、はたまた偶然か、台の物と焼き物が共にローストビーフ、鮎の塩焼きと昨夜お世話になった上諏訪湖温泉のぬのはんと同じ。
まあ見方によっては味比べが出来てそれはそれで一興かも。
因みに僕には鮎の塩焼きもローストビーフも火の通り加減、塩加減ともにぬのはんの方が口に合っていました。
ただ驚きは女将からの差し入れのキャベツの漬物。
その一つが温泉寄席。
これは湯もみを見せてくれた熱乃湯でのイベント。浴衣姿で落語を楽しめるのは粋なもんですね。
高原野菜のせいろ蒸し、すくい豆腐に刺身こんにゃくと大満足の朝食でした。
散歩道の終着には西の河原温泉の露天風呂がありました。
西の河原公園のパノラマです。
実は加賀温泉郷の山中温泉にも同美術館があるのですが残念がら山中温泉への旅では立ち寄ることが出来ませんでした。
そのリベンジもあり草津での同美術館訪問はプランに組み込まれていました。
実は加賀温泉郷の山中温泉にも同美術館があるのですが残念がら山中温泉への旅では立ち寄ることが出来ませんでした。
そのリベンジもあり草津での同美術館訪問はプランに組み込まれていました。
でもその前に軽井沢から少し離れたところに自家製チーズを売りするイタリアンがある情報を得ていたのでランチはそこと決めていました。
その店の名は
生クリームに自家製チーズを入れたソースでいただくバーニャカウダ、チーズを使ったキノコとくるみのパスタ、チーズ屋のリゾットなどを楽しみました。
カフェではなく古き良き喫茶、いや正当な珈琲専門店の雰囲気の軽井沢本店。
メニューを見て驚いたのはその数の多さ。僕のお気に入りのsaza coffeeのそれを明らかに超えています。
さらに僕を驚かせたのが全ての珈琲がフレンチプレスで供されるということ。
自分の淹れ方の問題か、はたまた納得のいくフレンチプレスで淹れた珈琲に出会ったことがないことによるのか、正直フレンチプレスでの珈琲に好印象がありません。
でも物は試し。名店丸山珈琲であれば僕の既成概念を打ち壊してくれるかもの期待を込めて選んだのがパナマ・ゲイシャのブレンド。
そして僕のフレンチプレスに対するイメージは覆ったかというとかなり印象が変わりました。
確かに美味しい。
ただ‥バリコピほどではないもののやはり粉っぽさを感じました。