長女は結婚して独立。二女の独り身ながら自分ひとりで生活しています。しかし今まで3か月以上どちらにも会わないということはなかったのです。
しかしこのご時世。
三蜜回避、ソーシャルディスタンス、在宅勤務、不要不急の外出自粛、越境での外出自粛とがんじがらめの中で、娘達とも半年以上会わないという事態が続いていました。
この異常事態に娘達も考えたようです。ならばPCR検査を受けて陰性なら親に会っても大丈夫!いやそうやって会いたいということで、それを実行して遊びに来てくれました。
正に半年以上ぶりでした。
ようこそ長女
半年も会うことがないことがなかったので、とても久しぶりに感じました。でも、その表情はいつもの長女で明るいラテン系で、なんかホッとしました。
久々なんだからお昼御飯も一緒に食べようと声掛けをしていたので、用事で夕方でないと行けないという二女はいないなか、お気に入りの小料理屋で松花堂弁当のような定食をいただきました。
ひっさびさに四人そろって我が家で晩御飯
なんとも久しぶりの家族水入らずの夕食は、明日のランチを考えて和食にしました。
半年以上ぶりに娘達に作る晩御飯で、僕も気合が入りましたね、かなり(笑)
鰹のたたきは鮮魚店でカツオのたたきを買ってきて、更に自宅でバーナーで焼き上げます。この一手間で味のランクがグンと上がります。
大量のニンニクと青ネギで召し上がれ。
鮪の刺身は大奮発で大トロと中トロ。
これも策で買ってきたものを僕が刺身包丁で引いたものです。
最後は焼きハラス。
これはとある公設市場で見つけて、その美味しさのとりこになり、定期的に行って手に入れてフリーザーにストックしてあるものです。
魚は好きだけど甲殻類と、大半の貝類が駄目な二女の為に、彼女が唯一平気なアサリの味噌汁以外は、全てお頭のある魚としました。
食事には皆大満足の表情で、会えなかった間の話は延々と続きました。
四人そろって久しぶりの外食はフレンチ
今も語り継がれる一世を風靡した名番組の「料理の鉄人」
その番組にも挑戦者として登場した経験を持つオーナーが営むフレンチでランチとしました。
コロナ渦で外食を控えてきた様子の娘達の嬉しそうな顔が印象的です。
コロナにかからなかったこと、元気でいたことに感謝し、久々の再会を祝してノンアルコールのワインで乾杯!
小さな一皿、アミューズですね。
スモークドサーモンとマグロのカルパッチョでした。エスプーマーのソースが優しい風味でしたね。
オードブルは地養鶏と里芋、フォアグラのテリーヌで、この手間と色彩と盛り付けこそまさにフレンチという一皿でした。
メインの魚料理は鮮魚のポアレ オマール海老のバターソースでした。
ソースは濃厚でしたが、更に彩がない。残念ながら食欲をそそる色彩と盛り付けとはいいがたかったですね。
料理は五感で楽しむものですから、とても残念です。
肉料理のメインは牛フィレ肉のポアレ。
美味しかったですが前来た時よりも味が平坦?複雑なうま味奥深さがなくなっていたように感じたのは僕だけでしょうか。
デザート盛り合わせと珈琲は素敵なジノリのお皿とカップ&ソーサーで供されました。
幼い頃はよく双子に間違えられた娘達ももうすぐ三十代の中盤を迎える歳になりました。
いくつになっても双子に間違えられてた頃と僕や家内への思いは変わらないように感じますし、僕にとっても娘達はいくつになっても双子と間違えられてた頃の思いのままです。
大変な世の中になってしまいしましたが、朝の来ない夜はない。
検査などしなくてもいつでも会いたいときに会える時が来ることを信じて、家族の絆を大切にしていきましょう。