二週間検診

2月20日、まだ二月なのに気温が20度を超えた日、レイ君の2週間検診がありました。有り余る有給休暇を使って家族で病院に向かいました。
あまりの陽気に街には半袖にアロハシャツの輩も。そして病院の駐車場には桜までもが咲いていました。

 

レイ君が産声を上げたのは、都心にも雪が舞ったこの冬一番の寒い日だったのに、二週間でこの陽気。君の未来も明るく温かいよ、きっと。

 

 

 

病院で診察を待ってる間にナーナとノンノに抱っこされるレイ君。

ババカ、ジジバカ承知の上で、あえて言います「レイ君が一番かわいい♡」

 

 

レイ君 初のコスプレ!

人気の「はらぺこあおむし」のコスプレのレイ君。

 

 

 

大泣きのミッキーマウスのコスプレです、ハイ。

 

 

実家生活も残り2週間 chojolyいっぱい食べるんだよ!

この日は夫婦の合作晩御飯です。

鰯の梅煮は家内が、回鍋肉は僕が担当しました。

 

 

妊娠中、生卵を食べることができなかったchojoly。解禁になったのでTKGよりも豪華なすき焼きで生卵を味わってもらうことに。

この日のために京都モリタ屋のすき焼き用の肉を取り寄せていました。娘も大満足だったようです。

 

 

親子って贔屓も継続するんですね、僕が学生時代から好きでお世話になっていた新宿C&Cのカレーが娘も好物です。
そこでこの日はC&Cのレトルトカレーに、娘が必ずトッピングするという白身魚フライと、極太ウインナーも添えました。

すごく気に入ったみたいのジャムベースのドレッシングを十分に楽しめるように、サラダは大盛にしました。

 

 

天皇誕生日もあり三連休になった初日の朝食は「朝ラー」です。
基本自宅ラーメンは生麵でえすが、唯一インスタントで用意しているのが、チャルメラのバリカタ麺豚骨。
これが結構いけるんです!

 

 

多分誰もが一度は食べたことがあるんじゃないかな?マルちゃん焼きそば。
僕は高校生ぐらいの頃から自分で作っていたイメージがあります。
生焼きそばのカテゴリーでは、圧倒的なシェアなのではないでしょうか。

何しろこのソースが絶妙で、実は僕は具なしで、そばをソースだけで焼いた素焼きそばが一番好きで美味しいと思うのです。

でも家族にはそうはいかないので具ありの目玉焼きのせです。
焼きそばを美味しく作るコツは、肉野菜は塩コショウで別にいためて、焼きそばソースは、そばだけを焼くときに使い一度素焼きそばを作り、それから具材と合わせて軽く炒めることです。

 

 

さかなが食べたい!というchojolyのために用意したのは鰹のたたき。
市販のものを自宅でガスバーナーを使い、再度あぶりますのでうまみがアップします。

 

もう一品は卵トマト。切り分けたトマトに塩と砂糖を加えて10分ほど寝かせることで、こちらもうま味アップです。

 

 

この日のお昼はきつねうどん。確か関西だと、けつねうどんと呼ぶんですよね。そしてけつねにうどんはあっても蕎麦はない、じゃなかったかな?

 

関東ではきつね蕎麦もあります。というか結構人気なはずです。
出汁おきかせたお汁は、本だし、酒、みりん、醤油、塩と砂糖で、僕が作ります。

 

 

この日の晩御飯は、からし焼き。
これは東京の東十条のソールフードです。

僕がこのからし焼きを初めて経験したのは、今から40年以上前の社会人一年生の時。

会社の先輩に連れられて、元祖からし焼きの店に行ったのですが、その味の衝撃が忘れられず、生涯で一度しか行ってませんが、自宅でたまに再現するのです。

本来の味は一味と生姜とニンニクがガツンと効いた、かなりパンチのある味ですが、我が家は家内も娘も辛い物が苦手。
そこで一味唐辛子をぐっと抑えて、生姜の辛みを前面に出した味付けにしました。

初体験の娘も美味しい!を連発して完食。副菜の茄子の煮びたしも好評でした。

 

 

2月28日の晩御飯はラーメン。
香味油の札幌醤油ラーメンで、オーケーストアのオリジナルです。このところ高島屋がオーケーストアとタッグを組むケースがみられ、立川駅前の高島屋にもオーケーストアが入りましたし、この春には柏の高島屋にもオープンするそうです。
 
薔薇のマークも時代に合わせてだいぶ様変わりしましたが、西部やそごうの苦戦度合いを見ていると、高島屋の戦略は正解な気もします。
あとはイオンモールららぽーと、どう違いを出すかが腕の見せ所かもしれませんね。

このところイトーヨーカドーが北海道、東北から完全撤退を表明し、GMSの凋落がより顕著ですが、それに代わってオーケーストアやロピアなどの新興食品スーパーは元気ですね。
オーケーの無駄を省いて品質にこだわりながらロープライスを実現する力と、大半の消費者ニーズは、この本質的なところにあるというのを今更ながら強く感じます。

 

 

 

 

 

金衛門と娘とナーナとノンノ

多分、娘たちが独立してからの10年ほど、夫婦水入らずでつつましやかに?(笑)暮らしてきましたが、一週間前から四人家族になりました。
最愛の家内と娘と、最愛二乗のレイ君、旧姓金衛門の四人です。

 

僕なりの美学に沿って住空間もこざっぱりを維持してきました。しかし、四人家族の今、その美学も封印です。
L字ソファーのL部分はレイ君ベッドの定位置になり、和室は布団常設の長女部屋に変更。リビングのテーブルやキッチンにもレイ君のためのものが鎮座。

こざっぱりからは程遠くなりましたが、最愛二乗三乗のレイ君のためなら、ハイ!とyes!と喜んで!

自宅に戻るまでの一か月、残りも三週間になってしまいましたが、毎日好きな時間に孫の顔を見れる、抱っこできる至福に浸っていたいと思います。

 

 

抱っこはお手の物ですが、さすがにミルクを飲ませるのは「ナーナ」ですね。

 

 

上は誕生11日目の写真。

chojolyは毎日の変化を、この経過日数付きの画像で記録に残しているようです。

 

 

いっぱい食べるんだよ!chojoly

我が家に娘とレイ君が来たのが2月10日の土曜日。
この日はバタバタでしたが、翌日以降は子供に影響があると一年以上口にしなかったものが解禁となりました。

一ヶ月間は原則外出禁止ということで外食も出来ないので、娘の好物の鰻は自宅近くのお気に入りのう鰻屋さんで、関東では珍し地焼きのお店の鰻弁当にしました。

いつも我が家に来た時の鰻は、もう一方の御贔屓店の関東風蒸してから焼く、ふわふわ鰻を食べていあたので、ここの地焼きは初めてだったようです。

でも蒸してから焼く関東風とは違い、鰻の脂と地焼きの香ばしさがある関西風の鰻も、一年弱のインタバルを差し引いても、とっても美味しいと喜んでました。

 

 

建国記念日で休日だった2月12日のお昼は、僕も食べたくてお蕎麦にしました。

温かいそばで食べるのは天ぷらそばかきつね蕎麦。で、自宅で作るとなるときつね蕎麦オンリーですが、手前味噌ながら、これが結構いける^ ^;;

娘とナーナとノンノで、レイ君の寝顔を時々見ながら美味しくいただきました。

 

 

僕たち夫婦と好みが一緒で魚介類が大好きなchojply。でも、これも10か月我慢したんですね。彼女も家内も、そして僕もカニは大好き。
でもレイ君がいる中で、自宅でカニと奮闘するのはご法度でしょう、ということで事前にカニ缶を用意しておきました。

生ものにまだ若干抵抗のある家内と、同じく10っか月ぶりでちょっと不安な娘のために、カニ缶と漬けにした鮪とイクラで三色海鮮丼にしました。

 

皆で美味しく食べ、その後も誰も体調に変化がなく、二人の生ものアレルギー?もほぼ解消されたようです。
ただよく考えてみると、元旦の食あたりは僕も一緒で、僕もお刺身は約一ヶ月半ぶりだったんですね、ハイ。

 

 

働き方改革の流れの中、しかも4年前から役職定年の嘱託で、そこにレイ君登場kとなれば、残業の「ざ」どころか、定刻キッチリにダッシュで退勤の今日この頃。
お陰でちょっと遅めの晩御飯なら、ウィークデーでも父の味が楽しめる環境にあります。

ということで満を持して十八番のイタリアンです。
メニューはシラスとキャベツのアーリオオーリオペペロンチーノのスパゲッティー二、鮪のカルパッチョと、シェフ(父)の気まぐれ(実は定番)サラダ。

パスタは絶賛され、皿をなめる勢いで90gを完食した娘が、次に驚いたのはサラダ。
イチジクジャムをベースにして作ったオリジナルの味が、やけに気にったようでサラダの半分は彼女が平らげました。

カルパッチョも含めどれもボーノ!だったようで、全部のお皿が洗う必要がないぐらいに綺麗になってました。

 

二日連続でイタリアンはどうかな?とも思いましたが、娘は全然OK!とのことで、じゃあピッツアにしよう!

実はchojolyもjijottyも、僕が作るスーパーで売ってる安いピッツアのアップグレードを食べたことがないのです。そこで今回はマルゲリータとチーズを買ってきて、いつものようにマルゲリータにはフレッシュトマトとバジルペイスト。
チーズピッツアには、冷蔵庫にあるピザチーズ以外に、パルミジャーノレッジャーノとペコリーノロマーノ、モッツアレラを載せて、無理やりクアトロフォルマッジに。

chojolyも驚きの美味しさに、これ本当にスーパーの安いピザ?の声が。
想定内の反応でした^ ^

 

 

和食とイタリアンが続いたので、多分一番苦手かな?中華にチャレンジしました。
メニューは天津丼と焼き餃子と卵スープ。

天津丼はカニ缶とカニカマを使いましたが、肝はあんかけソースにあり!と思い、一般レシピの味見の後、自分の味覚を信じて、トマトケチャップと白コショウを加え、chojplyと家内からも「美味しい!」をいただきました。

ただ後で考えるとオイスターソースという手もあったなと。。。
結局あまり作らないジャンルだと、香辛料や調味料へのイメージが貧困になるんですね。


chojplyから大絶賛された羽根つき餃子は、実は味の素の開発者の力です(笑)

イクラ味の素の冷凍餃子でも、こうは綺麗に焼けないよと、褒められたのは嬉しかったな♡

 

 

17日土曜夜はchojolyの一年近く食べてない!というカルボナーラを作りました。

生クリームを使わない一人前に全卵と卵黄を使った本国イタリア式のもの。何種類かのやり方がありますが、今回は湯煎でトロットロのカルボナーラで、皆でボーノ!

 

今回のサラダのドレッシングはヨーグルトとマヨネーズベースのもの。具材はほぼ一緒でも味はジャムベースのそれとは大きく変わり、諏訪やかな酸味が前面に出るもの。

残る一皿は鱈のイタリアンマヨネーズのオーブン焼き。
このメニューに一番合うのは帆立ですが、白身魚もいけるということでの選択です。
chojolyはこのイタリアンマヨネーズのメニューが大好物です。

 

 

18日の日曜日には、義理の息子、いやレイ君のパパとjijottyも来るというので、夜は少し手の込んだイタリアン予定で、お昼は我が家の定番札幌「純連」の味噌ラーメンにしました。なんとchojplyも好物だったようです。

隠し味は、ほんだし鰹と姜葱醤と蜂蜜。実は蜂蜜よりも国産ピーナツバターがベストですが、蜂蜜代用でも結構おいしくなります。

 

パパとレイ君一週間ぶり

jijottyはレイ君と初対面。パパはい週間ぶり。
レイ君の誕生のお祝いもかねて、いつもよりもギアを一段上げてイタリアンのコースを作りました。

アンティパストはいぶりがっこクリームチーズのディップを乗せたブルスケッタ
このディップがことのほか美味しかったようで、お代わりをねだられました。

 

サラダはレタスとミックスリーフ、トマトに、オリジナルのイチジクのジャムベースのオリジナルドレッシングをかけて、ペコリーノロマーノの摺おろしをトッピングしたもの。

二皿用用意しましたが即売でした(笑)

 

一番手間のかかったアマトリチャーナ
なにしろ5人分のトマトソースなんて、chojoplyがまだ今の主人とつくあっている頃、自宅に遊びに来たとき以来作ったことがない量。
まあ、大変でした(笑)

しかも5人分の茹で上がったパスタをトマトソースと合わせるのは、大きいほうのアルミのフライパンでも無理で、一番大きいテフロンのフライパンでギリギリ。
煽るのも一苦労で、まあ、疲れました(笑)

 

ラストはウインナーとブロッコリーのアヒージョと、大量のフランスパン。
何しろレイ君のパパは格闘家でもいけそうなビッグサイズ。

我が家のごはんなら一日二人、お昼のお弁当と晩御飯の分で1合で間に合いますとは、異次元のレベル。彼にとっては僕の380mlの弁当など、吸い込めるレベルでしょう。

なので、僕としてはフランスパンが一斤あったら余るんじゃないかな?と思っていたのですが、ありがたいことにすべての皿が完売御礼閉店ガラガラ状態でした。

でもそれは、なんちゃってイタリアンシェフにとっては嬉しいかぎりです。

 

 

19日月曜日の晩御飯はスープカレー

具材はキャベツ、ナス、蓮根、トマト、ジャガイモ、サツマイモ、ブロッコリー、椎茸に豚バラ肉。

 

これも大好評で、残りのスープで明日の朝おじやを作るそうです、ハイ。

 

明日はレイ君の二週間検診です。
有給をとってるので、家族四人揃って車で病院に向かいます。

 

 

 

 

 

 

バレンタインと初孫と

組織として義理や形だけのバレンタインのプレゼントや年賀状のやり取りが禁止されてかれこれ数年。
組織の同調圧力の中、そこをかいくぐってまでもバレンタインチョコを持ってきてくれたスタッフも、もう今は昔(笑)

人間、慣れてしまうと前を忘れてしまうんですね。

 

 

それでも義理堅く、いやこうなると義理じゃないな。ちゃんと心があるからこそ、組織の掟を破って?こうして届けてくれる可愛いスタッフもいます。

ありがとう♡

 

 

 

なんという心のある娘たちなの

僕の記憶が正しければ娘たちは、バレンタインデーの意味を知った、多分小学校高学年か中学以来、大学の親元を離れた時以外、ずっと連続して、毎年欠かさず、バレンタインデーには僕にチョコレートか、その代替品のプレゼントを届けてくれてます。

 

でも、初孫の出産予定日が2月15日で、バレンタインデーの翌日だったので、その記録も今年でとまるであろうことは想定済みでした。


しかし、バレンタインデー当日。
僕のiPhoneに佐川急便から荷物配達の予告通知が届き、その送り主があろうことかの、今産後の静養で我が家に孫と一緒にいる長女からじゃないですか。

うっかりバレンタインデーであることを忘れていた僕は、義理の息子が長女の依頼で何か送ってきたものと、勝手解釈していました。

 

ところが、今日も一刻も早く孫の顔を見たい一心で、猛ダッシュで帰宅すると「ハッピー!バレンタイン♡」といって、届いた荷物が事前に長女がこの日のために、身重な体で予約してくれていたものであることがわかりました。

 

 

 

届いたのはマダムシンコのバームクーヘンで、プレーンとキャラネル味の二個でした。

折角なので夕食後(ちなみにこの日は僕の手によるピッツアマルゲリータ、クワトロフォルマッジとカプレーゼにコーンスープのメニュー)に、キャラメル味を三人で頂きました。

これが適度なしっとり感と、生地の味が濃厚なのに追い打ちをかけるように、甘さ控えめの高級なキャラメルでコーティングされていて、とても美味しく至福の時間を過ごさせてもらいました。

chojolyありがとう♡♡

 

 

jijottyからの」バレンタインプレゼントはチョコレート。

横浜は元町にあるベルプラージュというお店のもの。わざわざ港横浜まで出掛けて手に入れてきてくれたもののようです。

 

彼女もバレンタインの前日は姉の出産予定日であることを知っていて、今年のバレンタインはチョコどころの騒ぎじゃないと思ったらしく、二週間も前に持ってきてくれました。

その心遣いにもありがとう、jijotty ♡♡♡

 

 

いらっしゃい!(仮称)金衛門♡♡♡

予定日よりも10日も早く産まれた初孫、(仮称)金衛門。
誰でも自分の孫には間違いなく100%、朝になったら「おはよう」というのと同じぐらい自然にそう思うでしょう、「我が家の孫が一番かわいい♡♡♡」

 

2月10日の土曜日に退院となり、その後我が家で一か月前後過ごすことになりました。

指定時刻に病院に迎えに行き、初めて孫を抱っこした家内は、今までにあまり見たことがないぐらいの笑顔でした。
リュウマチが悪化していたら、とても抱き上げることなどできなかったのですが、オレンシアが効いたのか?僕の愛か?(笑)初孫効果か、多分初孫効果でしょうが、一向に悪化することなく、こうして初孫と対面し、抱っこすることが出来ました。

 

 

自宅に戻って「ノンノ」も抱っこしました。

もう可愛すぎて可愛すぎて。。。何の変化もないのに、寝顔をずっとずっと見てましたし、泣き声すらヒーリング系のBGMにしか聞こえません、ハイ^ ^

 

 

「ノンナ?ナーナ?」も穏やかな笑顔で見つめています。

子供が好きで、chojolyがなかなか子宝に恵まれない時期は、その思いがペットに移行したらしく、僕も好きな犬を飼うこと希望、いや切望した時もありました。

でも今こうして、自分の腕の中に初孫を抱えて、心からの嬉しさが溢れています。

僕はその家内の笑顔をみてて、とても嬉しく幸せな気持ちになりました。

 

 

(仮称)金衛門も、もうじき正式な名前が決まることでしょう。
候補は義理の息子が一文字名前なので、それと同じ一文字になりそうです。

 

(仮称)金衛門は「猫と同じだからやめて!」と娘に怒らるまでニックネームとして使おうかな(笑)
産まれてるく子が男の子とわかってから、ずっと(仮称)金衛門で呼び続けてきたので、金衛門という響きにも思い入れがあります。

よく孫の可愛さは子供の比じゃないとも言われますが、わかるような気がします。

このかわいい孫を生んでくれたchojolyの体力回復のための我が家での静養期間中、可能な限り、母の味ならぬ父の味で精いっぱいもてなしたい思いでいっぱいです。

ちなみにお昼はいつも家内に作り置きしてる、愛妻弁当ならぬ自作の愛夫弁当のおかずを食べて、お昼ご飯にも関わらずその品数の多さと美味しさに驚いたといってくれました。
続けて「お母さんは、毎日あの豪華なお昼ご飯を食べてるの?」とも(笑)
chojoly、お母さんだけじゃありません、僕も食べてますよ、自作弁当として。

chojoly滞在中の僕の手間も心もこもったメニューの数々は、追ってブログにアップしたいと思います。

 

 

 

 

 

I became a grandpa

2月5日 20時45分、長女に男の子が産まれました。



予定日よりも10日ほど早い出産でした。

2700gで生まれてきた赤ちゃんは、その割に顔にしわもなく髪の毛もしっかりしていて、目鼻もくっきりしていました。

 

家内は「かわいい♡、かわいい♡」を連呼してました。

 

 

 

この日、東京では二年ぶりの大雪で警報が発せられた日でした。

僕も交通公共機関のマヒの懸念から早退指示が出て、夕方には自宅に戻ることが出来ました。

破水したので入院しましたと、僕と家内と次女にグループラインが来たのが2月4日の17時50分。

その後、病院の食事の写真が送られてきたり、我が家に送ったというチャイルドシートについて家内とやり取りしてたりでしたが、僕が帰宅した夕方からは、一向に連絡がなくなり、家内が心配していましたが、その夜に義の息子から電話連絡がありました。

「産まれました」

 

よかった、本当によかった。

朝の読経の後、いつも以上に長く強くご先祖様に、長女の安産と母子共々の健康をお祈りした願いが届いた気がしました。

 

 

 

産まれましたの第一声を聞いて、家内は満面の笑顔で大喜び。

僕は母子共々元気なことを確認できて喜びよりも先に、ほっとしたというのが正直なところです。

 

家内はすでに自分のことを、自分の名前にあやかって「なーな」と呼ばせようと目を輝かせていました。

僕は「じーじ」は絶対嫌なので、「グランパ」と呼ばせると、言い続けてきましたが、さすがにたどたどしい言葉の中での「グランパ」は難しいかも。。。


そこでひらめきました!!そうだ!自分はノリがラテン系なんだからイタリア語がいい!

で、さっそく調べるとイタリア語でおじいちゃんは「Nonno(のんの)」

これはいい!覚えやすいし、いいやすい。

ちなみにおばあちゃんは「Nonna(のんな)」

「なーな」と似てるから。「のんの」と「のんな」でいんじゃないかな?

それとも似てるから間違っちゃうかな?
なんて思ったりしてます。

女の子ならティラミスに蜂蜜と練乳をかけるような、ハイパー甘々グランパになりそうといってましたが、男の子でもそうなるかも^ ^;;

 

 

 

 

 

リュウマチ再発

家内がリュウマチを発病したのが、ちょうど10年前。
リュウマチは不治の病ともいわれ、生涯付き合ていくしかないとも言われていましたが、生物製剤のオレンシアの投与で劇的によくなり、二年半年ほどで寛解になりました。

その後は本当に普通の生活に戻れて、お互いの誕生日記念で船旅をしたり、ハワイに旅したりと、リュウマチであったことを忘れるような日常でした。

 

 

思えば昨年の10月から?

思えば昨年の夏過ぎから始まっていたのかもしれません、リュウマチの再発が。
何故かというと、昨年の10月に夫婦で人間ドックを受けたのですが、その時に既に手にこわばりがあり、そのことを相談したらしいのですが、人間ドックの検査項目にリュウマチはないとのことで、専門医での診察を勧められたようです。

そこで自宅近くで診断を受けたのですが、そこでの検査結果は「白」
加齢からくる関節の痛みだろうということに落ち着きました。

実際10月末に寄席に行ったとき、写真のように既に左手の関節痛を抑えるために湿布をしているんですね。

 

でもその後も急激に悪化することもないけれど、ほんの少しづつ、本当に少しづつ関節痛は左手だけじゃなく、他にも進んでいったようです。

 

 

10年前に発病した時のリュウマチとの闘病生活は、今で懐かしいですが、思い返すと結構大変でした。

barragan.hateblo.jp

今回リュウマチの再発が決定的になったのは、1月29日の二回目の検査の結果でした。

一回目では「白」だったのですが、今回の検査で「白」が「黒」に変わりました。たしか10年前、初めて発病した時も同じだったはず。
家内は一回目の検査ではなかなか「黒」判定の出にくい体質なのかもしれません。

ただ、年明けのノロの感染から復帰したころから、自分自身でリュウマチの疑いを口にしていたので、その可能性は僕の頭の中にもありました。

少しだけ心の準備が出来ていたので、すぐに家内に一日二回お風呂に入り、体を温めることを推奨しました。
それは初めて発病した時も温泉がいいと聞き、家内を一緒に入れてあげれる温泉を探したからです。温泉の効能にはたいして言及していなかったので、本質は体を温めることと思い、自宅での複数回の入浴を勧めました。

 

 

この自宅入浴は結果がとてもいいようなのです。
診断結果が「黒」となった以上、また前回と同じように、ベットから一人で起き上がることもままならなくなる。。。この状況が脳裏をよぎったらしいのですが、なかなか悪化しない。

確かに膝裏とかも一部力が入りにくくなっているのはあっても、やや緩慢になりながらも全然体を動かせるというのです。
まだ投薬等の処置をしていないので、悪化が今以上に進行しない原因は、消去法で考えると、入浴ということになります。

 

 

この入浴法はいいと思い、さらなる効果アップ方法をネットで調べた結果、ここに辿り着きました。

それが商品名「湯躍」という入浴剤です。

 

これは純粋に別府温泉の湯の花エキスを家庭のお風呂にも使用できるように、長年の研究し完成した医薬部外品の入浴剤で、その効能の一つにリュウマチがあったのです。

早速これも試してみることにしました。

 

 

入浴で症状が軽くなる、つまり体が温まってると症状が出にくい。。。と考えると、体を温めることが重要。


そこで考えたのが生姜の力。生姜には体を温め代謝を高め免疫力向上が期待できるショウガオールやジンゲロールなどが含まれています。

そして色々調べて結果、多分日本で初めて粉末生姜湯を作り出し、現在も国産生姜にこだわった丁寧なモノ作りをしているメーカーを発見しました。

写真がその生姜湯で、とりあえずこれも一ヶ月30砲を手配しました。

 

 

そして仕上げはオレンシア。最初のリュウマチから劇的に快方に向かわせてくれた生物製剤です。

10年間でオレンシアも進化したようで、当時は点滴しかなかったのに、現在は皮下注射仕様のものもあるようです。

 

これを今週かな?から投与する予定です。
ただ前回そうだったのですが、オレンシアを体に入れるとすごい倦怠感に見舞われて、およそ動けなくなることが、はじめの数回続きました。

今回も同じ症状が出る可能性が高いことは、心しておかなければいけません。

 

 

主夫を楽しむ

そんなこともあり、僕は今は働く主夫状態(笑)

 

愛妻弁当ならぬ愛夫弁当は、趣味の料理も兼ねてずっと僕が作ってきましたが、それに朝食と夕食が加わりました。
朝食はスムージー。夕食は僕が冷蔵庫の「在庫」を思い浮かべながらメニューを考案すのですが、これが結構楽しい^ ^

多分根っからの料理好きなんでしょうね。そんなことで朝昼晩の三食を僕が作っていまいました。

ただ入浴効果なのか家内の体調は大幅に崩れません。現に2月1日に一緒に亀有まで落語をききに行ったくらいですから。

そんなことから彼女の希望で朝食のスムージーだけは作ってもらうことにしました。

ですから今は昼食と夕食作りと後かたずけ、掃除が僕の担当で、洗濯と朝食が家内の担当です。ただちょっと動く量が多かったりすると、てきめんに体調に出ますし、疲れやすいです。

だから極力家のことは僕が担ってます。

 

 

結婚以来の数十年にわたり、二人で喜怒哀楽を共有してきました。
世の中いいことだけで埋め尽くされることはありません。

家内が初めてリュウマチになった時、僕が癌になった時。それらを夫婦で、家族で支えあって励ましあって全部乗り越えてきました。


苦あれば楽あり。いや苦労があるからこそ楽しみが待っているのかもしれません。

だから苦しい時、しんどい時ほど笑顔を忘れずに。

 

普段なにもない平穏な時には、黙っていても自然に笑顔が出ます。でも苦しい時はそれがなくなるんですね。笑顔無くして人生が好転することもありません。

しばらくは笑顔で主夫を楽しみたいと思います^ ^

今回も必ず絶対なにがなんでも乗り越えます。

また二人で寄席に温泉、美味しいものの食べ歩きにライブを楽しめる日が、近い将来確実に来ることを信じてますし、そうしますし、必ずそうなります。

 

 

 

 

 

落語教育委員会

今年は去年以上に落語にのめり込む予定でいます(笑)
寄席も楽しいですが、やはり一人当たりの持ち時間が短い。まあ、いってみればお試し、美味しそうなリストランテを見つけた時の、とりあえずランチでシェフの腕前確認と同じようなもんでしょう、寄席は。

でも、そこでこれなら間違いなしとなったら、アンティパストからドルチェまでのフルコースを楽しみたくなるのが人情というもの。
落語なら、それが独演会、二人会、三人会という形式のものになります。

今回は御贔屓の喬太郎に、これまた「ただ今の取り組みについてご説明申し上げます」でおなじみの歌武蔵。なかなか芸達者で有名な兼好とくれば、いかない手はないってもの。

2月1日有り余る有休休暇の午後休みをもらい、会場の亀有まで家内と出かけました。



初めての地 亀有

亀有といえば。。。人気漫画「こちら葛飾区亀有公園前派出所」通称「こち亀」の舞台として有名な街。
実はお恥ずかしながら?こち亀という名称は知っていても、一度も漫画をちゃんと読んだことがなく、亀有という街も今回初めて降り立ちました。

だから落語の会場が亀有リリオホールであることは確認しましたが、亀有=こち亀の図式が頭に浮かばず、駅に降り立って駅前に、やや鈍く輝く金色?のこち亀の主人公、両さんをの銅像を見つけて初めて、ピン!ときた次第です。



晩御飯は中華そば

微妙なんですよね、夜の公演は。
昼だと夕方には終わりになりますから、そのあとゆっくり晩御飯を楽しむことが出来ます。

 

ただ夜の部はおおよそ18時から18時半の開場、19時開演となります。となるってーと18時半にまでには腹ごしらえをしておかなくちゃいけねぇ(落語調)
ところが、ランチをやってる店も夜だけの営業の店も大半が18時頃からの営業になり、どうにも時間が合いまあせん。

 

でも、せっかくの初めての土地ならば、なるべくそこで評判のいいものを口にしたい。。。

で、今回見つけたのが僕も家内も大好きラーメン。店名が振るってます「中華そば 敦」僕たち二人揃ってラーメンよりも中華そばという響きに反応します。

 

 

 

家内はこの店一番の売りらしい、中太自家製麺で鶏と豚から出汁を取った中華そばを、僕は同じ自家製麺ながら細麺で、煮干しそばを注文しました。

煮干しそばは、よくある煮干し全面押し出しの灰色のようなスープのものとは違い、数あるラーメンの方向性の中、我が家のセンター、永福町大勝軒に近い、澄んだ煮干し風味のスープがかなり好印象。

麺もちじれ細麺という、僕の最も好きなタイプのもので一発合格でした。一つ難点?を言えばスープの量が少ない。永福町大勝軒のように溢れんばかりのスープに包まれているラーメンが好きなのです。

途中、家内の醤油ラーメンと取り換えて味見してみましたが、煮干しほどではないにしても、これはこれで美味しいラーメンでした。特に自家製中太面が歯ごたえもありいい感じでしたね。
家内曰く「スープ単体で飲んでみると、そんなに美味しいと思えないけど、麺と一緒にラーメンとして食べると美味しいという、少し不思議なラーメン」とのこと。

でも、どっちも美味しかったですよ、ご馳走様でした。

 

 

会場のリリオホールは駅前ビルの9階でした。
19時の開園前のホールは高齢者の同窓会状態で、どこを見ても高齢者だらけ。
まあ相手も僕を見て「いい加減の歳だな」と思ってるんでしょうが(笑)

 

 

ホールでは今日の出演者や落語にまつわるグッズを販売していました。
喬太郎の自叙伝のような本がありましたので、思わず手に取ってみたのですが、文字が細かい、細かすぎる。

いったい彼は自分の支持層を何歳世代だと思っているのでしょう。メインマーケットは明らかに後期高齢者を含む高齢者、年金世代です。
百歩譲っても年金お達者俱楽部予備軍です。ここにつきものは膝の痛みと腰の痛みと老眼。
この細かさは老眼鏡をもってしても無理。ハズキルーペなくして読破は無理です。

そんなことで購入は差し控えました、ハイ(笑)

PS
書籍の横には500円で自筆サインいりのブロマイドも販売していました。
やっぱり、彼は彼自身についてマーケティングし直した方がいいかも。
キョンキョンと呼んでくれるのは、喬太郎が目指す粋な女性の層ではなく、「その昔」粋な女性だった層なのです、ハイ(笑)
喬太郎のブロマイドが売れたとしても、冥途の土産に一枚でもという、それはそれは貴重な、天然記念物級の御仁でしょう。

 

 

開演 落語教育員会

ちょっと驚きました、幕が上がると歌武蔵は着物に羽織姿ながら、喬太郎は妙な制服風の私服、兼好は着物は着物ながら、江戸時代のどこぞの小僧の風体。

どうも落語教育員会では初めに小芝居があるようです。

今回のあらすじは老人ホームの慰問に来た落語家、これは歌武蔵が担当。その落語家にギャラを払う役場職員の役を喬太郎が、喬太郎の部下役を兼好が担当したのですが、この小芝居が大笑い。

単純に落語家へのギャラを振り込む、指定金融機関の口座番号を聞き出すだけのことなのですが、喬太郎のおふざけっぷりが半端ない。正直この小芝居を2時間観てもいいかなと思える出来でした。

歌武蔵が口座番号を伝えてる最中に喬太郎の携帯電話が鳴り中断し、また一から尋ねる、伝える携帯が鳴る。。。の繰り返しの果てに、歌武蔵がぶち切れていう

「口座(高座)を聞くときは携帯を切れ!!!」が落ち。

なかなかの洒落っぷりに思わず、唸って拍手をした次第。

 

ちなみにこの小芝居にも演目があるようで「敬老会謝礼編」とのことです。

 

 

 

前座の柳家小太郎の演目、「千早振る」の後出てきたのは三遊亭兼好
枕でやたら楽しい歌舞伎ネタで盛り上げるだけ盛り上げて、話始めたのが「七段目」

この落語は初めて聞きましたが、芝居狂いの若旦那と同じく芝居好きの丁稚の話。
これがなかなかの熱演で、ググっと引き付けられました。

三遊亭兼好は結構芸達者で面白いということは知ってはいましたが、過去に寄席で一度もあったことがなく、今回がお初でした。

まあ喬太郎が三人かのメンバーとして選んでるくらいなので、その面白さは折り紙付きでしょうが、予想を超える芸に大拍手でした。

 

 

さて歌武蔵。
どうも落語以上に今話題になってるのがその結婚

toruiwa0514.blog.fc2.com

のようです。今回も兼好と喬太郎に枕でいじられてましたね。でも結構なことです、いい話、粋な話じゃないですか。

さて歌武蔵の演目は「家見舞い」何度か聞いたことのある演目で、好きな演目の一つです。

引っ越し祝いに金のない弟分が肥溜め瓶を、あたかも水瓶のように祝い品として持っていき、そこでその肥溜め瓶の水を使った料理を振舞われるという噺なのですが、これが結構面白い、いやかなり面白い。

歌武蔵も若くて美人な嫁さんをもらって、もうひと踏ん張りの気持ちが強くなっているのでしょう、喬太郎が足のケガでできなくなってる分、体を張った芸が良かったですね。

 

 

 

主任(とり)は、待ってました!の柳家喬太郎

かれこれ半年ぐらい前からでしたかね。足を悪くして膝をつけないということで、講談で使う釈台を前に置き、胡坐で落語を始めたのは。

そのために喬太郎の真骨頂?体を張ったアクロバティック落語?が観れなくなったのは少し寂しいですが。その分上半身と、手の動き、顔の表情に磨きがかかったような。

今回の演目は「品川心中」でしたが、随所に喬太郎節を吹かせて、見るものを喬太郎ワールドに引き込んいきましたね。相変わらずの天晴!です。

いやはやあっという間の2時間。
心底笑わせてもらいました、本当に楽しかったです。お三人さん、ありがとうございます。

 

 

 

両さん、お世話になりました、ありがとうございました。
美味しい中華そばと、大爆笑の落語。落語はやっぱり下町が似合いますね。

またご縁があった時は、駅前で凛々しくお迎えしてくださいね。

 

 

PS

いまこのブログをアップしようとしてたら訃報を知りました。

寄席で何度かその芸を楽しませてもらった色物、紙切りの大家 林家正楽さんがなくなっというのです。

 

 

僕が知りうる中で紙切りを生業とする芸人さんは三人。その中でも、体をすこーしゆすりながら紙を切り、「この間変なお客様がいまして。。。」のネタは、独特のゆるーい間を作ってくれて、見てるだけでほっこりしました。

で、お題に即した完成品を見て、そのクオリティの高さに思わず、背もたれから背が離れるほどに驚くのですが、このギャップがよかったですね。

残念ながら我が家にある、寄席でいただいた紙切りの完成品は、二つとも正楽さんのものではありませんが、和室に飾ってあるその切り絵を見たら正楽さんを思い浮かべることでしょう。

今年の初笑いの1月6日の浅草演芸ホールでの顔見世興行が、林家正楽さんを見た最後になってしまいました。
どうぞ御霊の安ら感ことを心からお祈り申し上げます。合掌。

 

 

 

 

 

今の趣味

一日は睡眠、仕事と自由時間が各々8時間ずつで構成されています。
趣味は自由時間で行うことができる、自分の楽しみとして愛好する事柄です。

六十代も折り返しに来て、高齢者の仲間入りをしたので、今の趣味の総点検?をしてみたいと思います。

 

 

同年代に結構いるかも。。。無趣味の人

人生百年時代といわれてもピンとこないですが、役職定年を過ぎて嘱託、その後ご縁があれば契約として働き続ける現代では、六十歳、六十五歳を過ぎても働く人が多いのが現状のようです。

その背景には、年金だけでは生活できない現実と、直面している人以外にも、人生百年時代に備えて体が動く限り少しでも働いて、蓄えたいという人も。
また少しでも社会貢献したい、老化防止のために働きたいなどの理由もあって高齢者になっても働く人が多い現実の日本では、成功してアーリーリタイアが理想の欧米とは考え方と現実で一線を画しています。

 

 

そんな僕と同世代の同僚友人知人と話をする中で、こんな会話が結構多いのです。

「〇〇(僕の苗字)は多趣味だからいいけど、僕(俺)は仕事なくなったら何しよう」

「休みの日は、自宅に仕事持って帰ってやってるね」

「退職後に備えて何か趣味を持たないと」

無趣味が悪いとは思いませんし、多趣味に関しても同じです。
ただ僕の鮪と同じ回遊性で興味関心が旺盛、ロックオンすると一途(笑)な性格は、常に何かをやっていないと、逆に落ち着かないのです^ ^;;


そんな僕の今の趣味を総括してみました。

 

 

寄席と温泉

寄席と温泉、間違いなく趣味ですね、ランク付けすると結構上位の。

寄席は浅草演芸ホールがメインで、上野の鈴本がアウェイ。新宿末廣亭が何年かに一度訪れる地方球場という感じです。

温泉も大好きです。旅で考えるのはまず料理(笑)、そして温泉ですね。
ただ僕は本格的な温泉通では決してない。だから泉質にとことんこだわることはないのです。

それよりも泉質も含め、湯船の大きさ、そこから見える景色、雰囲気などの総合評価が重要になります。



料理と物理

今はなきペコリのお陰でしょうね、僕がここまで料理が好きになったのは。
前から麺類が好きで、特にパスタ、ラーメン、蕎麦のトップスリーだったのですが、自宅で作る回数が一番多かったのがパスタ。

その流れからの今ですが、もう一つ深堀する自分に向いていたのが、調味料の分量、順列組み合わせ、投入のタイミングを変えると味が変化する。
火加減を変えると食材の歯ごたえ、歯触りが変わるという、ちょっとした知識、わずかな手間で完成度に大きな違いが出るという料理の特性も、探求心旺盛な自分の性格に合っていたのでしょう。

経済学部出身の文系。でもなぜか思考回路だけは理系といわれる僕が、物理にはまったのは大学一年生の時の一般教養で物理学を選んだことです。
その教授は一年間かけてアインシュタイン相対性理論を教えてくれ、これにはまったのです。

でも、社会人になってからは相対性理論どころじゃなく、社会で覚えること勉強することが満載でしばらくのあいだ、物理のことは忘れていました。

 

それまでの会社のトップ、最高経営責任者から五十歳にして宮仕えのサラリーマンになって、自分の時間を持てるようになり物理学熱が再燃し今に至るです。
今の最大の関心事は量子力学からの、この世はどうなってるの?ってことですかね。



ガーデニングとインテリア

僕がガーデニング?!っと学生時代の友人は吹き出しているいるかもしれません、それぐらい土いじりとは無縁なイメージだったのです。
しかし品川に住んでいた頃、急に菜園の神が降臨してきたのです。何もわからずに初めて手にした花はパンジーでした。ちなみに僕が大好きな画家のジョージアオキーフが描くのもパンジーが多いですし有名です。

その経験も影響したのでしょう、どうしても庭、ガーデンが欲しかった延長線上でのルーフバルコニー付きのマンションを選んだのかも知れません。

インテリア好きの訳は

 

barragan.hateblo.jp

 

に記しました。

今はインテリア計画のベースにあるバラガンのそれよりも、ポップに傾倒しすぎかもしれませんが、いってみれば「思慮ある大人ポップ」^ ^
そこに置かれてる椅子にテーブル、ソファーやインテリア小物、雑貨などの全てが、僕の納得のいく好きなものばかりです。

さて観葉植物をガーデニングの延長とみるか、インテリアの一部とするか意見の分かれるところですが、グリーンも大好きです。
今あるものだけで(というか、これ以上は限界ですが)、ベンガレンシス、オリーブ、ガジュマロ、シェフレラ、パキラ、フィカス、ベビーティアーズの七種類です。



食べ歩きとドライブ

食べ歩き、外食。。。結構多いほうだと思います、我が家では。
何しろ「行かなければいけない店」リストを、ホリディーというアプリに、各都道府県ごとにログしているほどですから^ ^

美味しい時間の共有は幸せの共有ですから、夫婦で美味しい店に出かけては幸せを満喫しています。


三輪車、自転車、バイク、車にジェットスキーホバークラフト。僕が過去に所有してきた移動手段のマシン。その中で一番好きだったのはバイクですが、体力と反射神経の若干の衰えと、家族の強烈な事故心配シンドロームに負けて手放してから、その代替は車に変わりました。

凝り性なので車に凝りだしたら散財のスケールが違うということを、強く自覚していたので五十歳を過ぎてからは、目立ち過ぎない国産車で、デザインが自分の感性に合っていて、ちょっとだけその気になれば多少はやんちゃな運転もできそうな一台を選び、それを長く乗り続けています。

運転は好きで盛岡や名古屋など片道、5,600㎞は平気のへの字ですし、家内も運転免許はありますが、どんなに遠い行程でもすべての運転を僕一人でします。

 

 

クリエイトとDIY

近頃は少なくなりましたがMacを使っての画像、映像、音楽を作ることは三十年来の趣味です。
多分1980年代の後半、1988年頃かな?まだAdobePhotoshopが世の出る前に、Macにはスパーペイントという実に秀逸なソフトがありました。

 

これは今はなきマクロメディア(アドビに買収)のスーパーなグラフィックソフトであったファイヤーワークスと同じで、ラスターとベクターを同時に扱えるアプリでした。スーパーペイントはファイヤーワークス登場のかなり以前からこの機能を有していました。

 

これを使ってグラフィックのいろは、デザインの基本、グラフィックソフトの使い方や使い勝手を勉強させてもらい今に至る、って感じです。
その後、Macのスペックの向上に歩調を合わせながら、音作り、映像作りにも趣味の範囲が広がっていきました。

DIYはDo it yourselfの略称。つまり自分でやるということですから、写真ような実家にあった昭和30年代の古い掛け時計を、そのころの感性(多分二十代後半)でリメイクしたものもDIYになります。

そういった意味では、如何にしてダウンサイジングするかが命題のマンション生活の中で、ちょっとした工夫や、あったら便利なのにないから自分で作るも立派なDIY。となるとこれも頻度の高い趣味の一つです。

大好きなコーヒーの用具入れや、光るテーブルに光るリビングボードのほか、細々とした自作の品が結構あります。

 

 

座禅とストレッチ

座禅とは体を整え呼吸を整え心を整える行為。だから必ずしもお寺で脚を組んで座すことだけが座禅とは限りません。
今年になってから土日のいずれかで、自宅の和室かリビングで40分座禅をしています。幸い座布もありますので、しっかり座禅に没頭できます。

また自宅に振動マシンがあり、これに一日少なくとも15分以上は乗って体全体を震わせています。この振動マシンに乗ってる時は、3㎏のバーベルで腕の筋トレをしています。

またそれに伴って、ないしは単独でストレッチを毎日行っています。人間の筋肉の70%は下半身にあるとされてますので、特に意識して屈伸などをランダムに行っています。

 

さて、この座禅とストレッチを趣味かと問われると、即答できかねる部分も否定できません。これは毎朝の読経と参拝と同じように、日課じゃないの?といわれると、そうであるようにも感じます。



映画鑑賞と音楽鑑賞

高校生の頃からメンズクラブにJJと共に、スクリーンという映画専門の月刊誌を購読しているほどの映画好きでした。
大きなスクリーンと大音響で展開される映像は、TVのそれとは明らかに違い、自分がスクリーンに包まれるような感覚になりました。

今もシネコンに出かけて新作映画も楽しみますが、自宅にいながらアマプラやネトフリで旧作、名作を楽しめる時代。しかも大画面のTVで。ほんと便利な世の中になりました。

音楽鑑賞は移動中の電車の中、と言いたいのですが電車ではオーディブルで読書を楽しんでます。僕が音楽を楽しむのは料理を作ってるときや、掃除をしているときの「ながらミュージック」で、これはアマゾンエコーからアマゾンミュージックで流します。

もう一つはYouTubeミュージックのミュージックビデオをを映画を見る感覚で楽しむの二通りです。



ブログと読書

ブログは「思い出玉手箱」として、今もこうやって書き記しています。
それはいずれ来る魂だけの旅に出た後、俗世での思い出を僕の家族や友人に残すため。それとタイピングの練習も兼ねているかな?(笑)

毎年の健康診断や人間ドックの視力検査では、裸眼で1.5ぐらいと年齢からすると驚異の視力保持者なのですが、「見える」と「疲れる」は別物。
とにかく目が疲れやすくなっていて、特に読書をする程度の文字の大きさが一番疲れるのです。

 

そんなことで読書から距離を置いていいましたが、なんと「聞く読書」のオーディブルを知ってから、通勤の移動中のほとんどを「聞く読書」で過ごしています。
これはもう趣味の域で、最長一日の通勤時間が往復で4時間半なのですが、その間の全てで「聞く読書」が出来るのは幸せなのかもしれません。

 

金魚とフィギュア

ペットと呼んでいいのかな、金魚は。。。
さいころから犬が大好きで飼いたかったのですが、お稲荷様と相性が悪いとのことで(伏見稲荷に確認したら都市伝説だったみたいです)ダメ。猫はというと抜けた毛が商売道具のお着物につくということで、これもダメ。

結果、日本庭園の池で飼っていた父の趣味の錦鯉ぐらいしか、ペットらしきものと触れた経験がなく、しかも幼いころの自分に錦鯉にペット感はありませんでした。

そんなことで犬をペットにすることに何度も強く心が動きましたが、そのたびに「生き物を飼う」という難しさと責任、さらには旅好きで家を空けることも多い生活スタイルから、躊躇断念を繰り返してきました。

その結果辿り着いたのが、水の中だけが生活領域の魚。それも小さいメダカと金魚に落ち着いたのです。直接触れ合うことはできませんが、これはこれでかわいいですよ。

そしてフィギュア。
決して漫画好きじゃない僕とっての漫画、アニメは鉄腕アトムエイトマン鉄人28号オバケのQ太郎巨人の星あしたのジョーガッチャマンヤッターマンゴルゴ13ルパン三世。。。あれれ?結構あるな(笑)
その他にNHKひょっこりひょうたん島ブーフーウー、そしてサンダーバードも含めると結構見てきてますね。

ただ、その人形とかを集める趣味は皆無だったんです、つい数年前までは。
トリガーは何かというと、多分メルカリ。

娘が見てるだけでも楽しいし、レアものも多く出てるから興味そそるかもよ、との発言があり、それに乗ってしまったことでした。

初めに手に入れたのは「ふち子さん」
確かこれは当初カップヌードルの淵抑えの機能で開発されたらしいのですが、その小ささとOLの制服を着ながらも大胆なポーズでの展開に人気が集まったようです。

僕も小ささに惹かれました。そこからは、だったらルパン一味、というか峰不二子ちゃんでしょうという間に、あれよあれよという感じで集まりだしたという感じです。

 

最後に珈琲


これが最後でしょう、コーヒー。

少々長くなりますし、一度ブログに記した気もしますが、僕とコーヒーとの歴史。

その始まりは中学生時代。多分頂き物だったんじゃないのかな?自宅でサイフォンなるものを見つけました。今と違い情報入手が難しいい時代だったので、当時実家を離れて一人暮らしをしていた姉に尋ねたんだと思います、サイフォンの使い方を。

アルコールランプで水がお湯に変わり、それが下ボールから上ボールに上がっていく様が、理科の実験のようでとても楽しかったのです。

その頃はコーヒーの何たるかなどわかるはずもなく、面白がって上ボールにはレモンやミカンなどの柑橘系の果実を入れて、オリジナルのコーヒーを作って楽しんでいました。
いい加減の年になってから、海外のお土産でオレンジコーヒーなるものを頂いたときは、ちょっとした驚きとともに、自分の先進性がちょっと自慢気になったり、それも単なる偶然勘違いの領域、この話は人にするのよそうと思ったり(笑)

 

珈琲熱はその後も覚めることなく、高校大学時代も好きでした。
ただコーヒーが必需品になったのは、社会人になってからでした。

社会人一年生をファッションアパレルの営業職で迎え、お昼ご飯などいつ食べれるかわからない、24時間働けますかの昭和ど真ん中の時代。
だからこそ、たまにゆっくりお昼が取れるときの食後の珈琲と、珈琲と切っても切れないご縁のタバコは、まさに24時間働くためのメンタルエナジーチャージの、いわばセレモニー、儀式のようなものでした。

当時はアメリカンというお湯で割った、なんとも味もそっけもないコーヒーも流行っていたと記憶してますが、僕はブレンド一辺倒。

この濃い目の珈琲に合わせるのは、赤と白のパッケージが絵になるマルボロ、通称赤マル。この濃い焦げ茶色の液体と紫の煙の組み合わせが、至福のひと時でした。

余談になりますが、30年弱前に母を亡くした供養で始めたのが般若心経の読経です。そして母亡き後10年後に父が他界し、その供養としてやめたものがアルコールでした。
当時、生涯やめられないもののトップスリーは酒、タバコ、珈琲でしたが、供養の一環での決別なので、何があっても途中で復帰するわけにはいかない。。。

そこでこの三つを天秤にかけ、一番やめれそうなものがアルコールと判断した次第です。裏を返すとタバコと珈琲だけは、三途の川を渡っても続けてそうだったんです。
でも今は完全禁煙。というかタバコの煙も匂いも、体が受け付けなくなりました。あの一日ひと箱では済まなかったマルボロ@ヘビースモーカーの僕が。

理由は簡単です、人間命あっての物種です。
2018年に膀胱癌が見つかり切除手術をしたのですが、その際主治医に

「先生、タバコは。。。ダメですかね。。。」
「。。。???あなた、まだ吸う気でいるの???」
先生から禁止はされてません。僕の質問に対して結構な間をおいて、ゆっくり僕のほうを見ながら、素っ頓狂な顔をして、喫煙の意思確認をしただけです。

世の中には、この意思確認が禁止以上の強烈な至上の効力を発揮することがたまにあり、まさしくそのケースでした。


ということで「決して止めることはないであろう三つの趣味」のうちの二つは、父への供養の証として、体への自己加害の反省として去っていき、珈琲だけが残ったという訳です。


一日の珈琲との関わりです。
ここ数ヶ月、朝起きて最初に口にするのが無塩のトマトジュースにEXオリーブオイルを垂らしたものになってます。その後、家内がハンドドリップで入れたコーヒーを飲みます。


忘備録も兼ねて記しておこうかな、我が家の朝食スムージーのレシピも。
オートミール×スプーン3杯、プロテイン×スプーン1杯とビーツパウダー×スプーン1杯。そこにアーモンド飲料と豆乳を各々100㏄と水を少々。それにオリーブオイル少々と蜂蜜。残りはブルーベリー適量を入れてブレンダーで攪拌して完成です。

ずっとこれにバナナを半分ぐらい入れてましたが、今は中断してます。

勤務先でもコーヒーはありますが、自宅のDe'Longhiのコーヒーメーカーで淹れたものをmosh!のボトルに約4杯分持っていき、仕事中はこの珈琲を楽しんでます。
ちなみにミルクボトルはmosh!が俄然おすすめです。緑茶、麦茶用にTHERMOSでも持っていきますが、保温力が全然違います。


自宅後は夕食の後に、家内ならハンドドリップで珈琲を入れてくれます。
僕がやる場合はその日の気分で、力量維持のための点滴ハンドドリップ、エスプレッソマシンを使ってのカフェラッテ、またはマキネッタを使ってのエスプレッソのお湯割りのいずれかを楽しんでます。

たまにですが入浴前にもう一度珈琲を飲むことがあり、そうして考えると一日で確実に6杯は珈琲を飲んでることになりますね。

 

偕老同穴

なんでもいいです、夫婦で共通の趣味を持つことは大事ですね。
楽しみ喜びは共鳴する相手がいて倍増しますし、楽しみ喜びを感じているその瞬間こそが幸せなのですから。

子供たちも友人もみな大切です。しかし、子供たちは巣立ち家族を持ち、友人には友人の家族があります。だから、常に自分のそばにいる真の生涯のパートナーはお互いの連れ合いです。
この連れ合いと日々をどう楽しく過ごすことが出来るのかが、そのまま幸せに直結します。そのためには共通の趣味を持ったほうがいいのです。

ちなみに僕の趣味の中で家内と共通なのは、寄席、温泉、食べ歩きとドライブ(ナビゲーター専門)、映画鑑賞、音楽鑑賞、そして方向は違いますがDIYです。
温泉、食べ歩きにドライブはまとめると旅行ですね。でも各々単体でもやりますから分けていますけど。

寄席では周りを気にせずお腹の底から大笑い、寄席の後は目星をつけていた店で美味しいご飯を食べてまたにっこり。
ドライブでいい景色を楽しんで会話も弾み、温泉につかって「あ~いい湯だった♡」
ポップコーンを食べながらスクリーンで映画を観た後は、映画談議に花が咲き。

懐かしいミュージックビデオでは一緒に歌って、当時の思い出に浸る。僕が図工のDIYの最中、家内は編み物に没頭しお互いに完成形の夢を見る。。。

この瞬間、そのひとときが心から幸せだと思います、有難いと思います。